フランスから帰国してしばらくは体調がなかなか戻らず、ゴロゴロとしていました。ひたすら膨大な写真の整理をするだけでした。
そこへ届いたのが春の香りの土佐分担。毎年送って下さる友人に感謝です。早速ストーブの上で「マーマレード」作りです。
更に「甘平(かんぺい)」と「デコポン(不知火)」です。「甘平」は初めていただきましたが、とても甘くてびっくりでした。愛媛県の果樹試験場で誕生した新種で、「西の香」に「ポンカン」を掛け合わせたものだそうです。外皮が薄くて甘い果肉がぎっしり詰まっている感じです。
「デコポン」は甘くて香りがあるのが特徴です。「清見」と「ポンカン」を掛け合わせたもので、品種名は「不知火」とのこと。マーマレードにすると苦味が少なく甘みがあります。忙しくなりました!
スキーに訪れていた長崎のTさんが長崎伝承の料理と言われている「ハトシ」を送って下さいました。
子供のころから長崎で育った夫も食べたことが無いと言っていましたが、しっぽく料理に出されているとか・・・海老のすり身などを食パンで包んで冷凍されたものを、油で揚げて頂きました。サクサクとして海老の味がふわっと口の中に広がりました。
我が家の近くはまだ雪が多いのですが、少し外れると「フキノトウ」がたくさん出ていました。そろそろ春の山菜が楽しみになってきました。