現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

吉田兄弟と太鼓・尺八のユニット「WASABI」

2013-02-13 11:39:27 | 筝尺八演奏家
「ももクロ・夏のバカ騒ぎ」(西武ドーム)のオープニングを
飾ったのは「吉田兄弟」と太鼓・尺八のユニット「WASABI
でした。尺八奏者は「元永拓(もとなが ひろむ)」。

ネットで検索してみますと、
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4歳からヴァイオリン、中学ではトロンボーン。
幼少から少年時代を台湾、シンガポールで過ごし、
“和”に憧れを持つようになる。

帰国後、ヘビーメタル系バンドでギターを弾きながらも、
神社仏閣に関心を持ち、坐禅に取り組み、歴史小説を読み、
歌舞伎座に通う高校生になった。

大学で邦楽サークルで尺八を手にし、「NHK邦楽技能者
育成会」第44期生に合格。尺八トリオ「般若帝國」、
「日本音楽集団」に参加し、海外での演奏会や
学校公演を数多く行ってきた。尺八という現代では
めずらしくなってしまった楽器だからこそ、興味を
持ってもらえると感じている。

尺八の根本にある虚無僧の古典本曲に取り組むことが
ライフワーク。その要素が「WASABI」の音楽にも
影響を与え、メンバーがこれまで取り組んできた民謡、
御囃子、筝曲、本曲など、日本の音楽が持つ特徴を
出し合い融合することで、もっと強烈な音楽を生み出し
たいと思っている。
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昭和40年代に第一次尺八ブームを巻き起こした 青木鈴慕、
山本邦山、横山勝也、山口五郎の大先輩諸氏が第一世代。

その当時の学生三曲仲間が第二世代。私も含めて、この
世代は第一次世代の名人諸氏に隠れて、花開かずに朽ち
果てる運命。

そして今、第一次世代の子供たちが、第三世代として
育ってきた。

彼等によって、第二次尺八ブームが起きるか、そんな
予感がしてきた。尺八界にとってはうれしい。我々
第二世代は“つなぎ”であったか。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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