おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

豪ドル預金、その後

2012年07月07日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス18度。

今にも雨の降りそうな曇り空で、デッキは濡れておって湿度も高い。

いまんとこ、たいしたうっとおしい天気なのでござる。

日中はどうなるんだろ。晴れたらいいけどね!!

なにせきょうは、お近くの小規模校、樺山小学校で恒例の新緑祭。

これがお楽しみなのじゃ!!

去年のいまごろ、ネット銀行の住信SBI銀行で、いくばくかの豪ドル預金を始めましたです。

当時は1年のものの金利が、5.1%もあったためでござる。

ところが、為替がかなり上下し、そのリスクがけっこうあってびっくり。

買い付けた当時は、1豪ドルが85~84円台でござった。

その後、ジャンジャン円高が進み、1豪ドルが74円にまで。

つまり、一時は15%近い円高で、ひっくり返るような為替差損が発生。

命から2番目に大事なお金が、名目上とはいえ15%近くも目減りしたわけで、多少、ビビりました。

ではありますが、豪ドルベースで見ると、5.1%の金利(税引き前)がついて、この1年で確実に増えた。

円ベースでも見ても、いまは為替が1豪ドル82円どころでチャラ。

預金額は、さらに1年後になると、為替が多少上下したとしても、豪ドルベース、円ベースでも、大きくプラスになりそうでござる。

先日、ちょうど1年経って満期となり、そのまま元利継続にしましたけれど、継続したあと、よくよく見たら、1年物の金利が3.9%に下がっておって、またまたびっくり。

定期預金というのは、最初の金利が延々と続くもんだと思ってましたけど、この外貨預金は違うらしい。

で、さらによく見ると、同じ豪ドル定期でも3か月ものの金利が、なんと4.25%もある。

ってことで、1年定期をそそくさと解約し、3か月定期に変更いたしましたです。

手続き的には、1年定期をいったん解約、普通預金口座に入った豪ドルを、即、3か月定期にするだけ。

ネット銀行ゆえ、手続きはパソコン上で、チャッチャと終わる。手数料も、違約金などもござりません。

当初は5.1%の金利で、10年後には1.6倍と、取らぬタヌキをしておりましたけど、4.25%ではそうもいかんです。

とはいえ、1%だとか、それ以下の金利という口あんぐりの円預金に比べりゃ天地の差でござる。

ほとんど預金に意味がないどころか、ニッポンの国債が大暴落でもしようもんなら、超インフレに襲われ、大幅に目減りする。

もしこうなった場合、ニッポン円は、取り付け騒ぎで、銀行から引き出せない可能性もあるそうな。

そのときは、当然のことながらチョー円安となり、おぢの豪ドル預金は、大きな為替差益で大儲け。

ま、超インフレ下であれば、円に換えても、以前と同程度とは思いますがね。

それでも、インフレで目減りするお金が、これでカバーできる。

豪ドル預金は、為替が場合によっては20%近くも上下するので、名目上は、大きく目減りしたり、大きく増えたりのジェットコースター。

ではありますが、長期で、しかも豪ドルベースで見る限り、いまは4.25%もの高金利ですからドンドコ増える。

しかし、為替がどっちへ向かうかなんぞ、わかるわけがござりません。

1豪ドル70円台の円高もあるだろうし、1豪ドル90円の円安もある。

そんなことで、当面使わないお金や、子や孫、奥さんに残すお金があるのなら、そして、為替の差益や差損に一喜一憂しない方なら、金利4%を超える豪ドル預金は、お勧めと思います。

一番いいのは1豪ドル70円台で預金をスタートさせることですけどね。

ただし、円から外国通貨への両替や逆の両替に、たいそう高い手数料を取る銀行もあるので要注意でござる。

その点、手数料の安い住信SBI銀行はお勧め。

1か月3回まで、他行宛の「振込みが無料」ってのも魅力でござる。

さて、

つい先ほど、TBSテレビ「朝ズバッ!」を観ておったら、消費者庁の松原仁が出ておった。

なんでも、東電の値上げを圧縮するよう、消費者庁の立場から、もの申すのだそうな。

松原仁がたいそう威勢がよいので、みのもんたまで、「月光仮面のようだ」と持ち上げた。

バカなことを言ってはいけません!!

そもそも、東電を破たん処理しなかったから、こうなった。

政府がしっかり破たん処理すれば、当然のことながらJAL並みに給与削減などが、いとも簡単にできたのじゃ。

それを経産省の言いなりで放置し、1兆円もの税金を投入し、さらに電気料金値上げへの道筋をつけたのは、ほかならぬ民主党政権ではないのかね。

経費が多くなればなるほど、利益が増える方式、これは総括原価方式という、チョーおバカな電気事業法のおかげなのじゃ。

なんでも、東電はLNG(液化天然ガス)を世界一高い値段で購入しておるそうな。

そりゃ、総括原価方式だもの、高く買えば買うほど、利益が上乗せされるんだも、誰でも高く買いまする。

世界に類を見ない異常事態でござる。

この総括原価方式の電気事業法さえ変えれば、北海道から沖縄まで、ニッポンの電気料金は、あっという間に安くなる。

それを放置しておるのは、いったいどこの政党だってことじゃ。

笑止千万!!腹が立ってきました、プンプン。!!

そんなことで、次回の総選挙ですけど、その結果がすでに出ておるそうな。

第1党は自民党で、第2党が第3極となる政党、そして第3党が民主党だそうな。

哀れ民主党、第3党に没落でござる。

マニフェストを舐めくさった大ウソこきの民主党に、これでもう2度と単独政権などありません。

そして結局、自民、民主、公明の3党による連立政権になるらしい。

3党合わせても、支持率はわずか30%程度でござる。

守旧派が大集合する、官僚さまお好みの大野合政権の誕生じゃ。

少数派政党と、官僚さまに支配される我がニッポン国の先行き、まことに心配なことでござる。