おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

エネルギー公聴会で、明らかなヤラセだ、コンニャロ-

2012年07月16日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス16度。朝霧があたりを漂っておりまする。

日中は、暑くなるのでしょう。世間は三連休の最終日、午後からは車の渋滞やあちこちで事故なんかもあるかしらん。

皆さま、ご注意くださいな。

写真は我が家のニャンコ一家6匹の団子でござる。仲がいいのか知らんけど、見た目キモイか?

今朝は午前7時を過ぎたころ、突然の停電でござった。一体全体何があったのか、なかったのか?

訳が分かりませぬ。

ご当地では、冬に除雪車が電線を切ったりで、停電することはありますが、夏は記憶がない。

どうしたのか?

そういえば、ご当地は「計画停電」の地域には入っていないのだそうな。

原発に近いからか? なんで特別扱いなのか?

よくわかりませんです。

分かっておることといえば、泊原発には、ベントがない、免震重要棟もないということ。

設置、完成するのは、いずれも2015年でござる。

加えて、水位計が誤作動し、大事故となったスリーマイル島原発と同じ水位計がついておるということ。

今年11月にも再稼働させたいらしいけど、これではどもこもなりませぬ。

奥尻島を襲った地震と同規模のものが、もう少し北で起きれば、泊原発はアジャパーでござる。

せめて、2015年まで待っていただかないと、危なくて、危なくて。

さて、

そんなこんなで、政府の原発に関する意見聴取会が14日(さいたま市)と15日(仙台市)で相次いで開かれた。

仙台市での開催は、東日本大震災の被災地では初めて、ってことで大注目でござった。

でもって、毎日新聞によると、計9人しかいない発言者の1人がありゃりゃなことに「東北電力の幹部」。

もちろん、原発を推進する意見を述べるというか、はっきりと「会社の考えを述べます」という珍事でござる。

発言したのは東北電力の事業戦略の中心的役割を担う企画部長だというから、あ然、呆然。

この催し、そもそも東北電力の見解を聞く会ではござりませぬ。

あくまで個人の意見を聞くもの。

おかげさんで、会場から不満の声が上がって、一時騒然となったそうな。

で、さらに驚いたのは、今朝のモーニングバードでも放送してましたけど、発言者に宮城県民ではない、首都圏在住の人が3人もいたそうな。

その3人はというと、今後の原発依存度が一番高い20~25%とする意見の人が2人、もう1人は15%とした人だそうな。

 これに東北電力幹部1人の計4人が、いずれも原発依存度の高い意見じゃ。

 県民の発言者はというと、今後は原発をゼロにするとした3人と、15%とした2人の計5人。

県民の声で言うならば、圧倒的にゼロが多数派だったってことでござる。

いやはやなことで、この手の公聴会は以前と少しも変わらん「ヤラセ体質」って話なのじゃ。

原発担当大臣の細野豪志は「厳正に抽選で選ばれた」とのたまっておったが、何をか言わんやでござる。

しつこいようですが、ここは宮城県民の声を聴くところ。

抽選で、もし首都圏の人間が選ばれたなら、東北電力幹部が選ばれたなら、そこで排除するのが当然だろう。

「厳正に選ばれた」と平気で大ウソをこく、原発推進担当大臣・細野剛志!! 被災地や国民を舐めとんのか?

加えて、TV朝日によれば、180ある会場のイス席は、その半分が関係者席だったそうな。

一体どこの、どの関係者なのかね?

原発推進派が推し進める単なるヤラセ意見聴取会ではないのかね。

この聴取会、この先、札幌でも福島でも開かれまする。

一体全体、どんな人間が、どんな原発賛成意見を述べるのか、まことに楽しみなことでござる。

フクシマの教訓など忘れたかのように、原発推進に突っ走る政府と原発ムラ、呆れてものが言えないのでござる。

恥を知れ!!と申しておきましょう、プンプン!!


