1月20日、この日は兼ねてより予定していたニセコアンヌプリ山頂からのバックカントリーの日です。
8時に宿泊のアルペンホテルに集合して、ガイドの藤村氏より説明を聞き、雪崩事故対策用の3種の神器(スコップ・プローブ・ビーコン)の使い方の指導を受けました。私どもは3回目ですが、これまでは使わなくて済んでいますので、毎年新たな気持で説明を受けています。
この日の参加者は私ども夫婦と広島のMさん、山口のOさん愛媛のAさんの5人で、夫は2年前に膝の人工関節の手術をして完治はしていませんので不安感がありました。しかし、藤村氏の奥様もついてきて下さることになり安心しました。
9時半ごろアルペンホテル前のセンタフォーリフトから乗り、最後の一人乗りリフトに向かいました。
最後のリフトを下りてからは、ザックにスキーをつけて歩き始めます。止むを得ず手袋を脱いで作業をすることが多いため、手袋はインナーが必要です。私達は写真を撮ることが多いのでインナーは必ず着けていますが、Oさんはインナーをなぜ使っているのか、今回良くわかった!と、素手での作業に冷たそうでした。
最初は真っすぐ直登するのでつらいのですが、しばらくすると傾斜も緩やかになり、斜めに進んで25分ほどで鞍部に到着。
最初から40分ほどゆっくりと歩いてやっと山頂(1308m)に到着しました。藤村氏はプロのカメラマンですので、今回もあちこちで写真撮影をして下さいました。初めは視界も良かったのですが、次第に五色温泉側からの風が強く吹いて、山頂に着いたころは、前方がよく見えなくなりました。
特に滑り始めの北斜面のとっかかりは傾斜も45度以上あり、藤村氏の後ろを必死でついていくのみです。良く見えていないので滑ることが出来たのかもしれません・・・・ここからは格好よく滑る各メンバーの写真をご覧ください。
バックカントリーは初めてだと言うOさんの滑りです。ゲレンデスキーは抜群の方ですので、さすがに格好良く滑っていらっしゃいました。