現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

3/11 大地震 虚無僧 再スタート 1日目

2011-03-11 23:08:27 | 虚無僧日記
虚無僧修行、100日を終えて、また1からスタート。

2時50分頃だったか、立っていて、ユラユラ クラクラ
目眩(めまい)がしてきた。1分近く続いただろうか。
ユラリユラリと信号機も揺れている。地震だ!
おやじしんだ。「おやじ死んだ」なんてギャグ飛ばして
いる状況じゃない。新幹線が止まり、名古屋駅は人が
あふれ出してきたが、みな意外と冷静。

6時過ぎて、駅構内の放送やテレビで、少しずつ
被害状況がわかってきた。東京も大変らしいと知り、
公衆電話から母に電話する。「照明器具が大きく揺れ、
冷蔵庫の扉も開き、怖かった」と。「マイセン」などの
食器類は無事とのことで、ひと安心。地震対策は
“ まぁいい線 ”いってる。

結局、夜10時半まで、名古屋駅に居たが、新幹線が
はいってこないからか、改札口前は 数十人ほど。
いつもより混雑していない。報道カメラマンも 
手持ち無沙汰。

年配の男性が「寒いのに頑張ってるねぇ」と御喜捨。
ご夫婦でみえた方が「何流ですか」と。そして
「『一二三(ひふみ)』のサワリだけでもお願いします」と。
今『一二三鉢返し』を覚える練習をしていたところなので
(待ってました) とばかり 吹き始めたが、風が冷たく
指先の感覚が無い。(ムムム) これも修行か。

最後に若い女性。キャリングバックを引いているので
旅行者か。ルンルン気分で帰宅して、テレビをつけて、
地震の余りの惨状に愕然。身震いした。

元イケメン、もっとイケメン

2011-03-11 10:13:16 | 虚無僧日記
3/10 毎月10日は、中区「平和福祉会」でボランティア演奏。
新人のT氏を伴って行く。デイサービス利用者のAさんも、この日を
楽しみに、尺八を持ってみえる。かつて尺八を吹いていたのだが、
脳梗塞を煩い 不自由な体になって20年。今 80歳で また、
尺八に挑戦している方だ。みなの前で、尺八を披露することが
生き甲斐になっており、お顔の表情もイキイキ、明るくなられた。

マネージャーの鈴花が、場を盛り上げるために「元イケメンのお二人」
と紹介すると、T氏が「もっとイケメン」と応じ、大爆笑。

「T&A」のお二人で『春の小川』『北国の春』などを吹奏すると、
すばらしい拍手。技術はつたなくとも、一生懸命に吹く姿は美しい。
胸を打つものがある。感動を与えるのは、技術より“ 心 ” 。
「心は見えないが、心づかいは見える」。そう“ 見た目 ”なのだ。


3/10 虚無僧 100日目

2011-03-11 08:56:53 | 虚無僧日記
昨年の 10月27日から始めた寒修行、昨日 3/10 で ようやく
100日となった。「ビギナーズ・ラック」とでも言うのだろうか、
当初は、いろいろな出会いがあり、ワクワク、ルンルンだったが、
最近は、見飽きられたか、私がマンネリ化したのか、日記に書く
ネタも少なくなった。

昨晩は、外人4人組が立ち止まり、私とツーショットで写真を
撮っていった。私の肩に腕を廻して、肩を組んで撮るのだから
驚くやら、あきれるやら。何事も“ 受け入れる ” 修行だ。
ご喜捨は、若い男性お一人様。感謝です。

100日を総括すると、一日平均2万人に出会い、ご喜捨は2人か。
一万人に1人。それでも 100日で 200人の方から ご喜捨を
いただいたことになる。過去10年で 1,000人は越えただろうか。
そう考えると、すごいことだ。

N氏を通じて、CATV「スターキャット」から、取材の
申し込みがあった。忘れた頃(忘れられた頃)に マスコミ
取材が入る。3/15に打ち合わせにみえるとのこと。
それまでに「断捨離」実行!。