ライブの夜

2012年07月15日 | Weblog

午前10時の気温は、プラス20度。晴れの良い天気でござる。

おぢはというと、昨夜開かれた「フルノート30周年」のジャズライブで、したたか呑んじゃって、ゲロゲロでござる。

それにしても、楽しかったです。

アマチュアからプロまで、札幌、余市などあちこちから集まったジャズメン&ウーメンが、迫力満点の演奏をつづけたのでござる。

屋外で焼き肉にビール、ワインをいただいて、おまけにハニーさんと踊っちゃったりして、何とも楽しかったのでござる。

東京の旧友Tもやってきておって、午後5時過ぎから10時まで、楽しい時間を過ごしたのでござる。

それにしても、外は寒かった…

さて、

金曜の夜は「官邸前のデモ」、ということで、すっかり恒例でござる。

TVで見る限り、警備もだんだん厳しくなっておる。

政府もそれだけ恐れておるってことだ。しぶとく頑張るのがよろしい。

そしてこの動き、ジャンジャン、ガンガン全国広がりつつありまする。

我が北海道でも、官邸前に呼応して、道庁前に人が集まり始めておりまする。

こういうことに積み重ねが、ニッポンを変えるのじゃ。

先ほどTVでもどなたかが言っておりましたけど「選挙でもツイッターで、脱原発、消費増税反対の候補に投票しよう!という動きが広がるかもしれません」。

ネットが世の中を変えるかもしれんということか。

民主、自民の恥知らずの既成談合政党、これを脅かす第3極の登場が待たれるのでござる。 


「公認しない」発言と「刺客」のトホホ

2012年07月14日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス13度。

雨上がりで、風もあったりで、なんだか寒いです。

さて、

「消費増税に賛成しない議員は公認しない」と、国会でたいした威勢のいい発言をした野田ヒキガエルだが、その後開かれた民主党の両院議員総会で、一転、「公認候補は私だけではなくて、幹事長、県連の意向を踏まえて適正に判断する」とトーンダウン。

ったく、口は災いの元というけれど、ホンに情けない男でござる。

政権交代前、街頭での「シロアリ退治」発言を、ユーチューブで繰り返し見てしまったニッポン国民、いま、シロアリ退治などすっかり忘れて、消費増税に突っ走る180度違う発言に、すっかり呆れておるところへ、この追い打ちでござる。

「発言から約7時間で早くもブレた。」のだそうな。

日刊スポーツによれば、

総会の質疑では、腹の据わらない首相に批判が続いた。党分裂について『増税を利用して権力闘争を仕掛けた』と指摘された上、『官僚にも野田をつぶせの声がある。増税法案を成立させたら後進に道を譲り、9月の代表選には出ないでほしい』と、退陣要求まで突きつけられた。党分裂には『痛恨の極み』と述べた首相だが、退陣要求に関する答えはなかった。」と散々なのじゃ。

TVや一般紙は、このあたりにさっぱり触れてないけどね。

さらに、公明党の山口代表にすら「自らの国会答弁の内容がぐらつくことになるなら国会で答弁するな。国会の答弁を軽視していると言っても過言ではない」と批判されておる。

党内の求心力はもとより、この先盟友となるはずの公明党にすらチクリと批判されておる。

加えて、民主党全国幹事長会議でヒキガエル野田は、小沢氏らとの対決姿勢を明確にするためか、「刺客」を離党者の選挙区にを立てる方針を示したそうな。

あのさぁ、小泉劇場は、すっかり小泉に国民がのせられて、小泉フィーバーが起き、さらに刺客騒ぎをマスコミが面白おかしく取り上げたらからこそ、大成功した。

ところが、支持率は低いは、大ウソはつくは、国民の信頼はまるきりないヒキガエルが、「刺客」を立てる「資格」はござりませぬ。

…と、ダジャレもキレがなくなる笑止千万の事態なのじゃ。

一方、口先番長の前原政調会長は、オスプレイ配備について「万が一のことがあれば日米安保の土台が大きく揺らぐ」として、 安全性が確認されるまで延期するよう米側に要請したことを明らかにしたそうな。

えぇ~!! オスプレイってさぁ、自動車運搬船に12機が積み込まれて、もうニッポンに向けて出発したんではないの???

ネット通販で品物買って、宅配便で注文し、「発送しました」と宅配業者から連絡が来てから、「それいりません」て、どうよ?

タイミング、変ではないのかね???

なんなのこれ???

口先番長とはよく言ったのもでござる。万が一の不安があるから沖縄県民は、延々と反対しているんではないのかね。

もっと早くそう言わんでどうするの???

アホ、バカに政治なんぞをやらせてはいけませんです。

ニッポン政治は、アホとバカのオモチャではござりませぬ。

どいつもこいつも、屁こいて寝ろ、っての!!


原発は動いている方が危険

2012年07月13日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス18度。

きょうのご当地、小雨が降ったり止んだりで、風もありまする。

明日の夕方は、楽しみにしておるバーベキューとジャズライブがあるというのに、大丈夫か?

