午前7時の気温は、プラス20度。
どんよりした曇り空が続いておりまする。湿度も高い。
夏ですなぁ、、、
写真は忍路漁港にある北大の施設。
味わいのある建物で、ホテルなんかに改装すれば人気になるだろうに、などと思いましたです。
さて、
強烈な見出しに釣られて、久々「週刊ポスト」を買い求めました。
「霞が関か、アメリカか、それとも日本のドンなのか―日本権力構造のタブーをえぐる『小沢を消せ』と命じ続ける本当の黒幕」
確かに20年もの間、小沢一郎を徹底的に、執拗に「人物破壊」しているニッポン、いったいなんなんだろ?とは思います。
過日の週刊文春の大スクープ、「離婚した小沢一郎の妻の手紙」も、どうやら信ぴょう性は怪しい気配になってきておる。
ポストの記事は、鳥越俊太郎さんと東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋さんの対談と鈴木宗男さんのインタビュー記事などでござる。
鳥越・長谷川の対談では、「西松事件、陸山会事件、ともに検察は2回も不起訴処分を出している」「検事の調査報告書も完全なデタラメ」
ということで、結果的にはすべて不起訴処分だけれど、「小沢はこんな悪い奴だ」という印象だけは国民に残った。
なんで、ここまで検察はやるのか、そこが問題でござる。
長谷川さんは「小沢氏は『霞が関』の虎の尾を踏んだのではないか。そこには『暗黒捜査』を続けてきた法務・検察も含まれるでしょうが、本質的に小沢氏が霞が関にとって危険人物だった」としている。
小沢氏が「官邸機能の強化や政府と与党の一元化など、政策決定プロセスをがらりと変えようとしていた。さらに地域主権を主張し、地方分権基本法を提唱している」からだとしている。
つまりは、「官僚の気に入らないことをやろうとしているから叩かれる」ということらしい。
そういう意味では、橋下大阪市長も、次のターゲットになる可能性大じゃ。
官僚の怖いところは、検察も国税庁もあるってところ。
検察は、西松事件のように、事件そのものをでっち上げて「橋本はこんな悪い奴だ」と印象付けることもできる。
また国税も、節税対策したものでも「あれは脱税だ」として一斉捜査するってこともやる。
橋下大阪市長も小沢一郎と同様に、官僚にしてやられる可能性も否定できませぬ。
話は変わるけれど、今回の民主党離党騒ぎに田中真紀子が動かなかったのは、「相続税問題で申告漏れ」があり、国税庁、財務省に歯向かえないからだという話もある。
うがった見方だけれど、ない話ではなかろう。
一方、鈴木宗男さんは、文春掲載の小沢一郎の元妻の手紙について「文書はすべて民主党代議士の議員会館のポストに郵送されたそうです。タイミングはまさに衆院で増税法案が採決される直前。民主党内は賛成派と小沢さんが引っ張る反対派に割れている状況。-中略- 政治的に利用されてきたわけです」とか。
また自身のムネオハウス、ディーゼル発電所を巡るわいろ問題で「カラスの鳴かない日はあっても、ムネオが叩かれないはない」と言われたけれど、結局、立件されなかったという。
そして「背後には『国家の支配者』の存在がある。それは日本の強大な官僚機構です。霞が関にとっては組織防衛が至上命題であり、その権益を侵す存在は認められないのです」と述べておる。
政治家も確かに困ったもんですけど、おぢがいつも書いておるとおり、背後で政治家を操る官僚さまそこ、「国家の支配者」と、鈴木宗男さんは述べておる。
ニッポン国の本当の敵が、一体全体誰なのか、この国の「黒幕」がよくわかるのじゃ。
国家を事実上牛耳る、官僚さま、ホンに怖いけど、ここを壊さないと、ニッポン再生の芽は出てきませんです。
ハンパないのぉ!!