おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

財務官僚が事実上の総理って???

2012年07月12日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス18度。雨でござる。

きょうもあすも、天気はよろしくないのだそうな。

ただし、農家にとっては恵みの雨か…

さて、

ヒキガエル野田を高く評価するなど、突然、わけわからん橋下大阪市長ですが、「あれは、小沢一郎とはくっつきません」というサインだとする見方もあるような。

もしそうだとしても、あまりに分かりにくい。

ホントに橋下が中央政治を目指すなら、小沢本人は不要でしょうけど、小沢チルドレンには、まともなにーちゃんやねーちゃんもいるでしょうから、その議席が欲しいはず。

「小沢さん、あんただけはいりません」というにしても、もっと別の言い方があるんではないのかね?

愚直に生きてきた(単なるアホともいいますが)おぢには、さっぱり分かりませぬ。

今週号の週刊現代によると、チルドレンのひとりで、今回離党しなかった、薬害肝炎問題で活躍している福田依里子さんが、一般人と結婚したそうだ。

だけどその「結婚相手」を隠しておるのだそうな。

その夫とは、実は法務大臣官房行政訴訟課に勤めている職員。

わざわざ「一般の男性」としたのは、この夫が7月から橋下大阪市長のもとで働くことになったためだそうな。

この夫、以前から橋下氏に惹かれておって、ブレーンに応募し、選考をクリアしたのだそうな。

そこで、様々な憶測を呼ぶことから、結婚相手は一般男性となったそうな。

この夫が、総選挙で立候補する可能性もあり、福田さんご本人も「維新の会」に移籍、という可能性もありってことだろか?

民主党の離党予備軍、鳩ポッポ一派だけではござりません、って話でござる。

瓦解寸前、哀れ民主党なのじゃ!!

一方、週刊現代に言わせれば、橋下維新の会は「政界のブラックボックス」だそうな。

橋下が首を縦に振れば、放っておいても、あちらからその穴に人が飛び込んでくるという。

確かにねぇ、民、自、公、どいつもこいつも、箸にも棒にもかからん「官僚の虜」なのじゃ。

虜は原発の規制庁だけではないのでござる。

 

ところで、

元朝日新聞の編集委員で、いまはフリージャーナリストの山田厚史さんがたいそう面白いことを書いておる。

その発言が、あれこれ物議をかもしたこともあるお方ですけど、これはニッポンの政治の現状を喝破しておる。

山田さんは、財務省OBの民主党議員の話としてこう書いておる。

「税と社会保障の一体改革というのは、増税しその上で社会保障を削るということです。無駄な社会保障にメスを入れない限り、財政再建はできない」

いやはや、びっくりでござる。

「税と社会保障の一体化」、さっぱり社会保障に手を付けず、事実上棚上げにして、どうにも怪しいとは思ってましたよ、そりゃぁ。

社会保障が「後回し」になるから怒っておったけれど、社会保障の拡充ではなくて、社会保障を「削減する」のが財務省の狙いだったというからあ然呆然じゃ。

躍らせされておるパペットでヒキガエルの野田は、ここに気が付いておるのか、おらんのか。

それにしても、とんでもない財務省の大暴走、旧日本軍並みでござる!!

呆れてものが言えませぬ。

山田さんは、こう書いておる。

「勝次官は主計局長の頃から『影の首相』と云われてきた。霞ヶ関・永田町に張り巡らされた情報ネットワークが財務省権力の源泉だ。予算配分権と人事権を握り官僚機構に君臨する。官邸には首相・官房長官らに秘書官を送り込み遠隔操作する。国会や選挙で責任を問われない官僚が、国会の外に長期政権を築き統治する。これが日本の特徴である。」としておる。

過日、おぢの見立てたのと同じでござる。

国会で、薄っぺらな言葉を、自信たっぷりの口調で喋る野田など、口パクのロウ人形に過ぎませぬ。

影の総理か、はたまた、週刊現代が言うように「天下人・勝栄二郎(財務省の王)」か、いずれにせよ、誰も選んでいない官僚さまが、我がニッポン国を支配しておるってこと。

ここを国民は自覚しないことには、何ンにも始まりませぬ。

ニッポン人はここに目覚めないと、ホントにヤバイと思うけど…