ペンションフルノートの30周年記念パーティー、雨にたたられないといいのですがね。

こちらはいまんとこ、たいした雨ではござりませんが、九州はとんでもない豪雨に見舞われていて、行方不明に死者多数でござる。

お見舞いを申し上げます。

なんだかんだ言って北海道、とりあえずは安全だなぁ。

これで泊原発がなければ、ご当地はニッポンの「希望の地」なんですがねぇ…

さて、

国民不在のまま、政局に走るマスコミ報道によれば、鳩ポッポに新党構想が急浮上だそうな。

その数は20人規模ともいわれており、もしそうなら、ヒキガエル野田民主党は過半数割れし、いよいよ窮地でござる。

財務省の言いなりで「大義なき政治」を推し進める総理大臣に、はなから明日などあろうはずがない。

ハトポッポ新党で困るのは、ヒキガエルだけではござりませぬ。

お金に困っておる小沢新党も、ガッカリでござろう。

お金がない小沢新党に、巨額の子ども手当が支給される鳩ポッポは、金づるだったのにねぇ。

田中秀征さんは、小沢新党や野田総理について、あれこれ述べておる。

「野田佳彦首相は、国会で民主党議員の質問に答え、『消費税増税を民主党マニフェストに明記する』『消費税増税に賛同しない人を公認しない』と明言した。」

そして「今までの野田流答弁なら『最終的には賛成してくれると信じている』と言うはずだが、一気に取り返しのつかない段階まで踏み込んだのには驚いた。」そうな。

これについて田中さんは「この首相らしからぬ発言は、早期解散を回避できないという不安と、一部世論調査の『民・自連立』『3党協力』に関する数字の高さを読み違えたことによるものだろう。」としておる。

そして、こう述べておる。

「今後、この発言については当然党内から批判や不満が沸騰するだろう。“公認基準”という党に専属する重要事項を何の議論もなく独断で約束されては政党は成り立たなくなる。」

独断専行する野田ヒキガエル政権は、いよいよ末期らしい。

一方、数の上では、内閣不信任案のキーマンにして、巨額の資金を持つ鳩ポッポ、残念なことにそれだけが取り柄っていうアンポンタン政治家なのでござる。

あっちもこっちも、トホホなことで、、、

話は変わりますが、きのうのテレビ朝日モーニングバード、恒例「玉ペディア」で玉川ディレクターが一般市民の誤解を解いた。

「原発は止まってても、動いていてもリスクは一緒」「だから動かした方がよい」という世間の声があるそうだけど、これが大ウソだと解説しておったです。

解説したのは京大原子炉実験所の小出裕章さんでござる。

小出さんによると、停止している原発であれば、仮に大事故が起きてもメルトダウンに至るまで、時間稼ぎができるのだそうな。

ようは炉心が冷えているので、事故で冷却水がストップしても、温度によっては数百時間の余裕があるという。

つまりはその数百時間内に対応すれば、炉心溶融は防げるということ。

ところが運転中の原子炉で事故が起きると、炉を急停止させても、温度が高いので、あっという間に炉心溶融に至る。

つまりは福島第一原発の二の舞でござる。

そんなことで、原発は動かしても、停止していても一緒、というのは真っ赤なウソなのじゃ。

地震や津波で、原子炉が破壊されたり、全電源が停止したり、不測の事態が起きた時は、停止さえしていれば、なんとかなりようがあるのでござる。

動いておればアジャパーってことでござる。


財務官僚が事実上の総理って???

2012年07月12日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス18度。雨でござる。

きょうもあすも、天気はよろしくないのだそうな。

ただし、農家にとっては恵みの雨か…

さて、

ヒキガエル野田を高く評価するなど、突然、わけわからん橋下大阪市長ですが、「あれは、小沢一郎とはくっつきません」というサインだとする見方もあるような。

もしそうだとしても、あまりに分かりにくい。

ホントに橋下が中央政治を目指すなら、小沢本人は不要でしょうけど、小沢チルドレンには、まともなにーちゃんやねーちゃんもいるでしょうから、その議席が欲しいはず。

「小沢さん、あんただけはいりません」というにしても、もっと別の言い方があるんではないのかね?

愚直に生きてきた(単なるアホともいいますが)おぢには、さっぱり分かりませぬ。

今週号の週刊現代によると、チルドレンのひとりで、今回離党しなかった、薬害肝炎問題で活躍している福田依里子さんが、一般人と結婚したそうだ。

だけどその「結婚相手」を隠しておるのだそうな。

その夫とは、実は法務大臣官房行政訴訟課に勤めている職員。

わざわざ「一般の男性」としたのは、この夫が7月から橋下大阪市長のもとで働くことになったためだそうな。

この夫、以前から橋下氏に惹かれておって、ブレーンに応募し、選考をクリアしたのだそうな。

そこで、様々な憶測を呼ぶことから、結婚相手は一般男性となったそうな。

この夫が、総選挙で立候補する可能性もあり、福田さんご本人も「維新の会」に移籍、という可能性もありってことだろか?

民主党の離党予備軍、鳩ポッポ一派だけではござりません、って話でござる。

瓦解寸前、哀れ民主党なのじゃ!!

