おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

佐藤栄作と安倍晋三

2020年05月29日 | Weblog

Eテレ朝の体操を終えて、ガラガラ、クチュクチュうがいした午前6時50分です。

スカッと晴れて気持ちのいい朝でござる。

気温はプラス10度。

きょう日中の最高気温は21度であすは24度だそうな。

きのうまでジメジメして寒かったのに、いきなり夏では体がついていけませんです。

ですがそもそもお天気屋ですから、陽気がいいのでテンションも上がり気味のおぢでござる。

ところで、

残念ながら「9月入学」は自民党内からも「NO」の声だそうで、どうやら「ない話」になりそうだ。

世界の常識に合わせる絶好のチャンスとも思いましたけど、しょうがない。

来年が導入の大チャンスと思いましたけど、安倍さんが旗振り役ではもう何をやってもダメってことらしい。

個人的には残念ですが「文部官僚も安倍総理に忖度しなくなった」とか。

意味もなく長いだけだった安倍政権も、いよいよ陰りが見えてまいりました。

永田町でいま取り沙汰されているのが、安倍首相の「8.24退陣説」だそうです。

8月24日で続在任期間が2799日となり、佐藤栄作さんの2798日を抜き、単独1位になるからだそうだ。

佐藤栄作さんは安倍総理の母方の大叔父だ。

昭和の妖怪と言われた岸伸介さんの弟が佐藤栄作さんですわ。

安倍さんの悪人ずらも佐藤栄作さんにによく似てきた。

佐藤栄作さんは、沖縄返還を果たしたものの、「核付き」疑惑があって、毎日新聞記者の西山記者が大スクープしたけど、役所の女性からのリークだったことで国家公務員法に違反で有罪となった。

国家権力とジャーナリズムの戦いを描いた山﨑豊子さんの小説「運命の人」の題材にもなった。

のちにこの密約は「事実」だったことがわかっておる。

そう佐藤栄作はアメリカと密約を結んで核兵器を沖縄に持ち込んでおった。

佐藤さんは「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」と核三原則を自ら申しておりましたけど、真っ赤なウソだった。

東大卒の官僚から総理に上り詰めたけど、朝日新聞が大嫌いだったところは安倍さんがそっくり受けついだ。

安倍さんはエスカレーター式私大出のお坊ちゃまで東大出の佐藤さんとは違いますけどね。

佐藤栄作さんの退陣記者会見はおぢが21歳の頃だった。

記者会見場にいた新聞・テレビの記者を前にこう言った。

「新聞記者の諸君とは話をしないことになっていたんだ。ぼくは国民に直接話をしたいんだ。新聞になると違うんだ。偏向的な新聞が大嫌いなんだ。帰ってください」

ってことで、空席になった記者会見場で、ひとりテレビ中継を前にベラベラしゃべる姿がまことにみっともなかった記憶がある。

遠い過去の話ですが、佐藤栄作さんには、とにもかくにも沖縄をアメリカから返還したという功績がある。

安倍さんの場合、拉致被害者が北朝鮮から戻るとか、北方領土が戻るとか、あれもこれも、なにひとつできなかったワン。

残したものといえば、「モリ・カケ疑惑」に「桜を見る会疑惑」だった。

これで新型コロナが第2波で大爆発したら、そこで近代日本史に残る愚作「アベノマスク」とともに名を残すかもしれませぬ。

自民党内の健全な皆さんの次の一手が待たれます。