現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

元気な94歳

2009-11-10 19:37:48 | 虚無僧日記
11/10 毎月10日は、中区平和福祉会でボランティア演奏。
今日初めてデイサービスに来られたお年寄り。今年94歳と
聞いてビックリ。70歳くらいにしか見えない。
「本当ですか?」と声をかけたが反応ない。耳が遠いのかと
思い、「おいくつですか? 」と大声で聞くと、「20歳」と。
ボケとんのかしら、と思ったら、「そんな年もあった」と
周りを笑わせる。

今日は、鈴花の箏と、私の鼓と尺八で『松尽くし』を演奏した。
鼓を見て「貸してみろ」というしぐさをするので、渡した時、
手探りするので、目は悪いのかしらと思った。

童謡『村祭り』や民謡『花笠音頭』では、鼓を上手に打つでは
ないか。

一通り終わって、別室に移動する時、私が手を差し伸べると、
ギューッとしがみついてくる。両脇を支えながら、やっとこさ
立ち上がって、よちよち歩き。やっと数メートル歩んだところで、
職員の加藤さんが「なにぃ、○○さん!」と声をかけると、突然
シャンとしてスタスタ歩いて行ってしまった。「ちゃんと歩ける
じゃん」と、あっけにとられている私に皆大笑い。

別室で、一緒にお菓子とお茶をいただく。離れたところにある
テレビを見て「あれ橋幸男だ」と。なんだ見えている。目もいい。
さらに、「松尽くしは知ってましたか? 」と聞くと、「知らない」
といいながら、「一本目ぇ~わあ 池のまあぁつぅ、二本めぇえ
ぇぇわぁ庭の松」と三番までスラスラ歌うではないか。

「目も耳もしっかりしているんですね」と話かけと「歯もしっかり
している。あ、これは入れ歯」と、とにかく、目も耳も頭も、足腰も
しっかりしている。頭の回転もいい。愉快なおばぁさんに、私は
すっかり騙されたのだ。。それで94歳とはおどろき、もも(桃)の木、
びっクリ(栗)の木だった。

老人ホームでは、いつも元気をもらって帰ってくる。

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「沈まぬ太陽」を観ての感想

2009-11-10 08:38:15 | 「沈まぬ太陽」を観て
山崎豊子原作『沈まぬ太陽』についての、私なりの感想は、
カテゴリーを別に立てましたので、カテゴリー蘭の「沈まぬ
太陽」をクリックして、読んでください。
千代田生命在職中の組合活動や、政治家との癒着など
ヤバイことも書いています。


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良い人脈ができそう

2009-11-10 07:03:56 | 虚無僧日記
今週の占い

「社交運が活発になる週です。貴重な人脈を獲得できる
可能性大なので、格調高いセレモニーやうるさ型が集まる
会合にも積極的に出席しましょう。一見怖そうな人ほど
仲良くなれる暗示があります。
一方、オシャレへのこだわりと関心も高まる模様。頭の
てっぺんからつま先までガラリと変えてしまってOKです。
ひそかにあこがれている人物をマネるのも良さそう」だと。

ふむふむ、昨日は「○○流詩吟」の五周年記念祝賀会。
各流各会派の先生方も多数来賓として参集された。会を
取り仕切る××会長。“一見やくざの親分”を自認されて
いる、怖そうな方だが、私はすっかり気に入っていただけ
たようだ。来年の能楽堂での仕事もいただけた。。

昨日はたくさんギャラをいただいた。そのお金で、スーツ、
カラーシャツ、ネクタイ、靴一式を買いそろえた。

来週は、セントレア空港、徳川園他イベント続き。新調
したスーツでバシッといける。

その店の等身大のポップ広告のモデルは、三浦友和
だった。『沈まぬ太陽』の行天常務役だ。トップに昇り
つめる姿は格好いい。だが、私が「秘かに憧れている」
のは「三浦友和」ではなく山口百恵なのだが。百恵ちゃん
の“不変の人気”に少しでもあやかりたい。


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能楽観賞

2009-11-10 07:03:44 | 虚無僧日記
観世流の定例能に ご招待いただいた。
「今週の占い」通り、格調高いイベントに積極参加だ。
こうしたお付き合いをさせていただけるのも名古屋だから
こそ。

チケット7,000円。2枚で 14,000円では、おいそれとは観に
行けない。観客の客層が違う。能は初めてという鈴花も、
難解な台詞とスローテンポにはついていけないかと思い
きや、能の完成された世界に引き込まれたようだ。

橋懸りからの出入りや、囃子方の所作、すべてが無駄がなく
極め尽くされている。シテが演じている間、ワキは10分20分、
微動だにしない。静止した“無”の美しさ。 開始ベルもアナ
ウンスも解説もない。能管と鼓と大鼓の調べで始まり、最後は、
全く無音の静寂の中、橋懸りへシズシズと消えていく。
すべてが、邦楽のコンサートとは違う 極めつくした様式美に
感銘を受けた。

来年の能楽堂での「一路会」は、能の演出に準じて行おう。
開始ベルもアナウンスも無し。司会の解説も無し。舞台設営、
箏の出し入れも粛々と“見せる”所作にしたい。と、鈴花と
私の感性はいつも一緒だ。大変参考になった。


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アクセス数300超えた

2009-11-10 07:03:24 | ブログ
朝起きるとまずパソコンに飛びつく。いやアクセス数が
気になって 早々に目が覚めるのだ。アクセス数に あくせく
している私。朝起会も遅刻。もうパソコン・ホリックか。

久々に 300を超えて 302件。あと一歩で 2,000番台。やはり
『沈まぬ太陽』がタイムリーなテーマだったのか。

夏の「九州 虚無僧の旅日記」は 意外と 不発だった。
虚無僧では、引いてもらえぬのかのう。時流に乗らねば
虚無僧も 生きていけない。どうも 最近“俗っぽく”なって
きた。

一休の云う「有漏路、無漏路 (うろじ むろじ」、悟りと
煩悩の間を ウロウロ、行ったり 来たり している私だ。