一方、週刊現代に言わせれば、橋下維新の会は「政界のブラックボックス」だそうな。

橋下が首を縦に振れば、放っておいても、あちらからその穴に人が飛び込んでくるという。

確かにねぇ、民、自、公、どいつもこいつも、箸にも棒にもかからん「官僚の虜」なのじゃ。

虜は原発の規制庁だけではないのでござる。

 

ところで、

元朝日新聞の編集委員で、いまはフリージャーナリストの山田厚史さんがたいそう面白いことを書いておる。

その発言が、あれこれ物議をかもしたこともあるお方ですけど、これはニッポンの政治の現状を喝破しておる。

山田さんは、財務省OBの民主党議員の話としてこう書いておる。

「税と社会保障の一体改革というのは、増税しその上で社会保障を削るということです。無駄な社会保障にメスを入れない限り、財政再建はできない」

いやはや、びっくりでござる。

「税と社会保障の一体化」、さっぱり社会保障に手を付けず、事実上棚上げにして、どうにも怪しいとは思ってましたよ、そりゃぁ。

社会保障が「後回し」になるから怒っておったけれど、社会保障の拡充ではなくて、社会保障を「削減する」のが財務省の狙いだったというからあ然呆然じゃ。

躍らせされておるパペットでヒキガエルの野田は、ここに気が付いておるのか、おらんのか。

それにしても、とんでもない財務省の大暴走、旧日本軍並みでござる!!

呆れてものが言えませぬ。

山田さんは、こう書いておる。

「勝次官は主計局長の頃から『影の首相』と云われてきた。霞ヶ関・永田町に張り巡らされた情報ネットワークが財務省権力の源泉だ。予算配分権と人事権を握り官僚機構に君臨する。官邸には首相・官房長官らに秘書官を送り込み遠隔操作する。国会や選挙で責任を問われない官僚が、国会の外に長期政権を築き統治する。これが日本の特徴である。」としておる。

過日、おぢの見立てたのと同じでござる。

国会で、薄っぺらな言葉を、自信たっぷりの口調で喋る野田など、口パクのロウ人形に過ぎませぬ。

影の総理か、はたまた、週刊現代が言うように「天下人・勝栄二郎(財務省の王)」か、いずれにせよ、誰も選んでいない官僚さまが、我がニッポン国を支配しておるってこと。

ここを国民は自覚しないことには、何ンにも始まりませぬ。

ニッポン人はここに目覚めないと、ホントにヤバイと思うけど…

 


「国民で議論を深めよう」という政府の欺瞞

2012年07月11日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス12度。晴れておって、まことに清々しい。

写真のニセコアンヌプリも真夏の風情でござる。いい季節だなぁ。

さて、

過日ご紹介した政府の意見聴取会(公聴)について、今朝の東京新聞は、「形だけ?の国民的議論」と大批判しておる。

原発を一日も早く止めることができるなら「なんでもしよう」と、ワラをも掴む心境のおぢでござったけれど、記事によるとそりゃ「甘い」ということらしい。

東京新聞はこう書いておる。

「『国民的議論を礎』にすると言いながら、時間はわずか一時間半で、意見を言えるのは各会場でたった九人だけ。『議論』というにはあまりにお粗末な内容だ。九月の民主党代表選前に結論を出そうとする政府の拙速さだけが目立つ。」だそうな、

しかも、14、15、16日に3市で開かれることが決まっておるそうだけど、いまもまだ、開催時間さえ決まっていないそうな。

これについては、

「『内閣官房、経済産業省など各省庁から、どの政治家が出席するかを調整中のため、時間が確定できない』という。国民の声を聞くのが目的のはずなのに、政治家の都合が優先される。」と手厳しく批判しておる。

しかも「もっと問題なのは、聴取会の内容だ。時間が一時間半と短い上に、まずは政府側が二〇三〇年までに原発比率を(1)0%(2)15%(3)20~25%-とする三つの案を説明し、その後、案ごとに事前に抽選で選ばれた三人、計九人しか意見を言えない。質疑応答の時間もない。」

ようは、意見を伺うといいながら、アリバイづくりに終始するらしい。

ア・ホ・ク・サということでござる。

ところで、話は変わりますが、新聞報道によると橋下大阪市長は「野田首相はすごい。決める政治をしている」と高く評価したそうな。

ニッポン政治には、もうゲロッゲロ!!

政治家は、どいつもこいつもあまりにも恥知らず、もう政治への期待は、消え果てました。

恥ずかしいニッポン人を辞めて、外人になろうかしらん!?

そんなことで、田中秀征さんのおっしゃることが正しいようでござる。


一転、鳩ポッポは政局のキーマン!?

