3/20(日)朝のラジオ 『都一中の夢中人』で、
「三味線や琴、尺八は、なぜ 日本の楽器店で
売ってないの」という質問に答えていた。
答えは「売れないからです」。
なるほど、「ヤマハ」の前社名は「日本楽器」なのに
洋楽器しか扱っていない。
なんと「ヤマハ」は、浜松の虚無僧寺「普済寺」が
明治になって廃寺となっていたのを、山葉寅楠(とらくす)が
借りて、そこで「風琴(=オルガン)」を製作したことに
始まる。
「ヤマハ」は、ピアノの製作では、今や世界のトップレベル
までになった。エレクトーンを開発して、各地にエレクトーン
教室を開き、多くの子供達に音楽教育を施した功績は大きい。
その反面、ヤマハは「邦楽」を「音楽」としては認めて
こなかった。
ところで、都一中氏はこんなことも。
「バイオリンだってトランペットだって、プロの演奏家は
楽器店では買わないでしょ」と。
なるほど、琴、三味線は 邦楽器の専門店でしか買わない。
尺八にいたっては、邦楽器店の店頭に並んでいたとしても、
プロ奏者は買わない。プロは、製管師に特注して、直接に
買うのだ。弟子は 師を通して買うという 伝統もある。
邦楽の師匠は、月謝の他に免状料、そして楽器を仲介して
見立て料が、生活の収入源だったのだ。それが今や、ネット
オークションで かってに 買ってくる時代になった。
「三味線や琴、尺八は、なぜ 日本の楽器店で
売ってないの」という質問に答えていた。
答えは「売れないからです」。
なるほど、「ヤマハ」の前社名は「日本楽器」なのに
洋楽器しか扱っていない。
なんと「ヤマハ」は、浜松の虚無僧寺「普済寺」が
明治になって廃寺となっていたのを、山葉寅楠(とらくす)が
借りて、そこで「風琴(=オルガン)」を製作したことに
始まる。
「ヤマハ」は、ピアノの製作では、今や世界のトップレベル
までになった。エレクトーンを開発して、各地にエレクトーン
教室を開き、多くの子供達に音楽教育を施した功績は大きい。
その反面、ヤマハは「邦楽」を「音楽」としては認めて
こなかった。
ところで、都一中氏はこんなことも。
「バイオリンだってトランペットだって、プロの演奏家は
楽器店では買わないでしょ」と。
なるほど、琴、三味線は 邦楽器の専門店でしか買わない。
尺八にいたっては、邦楽器店の店頭に並んでいたとしても、
プロ奏者は買わない。プロは、製管師に特注して、直接に
買うのだ。弟子は 師を通して買うという 伝統もある。
邦楽の師匠は、月謝の他に免状料、そして楽器を仲介して
見立て料が、生活の収入源だったのだ。それが今や、ネット
オークションで かってに 買ってくる時代になった。