現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

日本刀の切れ味

2014-03-01 19:53:32 | 虚無僧日記
You-tubeで「日本刀で紙は切ってみた」というのがあった。
大刀でコピー用紙がスパッと切れる。実にあざやか。

それで、我家の刀でも試してみた。銘は「兼吉」。室町時代の
古刀。刃渡り2尺3寸(69cm)。

いやはや実に鮮やかに切れた。白鞘入りなので鍔が無かったため、
振り回していて、ちょっと右手の人差し指に刃が触れた。
しばらくして 気がついた。指に2cm程の切り傷。

ほんとに、日本刀は触れただけで切れる。そして、切り口が
薄いから、痛くない。そして血も出ない。

合戦や真剣勝負で、斬られても痛みを感じず、しばらくして
手傷を負ったと気づく話が多い。まさにこのことか。

カッターよりも切れ味がするどく、そして切り口が薄いのだ。
さすが日本刀!。

そこでだじゃれ

 「カッターで指切ったら痛かったー」
 「刀で切ったら 痛くなかったなぁ」

今日の新聞に、小学校に上がる児童に送る「入学祝い」として、
文房具の中に「肥後守」をと言う記事があった。「肥後守」とは
なつかしい。折りたたみできる小刀。子供の頃から小刀の
扱いを学ばせることは大事との説。

会津藩主「松平容保」は「肥後守」であった。
「会津中将様にあげたきは肥後守」という落首がありました。
意味おわかりですか?

「東海道広重美術館」のポスターに「虚無僧」が

2014-03-01 19:29:45 | 虚無僧日記
静岡県の由比、かつての東海道の宿場町「由比宿」の
本陣跡地に「東海道広重美術館」があります。いつぞや、
虚無僧で旅をしていて 偶然 見つけました。

ただ今、2月4日(火)~3月30日(日)まで「広重と江戸の
旅人」という企画展を開催中。

そのポスターに、なんと「虚無僧」が描かれています。

歌川広重の『五十三次名所圖會』(通称竪絵東海道)、
『東海道五十三次之内』(通称蔦屋東海道)、『東海道
五十三次細見圖會』を展示し、その中に描かれた江戸時代の
旅人、また旅の道具などが展示されているとか。

問題はポスターに描かれた「虚無僧図」。どうやら広重が
描いたオリジナルではなく、デザイナーが、広重の絵を
元に構成したとか。その原画を是非見たいので、三月中に
由比まで、また行くべい。

2.26事変 「消された真実」 

2014-03-01 18:41:09 | 太平洋戦争
「2.26事件」の真相が気になって、ネットで検索してみれば、
出るわ出るわ、有り過ぎて、真相は また暗闇に埋没。

「2.26事件」の真実に迫る番組がNHKで何度か 放映されて
いました。Youtubeで観れました。もう何年も前の番組です。
当時まだ関係者が生存していたんですね。

①1979年「戒厳指令『交信ヲ傍受セヨ』二・二六事件秘録」と、
②1988年「二・二六事件 消された真実―陸軍軍法会議秘録」。

当時、関係者や要注意人物の電話は盗聴され、当時としては
最新技術で、レコード盤に録音され、今日まで保存されていた
ことにまず驚きです。

事件発生前から関係者の電話が盗聴・録音されていたと
いうことは、「2.26事件」は事前に予知されていた?。


また、軍法会議で主席検察官を務めた「匂坂春平」法務官の
膨大な調査資料が遺族の方家に保管されていて、公開された。
すでに本になって出版されているようです。

番組では、「戒厳司令官」として 反乱軍を鎮圧する立場の
「香椎中将」が、「陸軍大臣告示」を 午前10時50分に
近衛師団に下達していたという事実から、反乱と鎮圧の
シナリオが事前に用意されていた。
そして、香椎や「山下奉文」さらに「荒木大将」や「真崎大将」
までが「反乱軍を幇助」した、というより、影の首謀者だった
のではないか。

しかし、真相が軍の上層部に及ぼうとした時、調査は中止され、
香椎以下、全員「無罪」となって、真相は闇に葬られたと
いうもの。

しかし、ネットの他のサイトでは、この点について、首相官邸
襲撃に加わりながら唯一人死刑を免れた「池田 俊彦」は
否定していたとか。


別のサイトでは「昭和天皇が仕組んだ陰謀」とか、昭和天皇の弟
「秩父宮」が陰で企てたクーデターとか。いろいろな説が載っていて、
結局は、何がなんだかわからず仕舞。


ところで、電話の盗聴記録の中に「中野正剛」の名が頻繁に
出てきていた。中野正剛は、私の母方の遠戚になる。
2.26事件のあった 1936年(昭和11年)「東方会」を結成し、
自ら総裁となった。後に東條英機と対立して投獄され、
出所後、抗議の割腹自殺をする。2.26事件の時、どのような
立場にいたのか、知りたいところである。