神仙沼を後にして、私達は五色温泉から俱知安町へ戻る途中の道道58号線沿いから入り込む鏡沼までのルートを登ってみることにしました。夫は珍しく足の痛みが少ないようでした。
登山口から数回のアップダウンのルートで、40分の道のりです。
ルートの両サイドには「エゾアジサイ」のブルーと薄いピンクの花やノリウツギなどの花が咲いていました。
中間地点に小さな渓流の渡らなければならない個所があり、滑らないようにバランスよく石の上を伝って渡ります。雪解けの頃は水量がかなりあるのですが・・・
ニセコアンヌプリの北東斜面中腹に位置する鏡沼は、標高570mで、湿原の中にぽっかりと穴が開いたように湖沼が広がって、文字通り鏡のようにニセコアンヌプリや周辺の木々を映り込んだ景色は、素晴らしいです。
この日は良く晴れていましたので、青い水面に映り込んだ様々な雲がとても印象的でした。
ここは観光客がハイヒールで来るようなところではありませんので、どちらかと言えばニセコ周辺の「穴場」と言っても良く、清涼な空間が作られて、私達のほかは一人男性が訪れただけでした。