午前6時の気温はプラスの零度。少しばかり風があるようですが、久々に穏やかな朝でござる。
低気圧による連日の雨と風で、ずいぶんと雪解けが進みました。といっても、例年の何倍あるんだろ?
この調子なら、5月の連休になっても、かなり雪が残っておるんではないかねぇ。今年のGWはどんなことになるんでしょうか…
さて、
急激な円安でござる。1豪ドルはとうとう103円、米ドルも99円を超えて100円が目前でござる。
そこで、おぢは今朝、6カ月ものの豪ドル定期預金を中途解約し、豪ドルの普通預金にいたしましたです。
ネット銀行、便利ですなぁ。
豪ドルについては1ドル104円になったら、半分は解約して日本円に戻すと決めておったためでござる。
なぜか?
この10年の「豪ドル円」の為替チャートを見るとわかるんだな、これが!! って、もちろん、おぢが計算したわけでもないけどね。
チャートというのは、価格の推移を記録して図にしたものでござる。
過去10年のチャートを見ると、「5年移動平均線」の「かい離率」が上に20%を上回ったのは2007年10月が最後。
この時円安は124円まで進んで、豪ドル高・円安の最終局面となりました。
つまりは5年移動平均線を20%を超える変動は、2007年の4~10月以外は、この10年なかったのでござる。
でもって、現状はというと、豪ドルが100円をすでに上回っており、乖離率はこの時以来の20%を大きく上回っておる。
つまり豪ドル円が100円を超えた段階で、「豪ドル高・円安」は「行き過ぎ懸念」が強まっておるのでござる。
実際、105円ならかい離率29%、110円なら34%にもなる計算だそうな。
そんなことで、現在の豪ドル高・円安はどうやら「行き過ぎ」らしい。
ようは、この先の円安、いよいよ「未踏の領域」に入るのじゃ。
で、いつも言ってますけど、資本主義は常に行き過ぎるんだなぁ、これが、、、
どこまで円安になるのか、わかりませんけど、君子危うきに近寄らずってことで、半分は手じまいするのでござる。
そういうことで、つい先ほど、「豪ドル預金を解約」し、「豪ドル普通預金」にしたのです。
このあとは、為替が104円になったことろで、半分だけ日本円に両替するのです。
104円というのは2008年7月の最高値なのじゃ。
おかげさんで、2011年にスタートした豪ドル預金は、金利と為替差益で、すでに3割の利益が乗っておるのですよ。
あのころ金利が6%もあった豪ドル預金を友人の皆さんにもお勧めしましたけど、結局、だれも見向きしませんでした、シクシク。
で、この際ですから言っておきますけど、もはや「円でおカネを持っておれば安心」という時代は終わりました。
命から二番目に大事なおカネは、米ドルなど多様なおカネで持っておいた方が、リスクを避ける意味ではよろしい、そんな時代に突入しておるのです。
ギリシャもキプロスも、IMF体制になった韓国も、もはや他人事ではありません。
そんなことで、再三再四書いてますけど、最悪のケースとして、アベノミックスの失敗で、ニッポン経済が破たんすることも視野に入れねばなりません。
そんな理由で、おぢは豪ドル預金を半分だけ継続するのでござる。
で、よくよく考えたら、もし日本経済が破たんして1豪ドルが200円超になったら、豪ドル預金は倍増しますけど、日本円の預金の価値が半分になる。
そんなことで、おぢの場合、ニッポン経済が破たんしても、資産倍増ではなくて現状維持だと、ついさきほど悟りました。
なんだかんだ言っても、アホだねぇ…