2012年07月10日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス17度。パッと晴れておりまする。

今朝も湿度が高くて、ちょいとうっとおしい。少し風もあるようじゃ。

さて、

ニッポン政治は、まるでギャグマンガのようにバカバカしいことになっておる。

民主党はきのう、消費税法案に反対した鳩山元総理について当初、党員資格停止6カ月としていた処分を突然、3カ月に短縮した。

ヒキガエル野田は、「総理経験者の造反は重い」と、鳩山ポッポを、ほかより重い党員資格停止6カ月の処分という「厳しい処分」をいったん決めておった。

ところがきのう一転して、それを一気に5割引きに短縮する笑止千万。

この野田という人は、言葉に「真」というもんがない。「厳正に処分」と言っておった口の根も乾かぬうちに、これだもねぇ。

この3カ月の処分について、新聞、TVは「党内融和を図るため」ともっともらしいこと報道してますけど、そんなもんではござりませんです。

仮に小沢新党と鳩一派を合わせると、内閣不信任案を単独提出できる51人を、軽く超える。

でもって、不信任案は、どの法案にも優先して決議される。

内閣不信任案に、自民、公明、みんなの党、共産など各野党が賛成すれば、ヒキガエル野田は、いきなり内閣総辞職か解散かを迫られる絶体絶命のピンチなのじゃ。

それを恐れて、ヒキガエルは鳩ポッポのご機嫌を取り持った。一転、弱腰に出たってこと。

総辞職か、解散総選挙になれば、ヒキガエルが総理官邸に戻ることなど、もう2度とありませぬ。

ようするに、ヒキガエル野田の政権運営は、いまや綱渡り状態。

へっぴり腰でナイアガラの滝を渡るようなもんで、転落寸前なのじゃ。

だから「厳しい処分」も雲散霧消なのじゃ。

「党内融和」なんて言葉では、わけわかりませんです、プンプン!!

ところで、きのうは新聞、TV各社の世論調査の結果が出ましたです。

どこの調査も、野田内閣支持率は30%前後で、結果は似たりゴンベ。

ではありますが、そもそも、いまどき固定電話を対象にした世論調査ってどうよ?

多くの家庭に固定電話があった時代もありますが、いまや携帯さえあれば事足りる。

そんなことで、固定電話なんぞ、家にはないという家庭、けっこう多いんではないの。

この従来型の世論調査で、世の中の傾向、正しくわかるのか?

野田ヒキガエルの支持率が30%前後もあるって、どうにも信用できないのですがねぇ… 


脱原発への道

2012年07月09日 | Weblog

午前9時の気温は、プラス18度。

窓からのぞく空は、今朝も厚い雲に覆われております。

朝はこういう曇り空の方が、涼しくてよろしいかも。ジリジリ暑いのは、日中だけでよろしいです。

写真は、きのうニセコ町で開かれた「倉庫邑(むら)」の催しでござる。

駅前にある倉庫が、役割を終えることから、これをなんとか活用しようと、町があれこれ考えておるらしい。

2回目の開催だそうで、今年は「ものづくり人との体験型コラボレーション」だそうな。

よくわかりませんが、駅前ゆえ、これら農業倉庫をなんとか活用したいらしい。

ま、今回はベーグルやホットドックなどの屋台もごっちゃりあったりで、皆さんたいそう楽しげで、まことにけっこうでござった。

ただし、この再開発については、10億円もかけて、あれこれ再活性化する話もあって、はぁ? って話なのじゃ。

人口わずか4800人の町で10億円って、どうよ? 

箱ものなのかなんなのか知りませんけど、ひと昔前ならいざ知らず、どう考えても異常事態。

大成功した小樽運河と倉庫群のようなわけにはいかんと思うけどねぇ。

人口わずか4800人のマチ、「身の丈に合った町づくり」が必要ではないかと思います。

さて、

日経の「電力改革は止められない 霞が関発、変化のうねり」に面白いことが書かれておったです。

これによると、内閣官房国家戦略室の企画調整官に、伊原智人さんというお方が昨年7月に来ておるそうな。

東大法学部を卒業し、通商産業省(現経産省)に入省。中小企業やマクロ経済、IT、電力などを担当し、2005年に退官、民間のリクルートに転じていた人だそうな。

このお方に注目が集まったのは「04年に経産省の若手官僚数人が国策だった核燃料サイクルの実現性に疑問を投げかけ、政策転換をはかった事件の中心人物だったからだ」そうな。

で、「昨年10月にエネ環会議が設置した『コスト等検証委員会』は原発事故のコストを初めて試算、それを織り込んだ原発の発電コストを従来の約7割増と算出した。」のもこの伊原さんだそうな。

