3月11日(スキー9日目)
この日も吹雪状態でリフトも3本くらいしか動いていません。ともかく動き出したオリンピックのゴンドラに乗って街に向かって細いコースを下りましたが、ツルツルの状態で雪面も硬く最後は初心者用リフトに乗って、上手なMさんに滑り方の特訓を受けました。私は左右のスキー共にエッジを効かけるようにした方が安定するよと、教えていただきました。
午前中で早々に引き揚げ、バスに乗ってティーニュの街に出かけることになりました。ヴァルディゼールから山の奥へ向かった標高2100mに街があり、ここのスキー場は雪質も良いそうです。
山の中に入ると崖に流れていた水が凍りついてツララになっていました。バスで25分ほどで大きなダムが見えてきました。このダムの建設後ダムの湖底に沈んだ街の人達が、その保証金で牧場などをスキー場に変えて、広いスキー場エリアを街全体で造って、今に到っているそうです。まさに新しいスキー場という感じになっていました。
吹雪混じりの中まだ滑っている人もいましたが、寒そう。街全体がコンドミニアムやホテルの建物という感じでした。2時間ほど買い物をしたり、見物をして長い間待たされたバスに乗って宿に帰りました。
夕食は蕎麦を日本から持ってきた人がいましたので、玉葱と人参とオリーブ油に小麦粉代わりにジャガイモをすりこんで天ぷらを作り、天ぷらそばをいただきました。