おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

しっかり「出口戦略」示した大阪府知事には期待もあるけど…

2020年05月06日 | Weblog

Eテレ朝の体操を終えた午前6時40分です。

晴れの良いお天気ですが気温はプラス2度しかなくて寒いです。

ストーブに火を入れて、満開となったお隣のサクラを見ております。

きょうは日中の最高気温13度で午後から雨の予報だ。

肌寒い1日となりそうです。

さて、

新型コロナウイルスです。

心に響かない安倍総理の記者会見とは違って、なんとはなし、ふむふむしてしまうのが若い大阪府の吉村知事だ。

「医療と経済の両立」が重要だとして出口戦略を示しております。

「感染経路が不明の新規感染者数が10人未満」「陽性率が7%未満」「重症者病床の使用率60%未満」の3つだ。

直近7日間の平均値で算出するとか。

サッパリ科学的な根拠を示さない安倍政権とは大きく違って、分かりやすいし説得力もある。

専門家のアドバイスを受けながら14日の解除を目指すという。

思想信条はともかく、3つの項目をきちんと示して解除を目指すわけですから、府民も納得できそうだ。

この「大阪モデル」が他の都道県に影響することもありそうで、存在感の希薄な安倍政権は増々求心力を失いそうな気がします。

「出口戦略」を示すことは重要ですけど、PCR検査が世界標準から比べて、圧倒的に少ないニッポンではなかなか明確にしにくいのが現状だ。

羽鳥モーニングショーでは玉川徹さんがこういう趣旨を申しておりました。

「全国民にPCR検査して、陽性の人はすべて隔離すれば、経済活動は再開できる」

まことにごもっともだ。

しかし実際には、韓国では一般的なドライブスルー方式さえ、この国ではいまだ一部だけしか導入されていない有り様なのだ。

ニッセイ基礎研究所によると4月1日現在で韓国の累計PCR検査数は累計で約42万人。

我がニッポン国の約13倍だそうな。

一時、世界で2番目に多かった韓国の1日あたりの新規感染者数は2月29日の909人をピークに減少。

1日当たりの新規感染者数は4月18日から18日連続で20人を下回っていると聯合ニュースは伝えておる。

特に5月5日発表されたのはわずか3人で、2月18日(2人)以来77日ぶりの少なさだったとも。

どうやらコロナ終息のメドが見えてきたのが韓国だ。

結果的には「PCR検査が感染抑止のカギ」だったってことらしい。

韓国にできることがなぜニッポンでできないのか?

ニッポンが残念な国に成り果てたのは、後手後手だった政府のコロナ対策だったのでしょう。

トホホな国になったものです。