すっかり役立たずと思っておった国家戦力室が発するあれこれの動き、注目されるのでござる。

記事によると、原発を廃炉にすれば、各電力会社は債務超過になるという。

それならば、「電力会社は必死で原発再稼働を目指すだろう」とこの記事はしておる。

だから、「政府は原発事業の分離や業界再編などの対策を一刻も早く講じるべきだろう。」

ここが、ニッポン政府の喫緊の課題だろうけど、ここらあたりに、この伊原智人さんへの期待が高まるのでござる。

誰が何を言おうとも、脱原発はいまや国民の過半数を大きく上回る世論でござる。

一部マスコミが言うように、国論を二分するようなたぐいのものではござりません。

トットと脱原発を目指さねばなりませぬ。

そのためには、諸悪の根源である原発を、電力会社から切り離し、「国鉄清算事業団」のようなバッドカンパニーに集約する。

さらに、発送電を分離して、電力業界に新規参入を促すなど、抜本的な改革が必要でなのござる。

電力各社は自社の経営が破たんするから、原発を動かしたいわけで、ここをフォローしないことにはどもこもならん。

そんなことで、きのうの新聞広告よると、「国家戦力室」が意見聴取会を開くのだそうな。

http://www.sentakushi.go.jp/ 

上記のHPであれこれ意見を募集中だそうな。

こういう場での意見の表明も大切かと思います、ヨロピクなのじゃ!!


小規模校の大きなまつり

2012年07月08日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス18度。

今朝も空は厚い雲に覆われておりまする。日中は良い天気になるのでしょう。

きのう日中も、ジリジリ暑いほどでござった。

そんな中、お近くの小規模校、「樺山小学校」では、恒例の新緑祭が開かれました。

写真は、町内のお子ちゃまたちを集めたキッズダンス。

楽しいし、メンコイ気もしますけれど、年端もいかぬお子ちゃまが、付けまつげしたり、化粧したりってのが、気になりましたです。

本人も親も、おしゃれと思っておるのか知らんけど、どっからどう見ても、キャバ嬢の趣。

薄化粧ぐらいはいいかもしらんけど、小学生でキャバ嬢風の化粧って、どうよ?

西欧諸国には、そもそも付けまつげというもんがありませぬ。

ま、西洋人は、自然にそんだけ、まつ毛が長いわけですけどね。

そうでないニッポン人は、それはそれで、あちらから見れば、魅力的ってことぐらい覚えておいてもいいと思うけどねぇ。

しかも、この小学校は、生徒数20数人で、その3分の1ぐらいは、紅毛碧眼だ。

とにもかくにも、そのまんまでメンコイお子ちゃまに、下品なキャバ嬢風の化粧は、まったく余計だと思います。

今年は、この催しだけでお子ちゃまが30~40人も町中から来ていたためでしょうか。

親御さんも含めて、たいそうな人出でござった。

そんなことで、小さな集落の、小さな小学校は、人で溢れたのでござる。

おぢは、300円なりのから揚げ弁当をいただいたり、5本400円の焼き鳥をいただいたりしながら、フリーマーケットを楽しんだりいたしましたです。

きょうはお隣ニセコ町で、農業倉庫を舞台にした「倉庫邑(むら)2012」が開かれます。

「ものづくり」をテーマに、あれこれイベントがあるようで、きょうはこちらを楽しんでくる予定でござる。

初夏の爽やかご当地、あれこれ催しがあって、楽しいどぉ~!!


豪ドル預金、その後

2012年07月07日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス18度。

今にも雨の降りそうな曇り空で、デッキは濡れておって湿度も高い。

いまんとこ、たいしたうっとおしい天気なのでござる。

日中はどうなるんだろ。晴れたらいいけどね!!

なにせきょうは、お近くの小規模校、樺山小学校で恒例の新緑祭。

これがお楽しみなのじゃ!!

