現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「生命」とは

2015-05-22 19:02:31 | 虚無僧日記

「生命」とは、実にうまい表現。

「生」は、「生きている状態」「なま身」。

しかし、命が無くなると、生物はたちまちタダの物質、物体となる。

だから、物質を生かしているのが「命(いのち)」。

つまり、「命と物体」の二つがあって「生命」。

「生」は「ノ」と「主」に分解。 天主= 神の造物

「命」は「人」と「一」と「叩」という字の合体。

「人は一度は叩かれる」。叩かれて死ぬということか。

そして「命」は、「みこと」=「神」、「神の声」「神の意志」

 

つまり「人間」は、「体という物体」と「命」の二つが伴ったもの。

体の他に「命」が必要。そこで「命」を「霊」「魂」「霊魂」とも。

そして、「肉体」はいつかは壊れるが、「霊魂は不滅」という

考えが生まれる。