午前6時になるところです。
お天気は薄曇り。
気温はプラス5度と肌寒いけど、きょうの降水確率はゼロ。
日中の最高気温は14度に止まります。
さて、
驚きではありますが、嬉しいニュースが飛び込んでまいりましたです。
読売新聞電子版は独自ニュースとして「検察庁法案 見送り検討…今国会 世論反発に考慮」なのだ。
嬉しくもなり、つい先ほどのEテレ朝の体操にも力が入りました。
記事には「ツイッター上で著名人らの抗議が拡大したほか、検事総長OBらも反対の意見書を法務省に提出するなど反発が広がった」
「政府・与党内でも『世論の理解が不十分なままに採決に至れば、禍根を残す』と懸念の声が強まっている」とした。
秋の国会にまたぞろこの法案が出てくる可能性も大きいわけですが、ひとまずいい方向に向かっております。
このまま見送り、廃案が嬉しいけど…
「内閣か法相が必要と認めた場合、幹部の定年を最長で3年延長できる」などという「検察官にも忖度させかねない」クズ法案はこのまま廃案にするのがよい。
間違っていることは「間違っている」と、しっかり声を上げることが大事なのだと改めて思い知った朝なのでした。
また朝日新聞電子版は「検察庁法改正『反対』64% 内閣支持率33%」と世論調査の結果を伝えておる。
内閣支持率が「危険水域」とされる「30%割れ」目前に迫ったことも、法案先送りの要因の一つでしょう。
調査によると、改正案に「賛成」は15%にとどまり、「反対」が64%だった。
内閣支持層でも「反対」が48%で、「賛成」の27%を上回ったと伝えておる。
さらに、
「改正案で懸念されている『検察人事への政治介入』について、安倍晋三首相は国会で『あり得ない』などと答弁している。こうした首相の言葉を『信用できる』と答えた人は16%。『信用できない』は68%にのぼった」
安倍さんの言うことが信用できるとした人は国民のわずか16%なのだ。
安倍さんは信用できないが7割近い。
一国の総理大臣が「大ウソつき」だと、ニッポン人の大多数が思っておるってことでもある。
そんなこんな、法案は先送りしかないとの判断に傾いたってことだ。
自民党支持者でさえ「これはおかしい」と思っておる人がいっぱいいたわけ。
「日本の民主主義」は土壇場で生きかえったわけで、ニッポン国、捨てたもんではありません。
とにもかくにもホッとしておりますし、安倍政権の先もそう長くはないのだと感じさせる出来事でもある。
ひとまず世論の勝利になってほしいけど。
コロナ禍で鬱々とした日々を過ごす中、光が一筋スーッと差し込んだような気がする月曜の朝でござる。