去年のいまごろ、ネット銀行の住信SBI銀行で、いくばくかの豪ドル預金を始めましたです。

当時は1年のものの金利が、5.1%もあったためでござる。

ところが、為替がかなり上下し、そのリスクがけっこうあってびっくり。

買い付けた当時は、1豪ドルが85~84円台でござった。

その後、ジャンジャン円高が進み、1豪ドルが74円にまで。

つまり、一時は15%近い円高で、ひっくり返るような為替差損が発生。

命から2番目に大事なお金が、名目上とはいえ15%近くも目減りしたわけで、多少、ビビりました。

ではありますが、豪ドルベースで見ると、5.1%の金利(税引き前)がついて、この1年で確実に増えた。

円ベースでも見ても、いまは為替が1豪ドル82円どころでチャラ。

預金額は、さらに1年後になると、為替が多少上下したとしても、豪ドルベース、円ベースでも、大きくプラスになりそうでござる。

先日、ちょうど1年経って満期となり、そのまま元利継続にしましたけれど、継続したあと、よくよく見たら、1年物の金利が3.9%に下がっておって、またまたびっくり。

定期預金というのは、最初の金利が延々と続くもんだと思ってましたけど、この外貨預金は違うらしい。

で、さらによく見ると、同じ豪ドル定期でも3か月ものの金利が、なんと4.25%もある。

ってことで、1年定期をそそくさと解約し、3か月定期に変更いたしましたです。

手続き的には、1年定期をいったん解約、普通預金口座に入った豪ドルを、即、3か月定期にするだけ。

ネット銀行ゆえ、手続きはパソコン上で、チャッチャと終わる。手数料も、違約金などもござりません。

当初は5.1%の金利で、10年後には1.6倍と、取らぬタヌキをしておりましたけど、4.25%ではそうもいかんです。

とはいえ、1%だとか、それ以下の金利という口あんぐりの円預金に比べりゃ天地の差でござる。

ほとんど預金に意味がないどころか、ニッポンの国債が大暴落でもしようもんなら、超インフレに襲われ、大幅に目減りする。

もしこうなった場合、ニッポン円は、取り付け騒ぎで、銀行から引き出せない可能性もあるそうな。

そのときは、当然のことながらチョー円安となり、おぢの豪ドル預金は、大きな為替差益で大儲け。

ま、超インフレ下であれば、円に換えても、以前と同程度とは思いますがね。

それでも、インフレで目減りするお金が、これでカバーできる。

豪ドル預金は、為替が場合によっては20%近くも上下するので、名目上は、大きく目減りしたり、大きく増えたりのジェットコースター。

ではありますが、長期で、しかも豪ドルベースで見る限り、いまは4.25%もの高金利ですからドンドコ増える。

しかし、為替がどっちへ向かうかなんぞ、わかるわけがござりません。

1豪ドル70円台の円高もあるだろうし、1豪ドル90円の円安もある。

そんなことで、当面使わないお金や、子や孫、奥さんに残すお金があるのなら、そして、為替の差益や差損に一喜一憂しない方なら、金利4%を超える豪ドル預金は、お勧めと思います。

一番いいのは1豪ドル70円台で預金をスタートさせることですけどね。

ただし、円から外国通貨への両替や逆の両替に、たいそう高い手数料を取る銀行もあるので要注意でござる。

その点、手数料の安い住信SBI銀行はお勧め。

1か月3回まで、他行宛の「振込みが無料」ってのも魅力でござる。

さて、

つい先ほど、TBSテレビ「朝ズバッ!」を観ておったら、消費者庁の松原仁が出ておった。

なんでも、東電の値上げを圧縮するよう、消費者庁の立場から、もの申すのだそうな。

松原仁がたいそう威勢がよいので、みのもんたまで、「月光仮面のようだ」と持ち上げた。

バカなことを言ってはいけません!!

そもそも、東電を破たん処理しなかったから、こうなった。

政府がしっかり破たん処理すれば、当然のことながらJAL並みに給与削減などが、いとも簡単にできたのじゃ。

それを経産省の言いなりで放置し、1兆円もの税金を投入し、さらに電気料金値上げへの道筋をつけたのは、ほかならぬ民主党政権ではないのかね。

経費が多くなればなるほど、利益が増える方式、これは総括原価方式という、チョーおバカな電気事業法のおかげなのじゃ。

なんでも、東電はLNG(液化天然ガス)を世界一高い値段で購入しておるそうな。

そりゃ、総括原価方式だもの、高く買えば買うほど、利益が上乗せされるんだも、誰でも高く買いまする。

世界に類を見ない異常事態でござる。

この総括原価方式の電気事業法さえ変えれば、北海道から沖縄まで、ニッポンの電気料金は、あっという間に安くなる。

それを放置しておるのは、いったいどこの政党だってことじゃ。

笑止千万!!腹が立ってきました、プンプン。!!

そんなことで、次回の総選挙ですけど、その結果がすでに出ておるそうな。

第1党は自民党で、第2党が第3極となる政党、そして第3党が民主党だそうな。

哀れ民主党、第3党に没落でござる。

マニフェストを舐めくさった大ウソこきの民主党に、これでもう2度と単独政権などありません。

そして結局、自民、民主、公明の3党による連立政権になるらしい。

3党合わせても、支持率はわずか30%程度でござる。

守旧派が大集合する、官僚さまお好みの大野合政権の誕生じゃ。

少数派政党と、官僚さまに支配される我がニッポン国の先行き、まことに心配なことでござる。


事故は「津波ではなく地震で起きた。しかも人災」

2012年07月06日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス19度。晴れておりますが、たいそう湿度が高い。

