ケイの読書日記

個人が書く書評

岸本葉子「女の底力、捨てたもんじゃない」

2005-08-04 14:03:12 | Weblog
大好きな本・読んだ本

 サナダ虫さんが京極夏彦「姑獲烏の夏」のことをブログに書いていらっしゃて、それを読んだらむしょうに「姑獲烏の夏」を読みたくなって本屋に買いに行ったが無い。信じられないかもしれないが、本当に無い。
 で、せっかく来たんだからと、ぶらぶらしていたら、大好きな岸本葉子さんの最新刊エッセイを見つけた。すごく得した気分。
 やはり、用はなくてもたまには本屋をぶらぶらしてみるものだ。

 日常生活のエッセイだから、あっという間に読めてしまう。でも『ブックオフ』いきには決してならない。特別な事が書いてあるわけではない。本当にささいな日常の出来事を題材としている。ちょっと文章がうまい人なら、すぐ書けそう。でもこういうエッセイは誰にでも書けそうで、書けないのかも。
 とりとめの無い話だが、独特のユーモアがあって、あたりハズレが無く、楽しく読める。
コメント (2)
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