まもなく午前7時。
どんより曇り空で、気温はプラス9度です。
きょうは曇りのち一時雨のお天気、日中の最高気温は17度にとどまるそうだ。
なんとはなし肌寒い朝で、Eテレ体操を終えてからストーブに火を入れております。
パッとしない天気だなぁ~
さて、
この「投稿が380万超に」とNHK、「投稿は470万超」と朝日新聞電子版など、各マスコミが伝えております。
検察官の定年を引き上げる検察庁法の改正案に抗議する声が広がっておるのだ。
ツイッター上で著名人や政治家の投稿が相次ぎ、広がりを見せているという。
歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん、いきものがかりの水野良樹さん、俳優の浅野忠信さん、城田優さん、小泉今日子さん、元AKBの秋元才加さん、芸人の大久保佳代子さん、漫画家の江口寿史さんなどなどだ。
どういうことか?
今回の定年延長が、安倍官邸べったりの黒川弘務さんを次の検事のトップ、検事総長に就任させるための布石だからだ。
安倍総理と官邸は、自分の息のかかった検事総長を誕生させるべくあれこれ手をまわしておるのだ。
これについては、ほかの現職の検察官からも異論の声が出されておる。
「筋が通った説明ができないなら検察は死んだも同然だ」
「人事による事実上の“指揮権発動”だ」との声が出ておる。
2月19日、検察官のトップが集まる会議、黒川弘務さんがいる中でも「不偏不党でやってきた検察に対する国民の信頼が疑われる。国民に対して丁寧に説明すべきだ」との声が出て、会議は凍りついたそうだ。
昭和56年の国会で国家公務員の定年延長が審議された。
このとき人事院の幹部は「検察官はすでに定年が定められており、国家公務員法の定年制は適用されない」と答弁した。
検察官には「国家公務員法の定年制は適用されない」としたのです。
検察官は「政治的中立性が求められる。だから一般の公務員とは任免の取り扱いが異なるべきだ」と考えられてきたわけ。
にもかかわらず、安倍政権はこの法解釈を変更した。
「史上初めて」検察官の定年を延長したのです。
大義名分があるならいざ知らず、自分たちに都合よく解釈を変えたのですから呆れます。
ここからさらに今回の検察庁法改正案によって、検察官の定年を引き上げるとともに、内閣や法相の判断で定年を延長できる規定が新たに盛り込まれたのだ。
だから「#検察庁法改正案に抗議します」なのだ。
元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士も「新型コロナで大変な状況下で隠れたように審議するのも許されず、民主主義や法治国家に強大な影響を与えることから著名人も多く反応しているのではないか」と分析しておる。
ようするに政府のやり口は「火事場泥棒」なのだ。
新型コロナ禍のどさくさに紛れて、卑怯な手口で法改正しようとしておるわけ。
森友問題もそうですけど、今回もまた、やり口が薄汚い。
民主国家の権力者がすることではないのだ。
ここはきっぱり「恥を知れ!!」『恥知らず!!」と申しておきましょう。