現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

断捨離 (だんしゃり) 一路

2011-03-10 17:03:03 | 虚無僧日記
今、降って湧いた「断捨離」ブーム。「ダンシャリ」? 
「仏舎利」のことかと思ったら、“ 捨てる技術 ”。
提唱しているのは「やまざき ひろこ」さん。

「入ってくるもの」を断ち、「くれる」というものも断り、
不要不急の物、一年間着なかった服、過去の思い出の品などは 
すべて捨てることによって、運命転換。新たな人生を切り開く。
それを実践する人を「ダンシャリアン」と。
(なんや「ダルメシアン」みたい)。

なるほど、わが家も、引っ越してきた時は、部屋に何もなく、
快適 快眠 生活だったのに、今や、すぐに 足の踏み場も
無くなるほど物が溢れ、稽古日のたびに、大慌てで、奥の
部屋に押し込め、そして、探し物。

「ゴミ山に、書類踏み分け 失くし物 見つからぬ時ぞ われは悲しき」
(本歌は「奥山に もみじ踏み分け 鳴く鹿の、声聞く時ぞ、秋は悲しき」)

毎日、2~3時間は、片付けと、探し物で、残り少ない人生を
無駄にしている。これではいけない。

この「新・整理術」、なんと、ヨガや禅を根拠にしている。

「不要、不急、不快、不適」なものを捨てるということは、
「執着心」を捨てることに繋がり、空間・時間・エネルギーに
ゆとりが出て、新しい人生が開けるというのだ。

私も、そのようなことをテーマに講演しているのだが、実践が
伴わない。今すぐ「ダンシャリアン」になろう!。

サラリーマン川柳

2011-03-10 16:53:27 | 虚無僧日記
「サラセン」の名で定着した「第一生命サラリーマン川柳」。24回目の
作品から 私に関連ある句を選ぶと

①「好きにして 昔肯定 今否定 」

そうそう、そうだった。単身赴任先から、電話で「 ぼく、会社 辞めることにした 」と
言ったら、「 好きにして 」と妻。そして送られてきた「 三行半 」。

②「 いつかやる きっとやるぞと もう定年 」
③「 天職を 求めて転職 今無職 」

④「 コンビニで 整いました 母の味 」

そうそう、なんでもコンビにで 間に合う。そこで一句。

 「コンビニで すべて まにあう 妻の味 」

⑤「老人会 65才は パシリ役 」

ふむふむ、詩吟の会でも、尺八の会でも、ラジオ体操仲間でも、
朝起会でも、私 ( 63歳 ) が 最年少で「使い走り役」だ。
そこで一句

「高齢化、60代が 世話役 恒例化」


⑥「 また買って しまって忘れて また買って 」

そう「また忘れて、買ってしまって、ごみの山 」だ。

 「おそろしや そろそろ始まる 痴呆症 」

虚無僧は「プータロー」?

2011-03-10 16:10:53 | 虚無僧日記
「プータロー」は、「働きもせず、ブラブラしている人」。その中で
「年齢15歳〜34歳の者」を 特に「ニート」と言うそうな。

語源はよくわかっていない。「浮浪者」「風来坊」「poor」などが 語源とも。
ならば、私「虚無僧」も「プータロー」の仲間か。

ところで、「プータロー、ニート」は男性に限るのだろうか。学生でもなく、
働いてもいない女の子は「プー子」とも呼ぶこともあるとか。ひと昔前は
「家事手伝い」。「家事」を「火事」にひっかけて「消防団勤務です」なんて
言ったもんだ。(言わないか)。

最近、出産しても 女性が働きに出、男性が育児休暇をとって 家で子供の
世話、炊事、洗濯、家事一切をする家庭が出てきたそうな。私の知るところ
2人もいる。

第一生命の「サラリーマン川柳」に

「イクメンと 乗せられ 今や 家事すべて 」(専業主夫)

「育児をする男」で「イクメン」だそうな。

今や、女性の平均年収が 男性を上回ったそうな。そういえば、最近の若い
男女は、女性が自転車をこいで、男性が、後ろにチョコンと乗っている
ことが 当たり前になってきた。情けないやら、うらやましいやら。
男にとって「いい時代」になったもんだ。