現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

黒い袈裟

2009-11-30 21:02:08 | 虚無僧日記
先日中日新聞に載った虚無僧が付けていた袈裟は「赤」
だった。虚無僧研究家の岡本竹外氏、神田可遊氏も
赤い袈裟と記憶している。

京都明暗教会、紀伊由良興国寺の法灯会など、それぞれ、
揃いの袈裟を作っているが、その他は個人の趣味。
虚無僧の袈裟は、肩に掛ける独特のもので、特注です!。

私も袈裟は幾つか持っている。もう2枚はボロボロになった。
舞台用は着物の帯で特注した「金キラキン」のもの。5万円も
した。旅に出る時は中国製、5,000円のチャラチャラしたもの。

でもこうした“金襴(きんらん)”の袈裟は飽きてきた。
(“金襴”は“淫乱”で“要らん”か)。

そこで、このほど黒の袈裟を新調した。白い着物に黒の袈裟。
替え尺八を入れる袋は白。印籠と偈箱は黒。帯は黒地に銀糸と、
白黒で統一した。黒の袈裟は他に居ないだろう。

「そうしょく(装飾)系」から脱皮して、なんか本物らしく?
見えそう。
「こだわりを捨てよ」と言いつつ、カタチにこだわる私である。
明日から、このスタイルで旅に出よう。


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句読点を間違えると

2009-11-30 21:01:46 | 虚無僧日記
今日のニュースから

「親子確認できずなつよまる」の見出し。一瞬、
「親子確認できず、夏夜まわる」と読んで、なんのこっちゃ??
「親子確認で、きずな(絆) 強まる」でした。

小話をひとつ。
露天風呂の入り口に
「ここではきものをお脱ぎください」の立て札。
「ここでは、着物を お脱ぎください」と読んで、
素っ裸になったら、
「ここで、履物(はきもの)を お脱ぎください」でした。

その昔、電話もなく、電報が唯一の手段だった頃の小話。
「シンダイシャタノム」
「死んだ、医者頼む」?!
「寝台車 頼む」の とんだ勘違いでしたとさ。

明日からはしわす。こむそうはさむそう。
「明日から走れず。混むそう挟むそう」ではない。
「明日からは 師走。虚無僧は 寒そう」です。

またたびにでますので、
「またたび 煮てます」じゃない「又、旅に出ますので」

かえってからのごほうこくをお楽しみに。
「孵って空の誤報」じゃなくて「帰ってからのご報告」です。

さよならさよなら、さよ おなら、プッ


自業自得

2009-11-30 20:28:40 | 虚無僧日記
カート暴走のTBSスタッフ、“要注意人物”だった!(夕刊フジ) - goo ニュース

「カートがギャラリーの中に突っ込むなんて、“ありえない事故”」の
報道から一日経って、「事故は起こるべくして起きた」との報道。
運転していたのは、日頃から乱暴な運転で“要注意人物”だったとの
こと。「事故が起きなければ解らんのか。起きてからでは遅いのだ!」
と叱ってみても、取り返しはつかない。が、よくあることだ。

なんでも因果応報。原因が有って結果が有る。“自業自得”でもある。
『沈まぬ太陽』を見ても、日航機が墜落したのも整備不良、効率優先の
経営体質など原因はある。被害に遭われた方も、運悪くあの日航機に
乗り合わせたからだ。「新幹線にすれば良かったのに」と悔やまれても
仕方が無い、これも運命と思える。
また恩地(渡辺謙)が出世コースからはずされたのも自分の生き方。
行天(三浦友和)が最後は検察に逮捕されるのも“身から出たサビ”。
自業自得なのだ。

こうして、すべては宇津井健のように、自分を納得させることが
できると思ったが、先日の事件。

アメリカ人の子供達が、遊び心で、道にロープを張ったため、
バイクの女性が転倒して死亡した? 事件などは「自業自得」とは
言えない。「運が悪かった」とも言えない。やるせない痛ましい
事件だった。

広報紙の力

2009-11-30 07:08:29 | 虚無僧日記
新聞の販売部数が減少しているという。私も新聞を
とるのをやめた。この1年切り抜いて保存した記事、
講演のネタになる記事が全く無かったからだ。

気が付くと、私のマンションでも新聞をとっている
家は半分もない。これは意外だった。先日、虚無僧の
写真が大きくカラーで載ったが、「それを見た」と
知らせてくれた人はわずか3人。私がこの一週間で
接触した人100人中3人。新聞をとってはいても、
見た人はほとんどいなかったことになる。

昨日の「楊輝荘」での「紅葉を楽しむ会」には 1,000
人以上が来場された。名古屋市の広報紙やタウン紙を
見てらしい。私もネットで検索して内容を知った。
新聞に広告を出すよりも、タウン紙や広報誌(紙)に
載せてもらう方が、費用対効果は高いということか。


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