2月26日は雪が少し積もり風も無いので、早めにスキー場へ。花園第3リフトまで上がって少し待って最後の一人乗りリフトに乗って一番上部へ行きました。
山頂ルートはすでにオープンになっていましたので、思い切って山頂まで登ることにしました。南峰と北峰の中央の鞍部までの道のりが大変で、後ろから登ってくる元気な若者達にせかされながら、自分を励まして休まずに、20分ほどで鞍部に到着しました。
昨日に引き続き好天に恵まれ、山頂に向かって長い列が出来ていました。私も今回2年ぶりに登りました。1昨年は夫が骨折し、昨年はなかなかチャンスに恵まれず、今回は何とか北斜面を滑りたちという一心で、頑張りました。
暗部から西側の方は五色温泉が見えており、五色温泉に向かっているシュプールが出来ていました。五色温泉まで下りてしまうと、誰かが車で迎えにいかない限り、帰りが大変になるため、大半の人々は迂回してスキー場の方へ戻ってきます。
暗部から山頂までは緩やかな上りが続きますが、長い列になっていました。10分弱で山頂(1789m)に到着しました。山頂は次々に登るスキーヤーやボーダーで踏み場もないほど混んでいました。
山頂にある避難小屋です。
そのそばに「ニセコ観測所跡」なる石碑が建っています。 これは第二次世界大戦の冬季に北海道大学の中谷宇吉郎教授らの研究チームにより、軍事研究である零戦を使った着氷実験が行われた場所なのです。
私が先に着いて、周囲の写真を撮っている頃に、やっと夫が少しくたびれ気味に上ってきました。カメラが重く、望遠レンズも持っていましたので、重かったようです。
この日は羊蹄山も良く見えていました。山頂からのこの眺めは上って見ないと撮れないけしきです。