村上春樹の小説は、私にはどうも荷が重いが、エッセイとは相性がいいみたい。彼のエッセイは、適度なユーモアとちょっとした哀感があって、ページをめくるのが楽しい。
ずいぶん前に読んだ『遠い太鼓』という、ヨーロッパに滞在中に書いたエッセイも、すごく面白かったものね。
この『うずまき猫のみつけかた』というエッセイは、1993年から1995年ごろまでアメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ(ボストンの隣)で生活していた頃のエッセイ。大学の客員教授に招かれていたようだ。
肩の力を抜いて、のんびり書いている。
イラストはよくコンビを組む安西水丸だけど、写真は奥さんの陽子さん。猫の写真が多いのだ。猫のエッセイも多い。夫婦揃って猫好きなのだ。
住んでいるアパートの隣の家の飼い猫に、コウタローと勝手に名前を付け(本名はモリス)かわいがっているツーショットの写真もある。
洋猫ってカンジじゃないね。茶トラの、うちの猫・みぃ太郎に似ている。
「猫の調教チーム」というエッセイがある。
ハウスキャットに芸を仕込むのは、ライオンに芸を仕込むより、うんと難しいらしい。
しかし…私、去年ボリショイサーカスで、猫のサーカスという演目を見たよ!
綱渡り・輪くぐり・玉乗り…猫が芸をしている事にビックリしたが、熊とかライオンとか犬などに比べると、身体が小さい分、見劣りがしますね。かわいいけど。
そのエッセイの中で、村上春樹が「猫というのは人間に仕込まれるよりは、むしろ人間を仕込む事に習熟している」と書いてあったが、これに深く納得!!!
家の中に猫がいると、何をやっても怒る気が失せ、なんでもOKになっちゃうよね。
ずいぶん前に読んだ『遠い太鼓』という、ヨーロッパに滞在中に書いたエッセイも、すごく面白かったものね。
この『うずまき猫のみつけかた』というエッセイは、1993年から1995年ごろまでアメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ(ボストンの隣)で生活していた頃のエッセイ。大学の客員教授に招かれていたようだ。
肩の力を抜いて、のんびり書いている。
イラストはよくコンビを組む安西水丸だけど、写真は奥さんの陽子さん。猫の写真が多いのだ。猫のエッセイも多い。夫婦揃って猫好きなのだ。
住んでいるアパートの隣の家の飼い猫に、コウタローと勝手に名前を付け(本名はモリス)かわいがっているツーショットの写真もある。
洋猫ってカンジじゃないね。茶トラの、うちの猫・みぃ太郎に似ている。
「猫の調教チーム」というエッセイがある。
ハウスキャットに芸を仕込むのは、ライオンに芸を仕込むより、うんと難しいらしい。
しかし…私、去年ボリショイサーカスで、猫のサーカスという演目を見たよ!
綱渡り・輪くぐり・玉乗り…猫が芸をしている事にビックリしたが、熊とかライオンとか犬などに比べると、身体が小さい分、見劣りがしますね。かわいいけど。
そのエッセイの中で、村上春樹が「猫というのは人間に仕込まれるよりは、むしろ人間を仕込む事に習熟している」と書いてあったが、これに深く納得!!!
家の中に猫がいると、何をやっても怒る気が失せ、なんでもOKになっちゃうよね。
