3月12日。今日からイタリアスーパードロミテスキーが始まりました。今回のフェロースキーツアーの参加者は、九州から北海道まで50歳後半から70歳代までの11名で、女性は私とY夫人の2名だけでした。
ホテルから眺めた景色で、朝陽が山を染めて良く晴れたスキー日和になりました。
スキー第1日目はヴィーゴディファッサで足慣らしです。9日間のスキーパスを購入(シニア券で300ユーロほど)し、ゴンドラに乗って上に上がっていきます。
コルチナダンペットをはじめとして14ものスキーエリアを擁するスーパードロミテは、コース総延長距離1220km、リフト・ゴンドラ数460基の世界最大級のスキーエリアです。
広々としたスキーエリアとどこまでも続く岩峰の景観を見せてくれ、どの山も鋭く切りたって風雨に強いドロマイト(苦灰石)で出来ており、2009年には世界自然遺産に認定されています。期待と不安を持ってスキー開始です。
ゴンドラを下りると岩峰が連なっていました。左後方に見えるのが最高峰のマルモラーダ(3342m)です。
似たような岩峰が続き、説明されてもなかなか覚えられません。
スキー場は広々としてどこも綿密に圧雪されており、深雪はありませんが気持ちよく滑ることが出来ます。
カナッツェエリアを滑って一旦山を下り、かわいらしい列車バスで移動です。
午前中十分滑って、
眺めの良いレストランでランチタイムです。牛のすね肉と厚みのあるハムステーキ。ちょっとボリュームがありました。イタリアはスイスと違って安くて美味しいのが期待されます。
昼食後の撮影タイム
午後はブッファーレエリアを滑走しましたが、どこを見ても独特な岩峰が続きます。
最後はこのコースを滑って終了。20kmほど滑走しました。
夕食前に皆が集まって自己紹介をしました。一部仕事をしている人もいましたが、ほとんど定年退職をしていて、個性がある人たちのようです。驚いたことにフェロースキーツアーに全員が参加したことがあり、20回以上参加して世界中を滑った人達もいました。