おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「6月に消費税0%」で令和の恐慌を防ぐBy自民党衆議院議員安藤裕さん

2020年05月20日 | Weblog

寒い朝を迎えております。

午前5時50分ただいまの気温、プラス5度しかありませぬ。

「リラ冷え」なんぞというロマンチックなもんではございません。

風もあって雲も低く垂れ込めておって寒々しい。

室温も18度しかないので、ストーブを焚いております。

5月も半ば過ぎというのに寒すぎです。

そんなこんなのきのう、町から支援金が振り込まれました。

以前、貰ったものかどうか、ハニーさんと検討したものだ。

検討の通り、そっくりそのまま、お世話になっておる医療関係の団体に寄付した。

「カネは天下の回りもの」だそうです。

「いつになったら我が家に回ってくるんだろう?」と常々思っておりましたらとうとうやってきた。

これを私してしまっては、「世間のあちこちに回らない」気がして寄付したのだ。

若いころならしっかり無駄遣いしたろうと思うけど、それなりに大人になったものです。

齢70歳間近にして、ようや人間らしくなって参りました。

まだ「煩悩まみれ」ではありますがね!!

さて、

毎日新聞電子版に「『6月に消費税0%』で令和の恐慌を防ぐ」と自民党衆議院議員、安藤裕さんの話が掲載されており、興味深く拝読いたしました。

安藤議員は「今年6月を目指して消費税率を0%にする提言を自民党の有志議員60人の賛同も得てまとめた」というのだ。

安藤議員が言うまでもなく、「令和の恐慌」が目前に迫っております。

企業倒産も急増しておる。

東京商工リサーチの調べによると先月の倒産件数は全国で743件、前年同月比で15%の急増だ。

調べによると「倒産件数は2019年12月から5カ月連続10%超を持続し、リーマン・ショック時の4カ月連続(2008年12月-2009年3月)を抜いたそうだ。

安倍さんは「リーマンショック級」なら消費税を上げないと述べたことがある。

いまは、これを抜く経済危機なのだ。

安藤さん、「コロナ以前に、昨年10月の消費増税が大きなマイナスだった」という。

そう、消費税を10%にしたことでニッポン経済は大きく落ち込んだ。

そこへ新型コロナウイルスだから「弱り目に祟り目」、おかげさんでリーマンショック超えだ。

景気・不景気に無関係の「お役人感覚」ではわからんだろうけど、一般国民の皮膚感覚をこの人はよくわかっておる。

「パートやアルバイトで生計を立ててきた人が『仕事がないからシフトに入らなくていい』と言われ、まさに今日から仕事がなくなっている」のだ。

消費税ゼロの財源は国債だ。

赤字国債は「後世にツケを回す」と批判の声もあるようだけど、バカ言ってもらっては困ります。

こういう危機にこそ「赤字国債」出さないで、いつ出すんだって話だ。

「国破れて山河あり」じゃないけど、「国破れて財務省が残る」ってことになってどうするね。

愚かな政治で国を滅ぼさない、国民の命と財産を守るのが政治家の務めでござる。

つい75年前、愚かな政治のおかげでニッポン人350万人が死亡し、国まで滅びかねないことになった。

1929年に起きた昭和の大恐慌の二の枚にならぬようにするのも政治家のなすべきことだ。

安藤さんもこう締めくくっておる。

「経済的な理由による死者を減らすのは政治の力だ。これができるかどうかで国民の政権に対する信頼感が変わってくると思っている」

これから経済的な理由による自殺が急増するわけで、まことにごもっとも。

与野党が協力してして消費税ゼロで「令和の恐慌」に対処すべきと思いますけど、チンケなアベノマスクとか、トンチンカンな30万円給付とか、経産省の官僚(官邸官僚)にいいように操られる安倍さんはどうだろ???