おぢのニセコ山暮らし

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「解除、急いだ首相 再流行なら批判必至」By読売新聞

2020年05月26日 | Weblog

午前6時です。

お天気は薄曇りで無風、気温はプラス10度。

きのうも最高気温が12度ほどで霧雨が降る肌寒い一日でした。

きょうも最高気温は20度に届かない18度の予報だ。

パッとしないお天気が続きます。

さて、

安倍さんがきのう「ほぼ終息」!?と語った新型コロナウイルスです。

今朝の読売新聞電子版は「解除、急いだ首相 経済悪化・政権不信懸念…再流行なら批判必至」ってことで、ふむふむいたしました。

記事にはこうある。

「官邸が宣言の全面解除を急いだのは、検察庁法改正案や国民への一律10万円給付などを巡る混乱で、政権への世論の風当たりが強まっており、自粛期間を少しでも縮め、国民の不満を和らげたいとの思いもあったとみられる」

「国民の不満を和らげたい」から解除ってどうよ?

国民の不満解消が目的で「解除」は変だろ!!

感染拡大の心配が無くなって、そこで解除するのが、世の常識ですし、国民の願いでもある。

それが「国民の不満和らげる目的」ですからビックリ仰天、呆れます。

さらに「布製マスク配布や首相の外出自粛呼びかけ動画など、官邸主導の施策は不評を買い続けており、首相周辺からは『今は何を発信してもダメだ』との弱音も漏れる」とか。

そうなのです。

「官邸主導の施策は不評を買い続けている」のは間違いない。

そこで「首相は、社会経済活動の本格的な再開で『国民の雰囲気はかなり良くなる』と周辺に語っており、今回の宣言解除が局面打開につながることを期待する」と、安倍さんは「局面打開」を目的に解除するのだ。

なので読売新聞でさえ「大規模な再流行が今後発生すれば、『解除は拙速だった』との政権批判を招くのは必至だ」としておる。

百篇でも書きますけど、「検査数が桁違いに少ない」から、解除するにもそもそも科学的根拠が希薄なのだ。

「国民の雰囲気はかなり良くなる」から解除って、これでは感染拡大を防ぐのはムリ。

どもこもならん。

この政権に危機感はあるんだろか? と疑問にもなってくる。

遅かれ早かれ、第2波は来る。

このとき感染を防ぐには、とにもかくにも「検査、検査、検査」だけど、その準備が整ったという話をまったく聞いていない。

PCR検査でも、抗原検査でも、出来る検査はどんどん増やして、無症状感染者をあぶり出さないことには感染拡大は防げない。

安倍さんの都合で全面解除された緊急事態宣言、これでニッポン国民の健康は大丈夫ですか?