おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

自家発電の勧め

2013年04月02日 | Weblog

 

午前6時の気温は零度。どんより曇り空の天気でござる。雪も降ってきたか、、、

朝夕はまだまだ寒いことになっておりますが、日中はポカポカした陽気の日があったり、なかったり。

そんなことで、冬の間、家の中ではいていたヒートテックのももひきは、きのうでお役目終了といたしました。

そして、きのうはハニーさんとふたり、倶知安町内やひらふ坂界隈をあちこち散策したのでござる。

町内に計5件ほどもあるスポーツ用品店では、シーズン終了を目前にして、いまは大ディスカウントセールをしておる。

ひらふ坂では、全店40%OFFなんて店も。中古のファットスキーもごっちゃりあって、結構そそられるのです。

そんなことで、念願だったスキー用のヘルメットを購入することになりました。

スキー・スノボ用のヘルメットなんぞ、まるで知識がなかったのですが、経営者がオーストラリア人というスポーツ店で20%OFFの新品を購入することに。

って、普段おカネをほとんど持ち歩かないゆえ、一応予約してきただけですけどね。

ひらふ坂の交差点にある店の日本人スタッフのおねーちゃんが、なかなか親切だったのです。そこでは「GIRO」というメーカーのヘルメットを勧められました。

スタッフねーちゃんも「日本製のジローだと思ってました」というこの製品、ネットで調べたら、けっこう有名なのでした。

彼女は「ジャイロ」と呼んでましたけど、ニッポンのネットでは「ジロ」とか。アメリカのメーカーだそうですからホントはジャイロだろか。

で、ヘルメット選びにはいくつかポイントがあって、まずはかぶって気持ちがいいこと。次いで汗かいた空気を逃がすベンチレーションがあるかないか、万が一の時にしっかり機能するか、あたりが大事だそうで、値段もこのあたりで変わってくる。

で、そこを満たした定価26000円のGIROが2万円。ネットでは21000円前後で売ってましたから、送料など考慮すればそこそこお得ってことでござった。

それにしても、この手のヘルメットは軽くてたいした暖かい。っていうか、いまどき外国人はほぼ全員がかぶっておるのよ。

外国人、安全にはたいした気を使っておる様子だけれど、実はおぢのような中高年こそヘルメットは必要じゃ。

ドッカンと衝突したって、されたって、若者に比べりゃ格段に体力も回復力もないわけで、大ケガするのはじっちゃんだ。「楽しく、安全に」ってのは、考えてみればスポーツの基本なのでござる。

たまたま無事でしたけど、今シーズンは「藤原の沢」で一度外国人と衝突しちゃておるしね。

そんなことで、次のパウダーシーズン、おぢはこのGIROのヘルメットをかぶって、まさに暴走老人と化すのでござる。

参ったか!! だれも参りませんね、スマンこってす!!

と、ノリ突っこみするおぢでござる。

ところで話は変わりますが、

故障した掃除機、きょう午前中に宅配業者が回収に来ることになりました。

メーカーに電話したら、しっかり故障と認定され、修理してもらうことになったのです。

購入する際「3年間の保障ありますけど、どうします?」とヨドバシカメラで聞かれたけれど、「ニッポン製の家電は壊れないと思う!!」とか言っちゃって、保障を取りやめにしたのが大失敗でござった。あれやこれや料金もかかるのです。

いまどきのメイドインジャパン、ぐやぢいけど、あてにならんなぁ、シクシク。

またまた話は変わりますが、

おととい「太陽光発電セミナー&ワークショップ」という催しがニセコ町でありましたです。

なんでも数万円で自家発電ができるというので、ふたりして行ってきたのです。

ま、おぢも若いころはほぼ毎日のように自家発電しておったね。こっちは何の役にも立ちませんでしたけど…

講師は由仁町の早川寿保さんというお方でござった。

あれこれ独自に研究して太陽光発電を試作、現在はこのシステムで自宅の居間と台所の電気をまかなっているという、その道の有名人でござる。

ニセコ町役場が事務局を務める「ニセコ自然エネルギー研究会」が主催しておったです。

このソーラー発電、中国製の部品など4つあれば、照明やテレビ、パソコン程度の電力をすぐにでも発電することが可能だそうな。

設置費用は6万5千円程度とか。

送電網(グリッド)のいらない、「オフグリッドソーラー発電」だそうで、資格や免許、申請もいらないのだそうな。

つまりはソーラーパネルで発電して、これをバッテリーに充電し、必要な時に使うという自己完結型なのでござる。

きょうび流行っておるソーラー発電は、日中余った電力を電力会社に売って、夜は電力会社から買うシステム。

数百万円もするシステムで、いまは「儲かる」ということで、普及が進んでいるらしいけど、電気の買い取り価格も含め、先行きはかなり怪しい。

それに比べこの自家発電装置は、あくまで補助的なモノと割り切っているところがたいしたよろしいのです。

電力会社とは5アンペアとか10アンペアとか、かなりお安い契約にして節電する人もいるのだとか。

我が家は30アンペアの契約だからエライ違い。人によっては月々の電気代が千円にも満たないことになったりもするそうな。

意外にも、寒さや雪もあまり関係ないという。

実際には、ソーラーパネルとコントローラー、バッテリー、インバーターの4つをつなぐだけだとか。パネルは屋根なんかには置かず、手の届くあたりに設置して、表面の汚れを掃除しやすいようにしておくのがポイントだとか。

発展途上国なんかでは結構フツーに使われておるシステムだそうな。

早川さんは「小さな発電所です」とたいした自慢げでござったけどね。

節電というとなんだか、せこい感じでみみっちいけれど、こういう自家発電だとなんだか楽しい。ソーラーパネル1枚からスタートし、徐々に増やすという手もあるとか。

そんなことで、いま我が家の年間の電気代が8万円前後、これがどのどの程度減るものか、この夏にもこのソーラー発電を導入し、試してみる所存でござる。

楽しみだなぁ、、、