おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

21世紀のコロナ対策は「検査」で感染者と非感染者分離して経済救う、100年前と同じでは国が亡びる

2020年05月23日 | Weblog

Eテレ朝の体操を終えた午前6時40分です。

気温は久々二桁の10度だ。

それでも風のせいか、家の中は寒い気がしてストーブに火を入れております。

あすは日中の最高気温も20度を超えてくる。

リラ冷えも終わりでしょう。

ホッといたします。

さて、

新型コロナウイルスです。

きのうの羽鳥モーニングショーが18県知事の「緊急提言」を取り上げておりました。

湯崎英彦広島県知事は「自粛や休業要請を繰り返す事態になると、日本経済が持たない」と発言。

なので「感染拡大を防ぎながら日常を取り戻す」という、まことにごもっともな提言をしておる。

第一、これまでの外出自粛一辺倒のやり方では、おっしゃるとおり「経済が持たない」のだ。

100年前のスペイン風邪対策とさして違わないのが外出自粛だ。

21世紀にもなって「何してる?」って話にもなる。

田舎だけでなく、大東京までシャッター街に成り果てたのだから、外食、飲食、宿泊業から自殺者が続出しかねない異常事態です。

そこで18県知事は、PCRなど「検査体制拡充」と「積極的感染拡大防止戦略」への転換などを求めたのだ。

提言は以下の5項目。

▽積極的感染拡大防止戦略への転換

▽PCR検査体制の早急な整備

▽治療・療養のための施設確保

▽積極的疫学調査徹底のための体制整備

▽適切な目標設定と段階的な検査の拡大

つまり「感染防止と経済社会活動を両立させる思い切った戦略を構築し、疫学調査を徹底して、根拠となる法令を整備することが必要」とするもの。

ようは羽鳥モーニングショーが数か月前から提言しておる通り「検査の徹底で感染者と非感染者をしっかり分けて、感染拡大を防ぎ、同時に経済をきちんと動かす」というものだ。

国のコロナウイルス対策は、「クラスターだけ潰せばOK」と甘く見て大失敗、感染は拡大の一途をたどった。

国の緊急事態宣言は、科学的根拠も希薄なら解除の論理も希薄だ。

なにせ検査数が世界標準から一桁も二桁も少ない。

だから科学的根拠もシロウトが考えても薄っぺらだった。

北海道でそろそろ終息の気配が見える第2波は、第1波を大きく上回わる感染者数だった。

これではこの秋から冬に想定される東京などの第2波、第3波は、これまでを大きく凌ぐ恐れがある。

これまでの検査体制ではどうもこもならんわけで、そうなると経済に与える影響は半端ない。

だから、コロナ対策先進地である台湾や韓国に学ばねばならんってことにもなる。

いずれにせよ、緊急事態宣言の解除、そして感染者の減少が期待される夏の間に、これまでのあり方を大きく変えて「検査、検査、検査」を実施して、「感染者を隔離」して経済復活を目指すのだ。

なんといっても今回のコロナウイルスは感染していても無症状という人がいるから怖い。

この人たちを隔離すれば経済の復活も可能だ。

国民の命と経済を守るためニッポン政府は、「県知事の緊急提言」を受け入れるべきだけど、それが安倍さんでできるか???

残念ながら、国民からの信頼もなければ、指導力も、実行力もないのが安倍総理だ。

安倍さん下ろして、文字通りの「救国内閣」が必要だと思う。

薄っぺらな指導者を長々いただいておったら、ニッポン国はホントに滅びかねない。

安倍さんには、「補償がないと店が潰れる」と小池百合子知事に恨み節という「不思議系奥さん」のかじ取りをしっかりしていただく方が、「世のため人のため」だと思うけど、どうよそのあたり???