雨と風が叩き付け、台風並みに大荒れしておる朝でござる。気温はプラス6度。
周辺の雪解けが一気に進んでおります。雨と雪解けが重なって、ちょいと怖いですけどね。
昨夜、就寝前に放り込んだ薪1本が、ストーブでまだ燻っておって、室内は22度と暖か。そんなことで、おぢは久々半袖Tシャツ姿でござる。
過日は、股引を脱ぎ捨て、今朝は長そでTシャツを卒業でござる。
雨風が治まったところを見計らって、ニャンコにご飯を食べさせに。寝床の小屋は、きのう整頓したままで、大暴れしておったタヌキと思われる小動物の痕跡はござりません。
6匹がそれぞれ伸びをしてからカリカリを食べ出しましたです。ニャンの伸びは、しっかりしたストレッチで、「あれはかなり有効だよなぁ」などと思ったり。
外は大荒れですけど、ニャンコの小屋は平和そのものでござった。
さて、
4月3日付東洋経済オンラインによると、フクシマの原発周辺で動植物に異常が相次いでおるそうな。
さもありなんって話でござる。
3月30日に東大で開催された「原発災害と生物・人・地域社会」で、研究者が、ほ乳類や鳥類、昆虫、植物から見つかった異常について報告したのだそうな。
これによると、ヤマトシジミというチョウは、羽が小さい奇形の個体が続出、生存率が低いとか。またウグイスにはおでき、ニホンザルは白血球が減少しておるとか。
日本獣医生命科学大学の羽山伸一教授によると「現在の福島市内のサルの被曝状況は、チェルノブイリの子どもたちとほぼ同じ水準。チェルノブイリの子どもたちに見られる現象がニホンザルにも起こったことが明らかにできればと考えている」そうな。
なんだかクラクラいたします。
一方、日刊ゲンダイによると、子どもの甲状腺異常が全国に広がっておるそうな。
環境省は先月、福島県外の3市(弘前市、甲府市、長崎市)で、甲状腺の超音波検査を行い、その結果を発表した。
対象は3~18歳の計4365人。その結果、5ミリ以下の「しこり」や、20ミリ以下の「のう胞(液体がたまった袋)」が出た子どもの割合は、弘前市57.6%、甲府市69.4%、長崎市42.5%となったそうな。
なんだか凄い数字です。環境省は、「原発事故の影響によるものとは考えにくい」と結論付けたそうですけどね。
ただし、琉球大の矢ケ崎克馬名誉教授は「のう胞は直接的にはがんには結びつかないようですが、今回の調査結果は、日本中に対する危険信号ではないでしょうか」と述べておる。
つまりはフクシマの事故の影響が全国に及んでおるというのでござる。
ニッポン国中が放射汚染されておるってことでござる。たぶん、北海道とて例外ではありません。海を隔てておるゆえ、少しはましなのでしょうけどね。
それにしてもなんだか怖いです。