おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

SNS規制で「ネットデモ」

2020年05月31日 | Weblog

午前6時です。

今朝は雲一つない青空がブワーっと広がっております。

気持ちのいい初夏の朝です。

ただし、気温はプラス6度とひんやり。

ですが日中はきのう同様25度にもなる。

北海道らしい清々しい朝を迎えております。

そんなきのうは、デッキにタープを出して、夕食はジンギスカンをいただいた。

過日購入し、冷凍庫に保存しておった「遠野ジンギスカン」ですわ。

風もなく穏やかな夕暮れ、ビールとジンギスカンを二人で楽しんだ。

同じく冷凍してあった「ギョウジャニンニク」も焼いたので、きょうは二人ともさぞかし息は臭いのだろう。

きょうは人に会う予定はないので、安心しておりますがね。

さて、

22歳の女子プロレスラーがSNSで誹謗されて自殺にまで追い込まれた件を受けて、政府が〝SNS規制〟に乗り出したというから穏やかではない。

これに怒った皆さんが「#政権批判は誹謗中傷ではない」と反撃に出た。

このハッシュタグがトレンド入りしたそうだ。

「安倍政権批判封じの〝SNS規制〟は完全に裏目 ネット世論が返り討ち」とniftyニュースなどが伝えておる。

SNSのネットデモに痛い目に遭っている安倍政権は、一気に規制を強め、うるさい政権批判を封じこめるつもりだという。

そんなことで怒った皆さんが、「政権批判」について、安倍首相自身の過去の「主張」まで掘り起こした。

なんでも、「菅直人元首相から名誉毀損で訴えられた安倍首相は、首相批判が名誉毀損になることについて〈民主主義の根幹たる表現活動が萎縮する結果となる〉と裁判で抗弁していたのだ」というから語るに落ちたとはこのことだ。

その時々に都合のいいことばっかしゃべくるわけで、この人には「矜持」というものがない。

だから呆れるのだ。

安倍政権はこれまで「モリ・カケ問題」では公文書の改ざん、加計さん以外は誰も必要としていなかった四国の獣医学部の設立。

「サクラを見る会」では税金を使って支持者を接待。

その前夜祭では後援会関係者を招き明細書も見せないという公職選挙法違反に当たる行為。

そして今回は、ルールを破ってまで官邸の守護神とされる人物の定年を延長。

そしたら、その人物は法の番人でありながら賭けマージャンの常習者だった。

それでも処分はなんと訓告止まり。

そしたら国会で「賭けマージャンで自衛隊員は「懲戒」だった!!」って立憲民主党の議員に指摘された。

防衛省によると、駐屯地内で賭けマージャンをした事案で、2017年3月に自衛隊員9人を停職の懲戒処分にしたそうだ。

自衛隊が停職になったというのに、法をつかさどる検事が訓告は誰が考えてもおかしいだろ!!

ニッポン国民の多くが怒って当たり前だ。

ところが最近は「芸能人だから政権批判はおかしい」みたいな声があるというから呆れます。

芸能人だろうが、サラリーマンであろうが、権力に不信感を抱いたら声を上げるのがフツーの民主主義だ。

「芸能人ごときがなにをいう」というなら、「一般人ごときが…」「主婦ごときが…」「会社員ごときが…」ってことにもなる。

「シロウトが政治に口出すな」って発言もあるけど、おバカなことを申してくれては困る。

シロウトだから世間常識で物事が考えられるのだ。

「言葉を弾丸に例えるなら、信用は火薬だ」と言ったのは作家徳冨蘆花。

「言葉を相手の心に届けるには、その言葉を発する人に信用がなければいけない」という意味だ。

信用のない安倍さん、いまのあなたは何をしゃべったところで「だれの心にも響かない」のだと申しておきましょう。