午前6時の気温はマイナス零度。天候は晴れ。
ここんとこ、朝の気温は似たりよったりでござる。
日中はプラス10度を超えたりしておって、春らしい陽気になってきております。
それでも、朝夕はまだストーブが欠かせません。寒いのです。
ご当地は大都会の札幌より、5度は気温が低いかと思います。
4月に入って、一旦はパジャマを夏用の薄手のものに着替えたこともありましたが、その後は寒くて、再び冬用の分厚い生地のパジャマに戻っておりました。
それでも、昨夜はなんだか暑くて、またまた薄いパジャマを引っ張りだしてきて寝たのです。
けど、やっぱ、朝方は寒い。
そんなことで、なかなか一直線に温かくならないのが北海道の春なのでござる。
日中室内にいるときは、半袖Tシャツ姿でOKなんだけどねぇ、、、
さて、
政府による電力改革、今月初めに日経新聞は「電力改革は3段階で、2018~20年メドに発送電分離」と報じました。
2015年に「地域間の電力融通機関を設置」、16年に「電力小売り参入の自由化」、18~20年に「発送電の分離」だそうな。
といっても、電力会社とべたべたの関係だった自民党ですから、怪しいことになっておる。
もっとも重要な発送電の分離は、電力会社が持ち株会社になる可能性もあって、分離どころか、形こそ違え電力会社が送電網を牛耳る可能性もある。
このあたりは過日の週刊現代「官々諤々」で元経産官僚の古賀茂明さん指摘しておる。
日経新聞が伝えるような「きれいごと」になると思えませんけどね。
そんな中、企業、政府寄りの日経新聞にして、とんでもない政治家を取り上げておった。
それがきょうの標題の棚橋泰文でござる。
祖父は代議士や県知事を務め、父は通産省の事務次官、本人も通産省の役人から国会議員という。
で、発送電分離に反対し、日経新聞に「発送電分離『通産OB』が壁に 電事法改正案ようやく閣議決定」と書かれたのじゃ。
発送電分離には電力業界の意向を受けた自民党議員に反対の声が強いとか。その急先鋒が棚橋議員だそうな。
「部会では『原発が動いていない。エネルギー基本計画は議論中。親亀が決まらないうちに子亀だけ議論しても仕方ない』『改革に反対する人はいないが、議論が足りない』などと改革の先送りを求めつづけた」という。
「改革に反対する人はいないが、議論が足りない」こういう言い方が、元官僚らしくてまことに嫌らしい。
改革に反対する人はいないと言っておいて、事実上改革に反対するって、なんじゃらほい!!
国民はこういうウソ、ごまかしに騙される。
まったくもって許しがたい!!
どうやら中部電力が背後にいるらしい。ったくもう!! 原子力ムラはこの手の輩で構成されておるってこと。
日経新聞は「『将来の料金抑制につながる改革も進めなければ、国民の理解を得られないと官邸も危機感を持った』(経産省幹部)。」と書いてはおる。
だれど、電力業界とずるずる関係の自民党が、電力改革をどこまでやるのかは、古賀さんではないけれど、まことに不透明。
この時の閣議決定にも「発送電分離」という言葉そのものが書いてないというしねぇ。
電力改革の行方は、棚橋議員みたいな連中が蠢くことで、さらに骨抜きの可能性があるのでござる。
ちゃんとチェックしましょうね、このままだとヤバイです!!