山口五郎の幻の名曲『秋に寄す』のLPレコードが手に入った。
この曲は、「昭和35年NHKの委嘱で作曲された」もの。
山口五郎といえば、琴古流尺八の大御所で人間国宝になられた。
その唯一の作曲が『秋に寄す』。
古曲や本曲しか吹かないと思われていたのが、なんと、フルートの
ような細やかな旋律。それを5孔尺八で正確に見事に吹かれた。
一度ラジオで聞いただけで、その旋律は深く心に残り、ずっと
ずっと、憧れていた曲だった。
3ヵ月前、慶応の琴と尺八のクラブ“竹の会”後輩の後藤氏が、
「この曲を吹きたい」と、私のところに習いに来られた。彼もまた、
この曲を聴いて、深く思いを秘めてきたのだった。
私も彼に触発されて、この曲に挑戦することにした。すると思いは
通じるものである。東大で山口五郎氏に師事された中原拡盟氏
から楽譜を拝借することができ、ネットで検索していたら、偶然にも
オークションに出ていたのだ。
「期が熟した」というべきか、本当に不思議である。「山口五郎師
以外誰も吹けない」というこの幻の名曲『秋に寄す』を、11月3日の
「一路会」で披露すべく、目下練習中である。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
私のメールは goo3360_february@mail.goo.ne.jp
この曲は、「昭和35年NHKの委嘱で作曲された」もの。
山口五郎といえば、琴古流尺八の大御所で人間国宝になられた。
その唯一の作曲が『秋に寄す』。
古曲や本曲しか吹かないと思われていたのが、なんと、フルートの
ような細やかな旋律。それを5孔尺八で正確に見事に吹かれた。
一度ラジオで聞いただけで、その旋律は深く心に残り、ずっと
ずっと、憧れていた曲だった。
3ヵ月前、慶応の琴と尺八のクラブ“竹の会”後輩の後藤氏が、
「この曲を吹きたい」と、私のところに習いに来られた。彼もまた、
この曲を聴いて、深く思いを秘めてきたのだった。
私も彼に触発されて、この曲に挑戦することにした。すると思いは
通じるものである。東大で山口五郎氏に師事された中原拡盟氏
から楽譜を拝借することができ、ネットで検索していたら、偶然にも
オークションに出ていたのだ。
「期が熟した」というべきか、本当に不思議である。「山口五郎師
以外誰も吹けない」というこの幻の名曲『秋に寄す』を、11月3日の
「一路会」で披露すべく、目下練習中である。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
私のメールは goo3360_february@mail.goo.ne.jp