おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

事故は「津波ではなく地震で起きた。しかも人災」

2012年07月06日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス19度。晴れておりますが、たいそう湿度が高い。

まとわりつくような湿気が、どうにもよろしくない。

ただし、つい先ほどまでウグイスがきれいな声で鳴いておって、気持ちのよい寝覚めでござった。

きょうも、あれこれしなきゃならんことが、ごっちゃり溜まっているのですが、いずれもペンディング状態。

どうしよう、、、

つい先日から、就寝時に「アイスノン」を使っております。

ハニーさんは、床に入るとすーっと寝てしまうのですが、おぢはちょと暑いだけで、なかなか寝付けませぬ。

そこでいつものようにアイスノンの登場でござる。

先日、小樽で布団の上に敷く、冷たいマットなるものが売っておりましたです。

ハニーさん御用達の「通販生活」にも、似たりゴンベのちょと高級品が載っておりました。

先年は、やはり暑さ対策で、竹のマットを買いました。

なんだかんだ、快眠対策を探る、真夏目前の今日この頃でござる。

さて、

国会事故調査委員会が、きのう福島第一原発事故についての報告書をまとめ、衆参両院議長に提出いたしました。

東電の事故調査のデタラメに、口あんぐりでしたけど、今回はたいしたまともな調査結果でござる。

調査の過程も含め、すべてネット上で公開し、英語でも読めるとか。

世界が大注目しておる事故ゆえ、適切な対応と申せましょう。

事故原因を、自然災害ではなく、人災と言い切って、まことに爽快ではありますが、何一つ対策をしないまま、大飯原発を見切り発車したヒキガエル野田、どうしてくれる!!

原子力安全についての監視機能が崩壊して起きた事故としておるのに、そこが何一つ解決しないまま。

免震棟、ベントも完成は3年後という、異常な中での再稼動でござる。

いま、大飯原発周辺で大地震が発生し、事故が起きて、原因を調査すれば、またしても「人災」ですか!?

これでは反省というものがない、単なるアホウ。世界の笑いものでござる。

ヒキガエル野田は、そのとき、どう責任を取るのか、首でもくくるかね?

上記の写真は、秒速2メートル(フクシマ事故時の2分の1)の西風が吹く中、泊原発で事故が起きたときのシュミレーションでござる。

この場合、余市、仁木など果物農家は壊滅、小樽、札幌、江別、岩見沢、三笠、美唄、北広島、恵庭もしっかり放射能汚染いたします。

単なる西風ですと、ニセコアンヌプリと羊蹄山に挟まれた我が家は大丈夫そうに見えますが、冬は北西の風が吹くわけで、完全にアウト。

毎時50~100マイクロシーベルトの空間放射線量に近い状態となりまする。

スキーも、観光も、農業も、穏やかな生活も、なにもかもアジャパーでござる。

倶知安、余市、仁木の町民は、福島県民同様に、流浪の民となるのでござる。

でもって、北海道は泊から東方向がほぼ壊滅。

ホント、怖いです。

フクシマに関していえば、いまだ、自然災害だとぬけぬけと大ウソをこく東電は、なんら反省なし。

関電が、大飯なんかを再稼働させて、どうなのよ?

すっかり忘れてましたけど、大飯原発にも、泊原発にも、当時、史上2番目の大事故といわれたスリーマイル島事故で、大問題となったのと同じ「水位計」がついておる。

スリーマイルでは、水位計が誤った表示をしたため、その後、人為的なミスから大事故へとつながったのじゃ。

よく考えてみてくださいな。

泊原発にも、大飯原発にも、いまだベントのフィルターどころか、ベントそのものがありませぬ。

事故が起きた場合、対策をするための免震重要棟もありませぬ。

で、なによりスリーマイル島と同じ水位計がついてて、スリーマイルもフクシマも、人為的なミスによる事故なのじゃ。

大ウソを平気でつき通す、東電のような怪しい会社が、再び人為的なミスを起こさないとは言い切れません。

まして、東電のミニチュアコピー、似たりゴンベの各電力会社だ、人為ミスの可能性は大と申しておきましょう。

「政治的判断」で大飯を動かしたヒキガエル野田、「恥を知れ!!」と100遍でも、200偏でも、言っておく。