他界した漫画界の巨匠が遺した未発表原稿。
発見された50枚の原稿には、若い女性を誘拐・監禁し、苦悶する姿をデッサンして殺害する≪漫画家≫なる人物が描かれ、さらには作中の被害者の顔は、35年前の連続女性失踪事件で消えた女性に酷似していた。
はたして、これは巨匠本人が描いたものなのか? 別人だとすれば、誰が何のために描いた?
作者は、現実に女性を次々に誘拐し殺した犯人なのか?
この謎を解くために、巨匠の未亡人は、元警官の女性探偵・優希に依頼し、彼女は元マンガ編集者でマニアの醍醐とコンビを組んで、調査を開始する。
この醍醐が、すごく癖のある男。アクが強すぎ。
人事に腹を立て、大手出版社を飛び出し、フリーの編集者をしている。
もともとデブなのに、独立後はストレスのためか異常に食べまくり、あっという間にプラス20㎏。
マンガに対する愛も知識も素晴らしいが、それをひけらかしすぎ! 背景の線一つで、作画者が桑田次郎の影響を受けていると、ずばっと当てる!!
桑田次郎って漫画家、知ってます? 若い皆さんは知らないだろうな。よほどのマニアでない限り。昭和33年生まれの私が、うっすら覚えている程度だもの。『エイトマン』の作者。テレビアニメの主題歌を覚えてますね。
筆者の長崎尚志が、もともとマンガ編集者でマニアックな人らしい。
キャラ的には好きになれなかったが、ストーリー展開は素晴らしい!! 犯人は誰なのか、最後までぐいぐい引っ張っていく。お勧めの1冊です。
発見された50枚の原稿には、若い女性を誘拐・監禁し、苦悶する姿をデッサンして殺害する≪漫画家≫なる人物が描かれ、さらには作中の被害者の顔は、35年前の連続女性失踪事件で消えた女性に酷似していた。
はたして、これは巨匠本人が描いたものなのか? 別人だとすれば、誰が何のために描いた?
作者は、現実に女性を次々に誘拐し殺した犯人なのか?
この謎を解くために、巨匠の未亡人は、元警官の女性探偵・優希に依頼し、彼女は元マンガ編集者でマニアの醍醐とコンビを組んで、調査を開始する。
この醍醐が、すごく癖のある男。アクが強すぎ。
人事に腹を立て、大手出版社を飛び出し、フリーの編集者をしている。
もともとデブなのに、独立後はストレスのためか異常に食べまくり、あっという間にプラス20㎏。
マンガに対する愛も知識も素晴らしいが、それをひけらかしすぎ! 背景の線一つで、作画者が桑田次郎の影響を受けていると、ずばっと当てる!!
桑田次郎って漫画家、知ってます? 若い皆さんは知らないだろうな。よほどのマニアでない限り。昭和33年生まれの私が、うっすら覚えている程度だもの。『エイトマン』の作者。テレビアニメの主題歌を覚えてますね。
筆者の長崎尚志が、もともとマンガ編集者でマニアックな人らしい。
キャラ的には好きになれなかったが、ストーリー展開は素晴らしい!! 犯人は誰なのか、最後までぐいぐい引っ張っていく。お勧めの1冊です。