現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

まいったまいった その2

2009-10-23 07:17:56 | 虚無僧日記
昨日、津市のリジョン(お城ホール)で、一絃琴リサイタルの
リハーサルがあった。90分の演目を朝から夜まで4回通し。
360分、6時間。唇も手も腫れてきた。本番大丈夫かいな。

それより、先日の練習の時は、お寺の本堂だったので寒
かった。一絃琴の方は、力が入ってどんどんピッチが上が
ってくる。尺八は寒いので下がる。20も30hzも違ってくる。

そこで尺八を高めに改造して臨んだら、ホールは照明で
暑い。一絃琴は、弾いているうちに絃がゆるみどんどん
下がる。尺八は上がる。目一杯メッて吹いても合わせられ
ない。これでは音もさえない。参った参った。
今日本番。一絃琴を高めに調弦してもらうか。本番は怖い。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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まいったまいった その1

2009-10-23 06:51:29 | 虚無僧日記
ヤフーオークションで鎧を見ていたら、「会津○○」と書いた
紙が鎧櫃に張ってあるのを見つけた。出所が明らかなのは
珍しい。しかも会津ゆかりの鎧とあっては見過ごせない。
これは大変と「会津会名簿」を探すと「○○」姓は一軒だけ
あった。
さっそく電話して 「御注進、御注進、貴殿のご先祖様の
鎧がネットオークションに出てますぞ」と。

しかし、喜ばれるかと思いきや、先方は冷静だった。まず
ネットオークションをご存知ない。「そのようなものは、
騙されることが多い」と思っておられるようだ。たしかに、
見ず知らずの人から名簿を見ての電話だ。いろいろオーク
ションについて説明し、入札の方法まで教えてさしあげたら、
かえって警戒された。

つまり、「会津会」の名簿でまず名前を調べ、「あなたの
先祖の鎧ですよ。買いませんか」と売り込む、新たな詐欺
と思われたようだ。参った、参った。

なるほど、私など、すぐ騙され、絶対この話には乗ってしまう
方だ。以前「牧原家系図」という売り込みがあって8,000円で
購入した。中身は全くでたらめ。当家の先祖の名も一人出て
くるのだが、江戸中期の人なのに、「戊辰戦争で戦死」した
ことになっている。まったくやられた苦い経験がある。