おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

エネルギー公聴会で、明らかなヤラセだ、コンニャロ-

2012年07月16日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス16度。朝霧があたりを漂っておりまする。

日中は、暑くなるのでしょう。世間は三連休の最終日、午後からは車の渋滞やあちこちで事故なんかもあるかしらん。

皆さま、ご注意くださいな。

写真は我が家のニャンコ一家6匹の団子でござる。仲がいいのか知らんけど、見た目キモイか?

今朝は午前7時を過ぎたころ、突然の停電でござった。一体全体何があったのか、なかったのか?

訳が分かりませぬ。

ご当地では、冬に除雪車が電線を切ったりで、停電することはありますが、夏は記憶がない。

どうしたのか?

そういえば、ご当地は「計画停電」の地域には入っていないのだそうな。

原発に近いからか? なんで特別扱いなのか?

よくわかりませんです。

分かっておることといえば、泊原発には、ベントがない、免震重要棟もないということ。

設置、完成するのは、いずれも2015年でござる。

加えて、水位計が誤作動し、大事故となったスリーマイル島原発と同じ水位計がついておるということ。

今年11月にも再稼働させたいらしいけど、これではどもこもなりませぬ。

奥尻島を襲った地震と同規模のものが、もう少し北で起きれば、泊原発はアジャパーでござる。

せめて、2015年まで待っていただかないと、危なくて、危なくて。

さて、

そんなこんなで、政府の原発に関する意見聴取会が14日(さいたま市)と15日(仙台市)で相次いで開かれた。

仙台市での開催は、東日本大震災の被災地では初めて、ってことで大注目でござった。

でもって、毎日新聞によると、計9人しかいない発言者の1人がありゃりゃなことに「東北電力の幹部」。

もちろん、原発を推進する意見を述べるというか、はっきりと「会社の考えを述べます」という珍事でござる。

発言したのは東北電力の事業戦略の中心的役割を担う企画部長だというから、あ然、呆然。

この催し、そもそも東北電力の見解を聞く会ではござりませぬ。

あくまで個人の意見を聞くもの。

おかげさんで、会場から不満の声が上がって、一時騒然となったそうな。

で、さらに驚いたのは、今朝のモーニングバードでも放送してましたけど、発言者に宮城県民ではない、首都圏在住の人が3人もいたそうな。

その3人はというと、今後の原発依存度が一番高い20~25%とする意見の人が2人、もう1人は15%とした人だそうな。

 これに東北電力幹部1人の計4人が、いずれも原発依存度の高い意見じゃ。

 県民の発言者はというと、今後は原発をゼロにするとした3人と、15%とした2人の計5人。

県民の声で言うならば、圧倒的にゼロが多数派だったってことでござる。

いやはやなことで、この手の公聴会は以前と少しも変わらん「ヤラセ体質」って話なのじゃ。

原発担当大臣の細野豪志は「厳正に抽選で選ばれた」とのたまっておったが、何をか言わんやでござる。

しつこいようですが、ここは宮城県民の声を聴くところ。

抽選で、もし首都圏の人間が選ばれたなら、東北電力幹部が選ばれたなら、そこで排除するのが当然だろう。

「厳正に選ばれた」と平気で大ウソをこく、原発推進担当大臣・細野剛志!! 被災地や国民を舐めとんのか?

加えて、TV朝日によれば、180ある会場のイス席は、その半分が関係者席だったそうな。

一体どこの、どの関係者なのかね?

原発推進派が推し進める単なるヤラセ意見聴取会ではないのかね。

この聴取会、この先、札幌でも福島でも開かれまする。

一体全体、どんな人間が、どんな原発賛成意見を述べるのか、まことに楽しみなことでござる。

フクシマの教訓など忘れたかのように、原発推進に突っ走る政府と原発ムラ、呆れてものが言えないのでござる。

恥を知れ!!と申しておきましょう、プンプン!!