今日は、これから瀬戸に行ってきます。演歌尺八の森淳氏の
パフォーマンスが「瀬戸市の愛知製陶所・芸術家横丁」で
あるとのこと。彼とはネプチューン氏のところで会って以来、
３０ぶりに会います。
明日、５月５日は、名古屋城二の丸で恒例の「古武道大会」。
詩吟・剣舞の伴奏で出演します。
隣りの広場では、「名古屋おもてなし武将隊」のパフォーマンス。
そちらの方には観客がたくさん押しかけるのに、なぜか
ホンモノの武道は人気がない。いつも関係者のみ。
明日は「邦楽ジャーナル」の田中編集長が取材にみえます。
粛々と押し進めます。シュクシュクね。
毎日立っていると、その日その日で場の空気が違うのを感じます。
魚釣りでもそうですが「今日はダメだな、ボウズか」とか、「今日は
当たりがいいかな」と 感じるのと同じで、全く反応の無いダメな日と、
何人かの方がこちらを見てくれる、温かい空気を感じる時があります。
昨日５月３日は、その温かい気配を感じる日でした。
まず、地下鉄のホームで S さん親娘に。そして ６時頃には、Ｙさん
親子。その後、インド人の家族や若い男女も何人か入れてくれました。
そして極めつけは、Ｙ・天山さんが、高蔵寺からバイクで、わざわざ
会いにきてくれたことです。しばらく３０分も 側で 聞いておられたようです。
私よりずっと エンターティナーの方。「あんかけスパ」の店で ご馳走に
なりながら、お互いの情報交換。至福の時です。
実は 昨日は、映画「ビリギャル」を観て、あきらめない、がんばるの
心で奮起し、「千円 喜捨いただくまでは帰らない」と心に誓って、
夜７時半まで吹き続けていました。それでめぐり会えたようなもの。
ケータイを持たない私ですから、せっかく来ていただいても会えなかったら
申し訳けないことでした。７時半までカンバルという気で 立ち続けて
いたのも、神仏の思し召しと感謝。
このところ毎日、午後４時頃から７時半まで、名古屋駅前で
辻立ちしております。昼間はものすごい人で、流れが速く、
とても立ち止まっておれません。また、「ネパール震災の募金」や、
キャッチセールスやら、宗教の勧誘、路上での写真や色紙の販売などなど
いろいろ賑やかで、虚無僧は“お呼びじゃない、こりゃまた失礼しました”の
状況です。夕刻５時、６時は、家路を急ぐ人で 足は ますます速くなります。
布施をいただけるのは、夜７時頃からなのです。この頃になると、
歩いている人も、心の余裕があるようです。
