「生命」とは、実にうまい表現。
「生」は、「生きている状態」「なま身」。
しかし、命が無くなると、生物はたちまちタダの物質、物体となる。
だから、物質を生かしているのが「命(いのち)」。
つまり、「命と物体」の二つがあって「生命」。
「生」は「ノ」と「主」に分解。 天主= 神の造物
「命」は「人」と「一」と「叩」という字の合体。
「人は一度は叩かれる」。叩かれて死ぬということか。
そして「命」は、「みこと」=「神」、「神の声」「神の意志」
つまり「人間」は、「体という物体」と「命」の二つが伴ったもの。
体の他に「命」が必要。そこで「命」を「霊」「魂」「霊魂」とも。
そして、「肉体」はいつかは壊れるが、「霊魂は不滅」という
考えが生まれる。