おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

3年8カ月ぶりの円安へ

2013年04月06日 | Weblog

 

午前6時の気温は零度。いまんとこ、晴れと曇りが交差する穏やかな朝でござる。

あすは雨だそうで、冬の汚れが一掃されるのではないかと、たいした期待もしておりまする。

もっとも、これまでごっちゃり降った雪が一気に融雪し、これに加えて大雨となれば、北海道内のあちこちで洪水の危険もあるわけで、なんだか心配でもござる。

ではありますが、とりあえずは穏やかな朝でまことに気持ちがよろしいことになってます。

写真はブランド米で知られる蘭越町の田んぼで羽を休める白鳥なのじゃ。今月下旬まで滞在し、その後はシベリア方面に向かうとか。

心地よいはずの朝でしたが、ニャンの小屋に行ってビックリ仰天。中がぐちゃぐちゃなのです。

いつもネコのご飯が入っておる大きなプラスチックケースは、バチンと留め具で止まっていますけど、これが開け放たれておる。

おまけに燃えないゴミが入った袋も引きちぎられてしまって酷いことに…

中に過日食べたホタテの稚貝の殻が入っておったのです。この匂いがするもんだから袋をバリバリ破ったのじゃ。

ゴミ袋代の20円、返せ、戻せ!! せこいおぢでスマンこってす。

どうやらここんとこ見かけるたぬきが、食べ物を求めてニャンコの小屋に入ってきておるらしい。

おかげで小屋の掃除に時間を取られ、すっかりご機嫌斜めになったおぢなのでござる、プンプン!!

さて、

日銀黒田総裁の記者会見以来、じゃんじゃん円安が進んでおりまする。

1米ドルは97円台に突入でござる。さらに1豪ドルは100円を突破、101円を付けております。

3年8カ月ぶりの円安ということですが、おぢに言わせれば、なんちゅうことではござりません。

長らく「異常な円高」が続いてまいりましたけど、ようやく本来の位置に戻る過程に過ぎませぬ。

ただし、この円安のあおりを受けて、今年のゴールデンウイーク、海外旅行に行く人は減っておるそうな。

外国で買い物するったって、去年のいまごろに比べりゃ3割以上も値段が高くなるわけで、あれこれ考えれば、海外旅行する気分は当然しぼむ。

買い物だって、100円が130円なら買う手もあるけれど、1万円が1万3000円だと二の足踏んじゃうのが人情じゃ。

その一方、米ドルもユーロも豪ドルも値打ちが上がって、海外からのお客さんがジャンジャン増えるってことでもありまする。

一冬で「宿泊延べ人数が20万人を超える」スキー客が訪れるご当地にとってはまさに順風。痛し痒しなのでござる。

そんなことで、さらに円安が進むかもしれませんけど、たぶん1米ドル100円程度が、座りのいい場所となるでしょう。

ただし、資本主義は必ず行き過ぎますので、この勢いだと1米ドルは一時120円程度もあり得るのではと、ど素人ながら取らぬ狸もしておりまする。

おかげさんで、為替差益と金利でパンパンに膨れておるおぢの豪ドル預金、解約して日本円にするそろそろ剣ヶ峰か。欲を出せばきりがないわけで、その見極め、まことに難しいことになっておる。

でも、くどいようですが豪ドル預金の半分は、アベノミクスがアジャパーになり、ニッポン経済が破たんする最悪のケースを想定して残しておくのでござる。

「備えあれば憂いなし」って言うか、ニッポン経済が破たんすれば、資産倍増となる千載一遇のチャンスでもありますから、不謹慎だけど、そこは想定しておかないとね。

行き過ぎると言えば、東京証券取引所でござる。

 日経平均の上げ幅はきのう朝方に一時590円を超えて、13000円台を回復する場面がありました。

 商いも、東証1部の売買代金は4兆8600億円と、5年8カ月ぶりの高水準。売買高は64億株と、東日本大震災直後を上回って過去最高を更新したのでござる

 そんなことで、不動産株やリートは、きのうあれもこれもストップ高となりましたです。

いつもスキー場のリフトでお世話になっておる「東急リゾート」の親会社、東急不動産の株を、おぢはきのうストップ高で売り抜けて、少し儲けさせていただきましたです。

そんなことで、目先は材料出尽くし状態じゃ。インパクトのある材料がなくなったわけで、月曜日の鉄火場はさてどうなりますか?

少しは行き過ぎて、バブルの気配もしばらくぶりにみてみたい、怖いもの知らずのおぢなのでした、ハイ!!