まとわりつくような湿気が、どうにもよろしくない。

ただし、つい先ほどまでウグイスがきれいな声で鳴いておって、気持ちのよい寝覚めでござった。

きょうも、あれこれしなきゃならんことが、ごっちゃり溜まっているのですが、いずれもペンディング状態。

どうしよう、、、

つい先日から、就寝時に「アイスノン」を使っております。

ハニーさんは、床に入るとすーっと寝てしまうのですが、おぢはちょと暑いだけで、なかなか寝付けませぬ。

そこでいつものようにアイスノンの登場でござる。

先日、小樽で布団の上に敷く、冷たいマットなるものが売っておりましたです。

ハニーさん御用達の「通販生活」にも、似たりゴンベのちょと高級品が載っておりました。

先年は、やはり暑さ対策で、竹のマットを買いました。

なんだかんだ、快眠対策を探る、真夏目前の今日この頃でござる。

さて、

国会事故調査委員会が、きのう福島第一原発事故についての報告書をまとめ、衆参両院議長に提出いたしました。

東電の事故調査のデタラメに、口あんぐりでしたけど、今回はたいしたまともな調査結果でござる。

調査の過程も含め、すべてネット上で公開し、英語でも読めるとか。

世界が大注目しておる事故ゆえ、適切な対応と申せましょう。

事故原因を、自然災害ではなく、人災と言い切って、まことに爽快ではありますが、何一つ対策をしないまま、大飯原発を見切り発車したヒキガエル野田、どうしてくれる!!

原子力安全についての監視機能が崩壊して起きた事故としておるのに、そこが何一つ解決しないまま。

免震棟、ベントも完成は3年後という、異常な中での再稼動でござる。

いま、大飯原発周辺で大地震が発生し、事故が起きて、原因を調査すれば、またしても「人災」ですか!?

これでは反省というものがない、単なるアホウ。世界の笑いものでござる。

ヒキガエル野田は、そのとき、どう責任を取るのか、首でもくくるかね?

上記の写真は、秒速2メートル(フクシマ事故時の2分の1)の西風が吹く中、泊原発で事故が起きたときのシュミレーションでござる。

この場合、余市、仁木など果物農家は壊滅、小樽、札幌、江別、岩見沢、三笠、美唄、北広島、恵庭もしっかり放射能汚染いたします。

単なる西風ですと、ニセコアンヌプリと羊蹄山に挟まれた我が家は大丈夫そうに見えますが、冬は北西の風が吹くわけで、完全にアウト。

毎時50~100マイクロシーベルトの空間放射線量に近い状態となりまする。

スキーも、観光も、農業も、穏やかな生活も、なにもかもアジャパーでござる。

倶知安、余市、仁木の町民は、福島県民同様に、流浪の民となるのでござる。

でもって、北海道は泊から東方向がほぼ壊滅。

ホント、怖いです。

フクシマに関していえば、いまだ、自然災害だとぬけぬけと大ウソをこく東電は、なんら反省なし。

関電が、大飯なんかを再稼働させて、どうなのよ?

すっかり忘れてましたけど、大飯原発にも、泊原発にも、当時、史上2番目の大事故といわれたスリーマイル島事故で、大問題となったのと同じ「水位計」がついておる。

スリーマイルでは、水位計が誤った表示をしたため、その後、人為的なミスから大事故へとつながったのじゃ。

よく考えてみてくださいな。

泊原発にも、大飯原発にも、いまだベントのフィルターどころか、ベントそのものがありませぬ。

事故が起きた場合、対策をするための免震重要棟もありませぬ。

で、なによりスリーマイル島と同じ水位計がついてて、スリーマイルもフクシマも、人為的なミスによる事故なのじゃ。

大ウソを平気でつき通す、東電のような怪しい会社が、再び人為的なミスを起こさないとは言い切れません。

まして、東電のミニチュアコピー、似たりゴンベの各電力会社だ、人為ミスの可能性は大と申しておきましょう。

「政治的判断」で大飯を動かしたヒキガエル野田、「恥を知れ!!」と100遍でも、200偏でも、言っておく。

 


今朝もどんより

2012年07月05日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス20度。

どんよりした曇り空が続いておりまする。湿度も高い。

夏ですなぁ、、、

写真は忍路漁港にある北大の施設。

味わいのある建物で、ホテルなんかに改装すれば人気になるだろうに、などと思いましたです。

さて、

強烈な見出しに釣られて、久々「週刊ポスト」を買い求めました。

「霞が関か、アメリカか、それとも日本のドンなのか―日本権力構造のタブーをえぐる『小沢を消せ』と命じ続ける本当の黒幕」

確かに20年もの間、小沢一郎を徹底的に、執拗に「人物破壊」しているニッポン、いったいなんなんだろ?とは思います。

過日の週刊文春の大スクープ、「離婚した小沢一郎の妻の手紙」も、どうやら信ぴょう性は怪しい気配になってきておる。

ポストの記事は、鳥越俊太郎さんと東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋さんの対談と鈴木宗男さんのインタビュー記事などでござる。

鳥越・長谷川の対談では、「西松事件、陸山会事件、ともに検察は2回も不起訴処分を出している」「検事の調査報告書も完全なデタラメ」

ということで、結果的にはすべて不起訴処分だけれど、「小沢はこんな悪い奴だ」という印象だけは国民に残った。

なんで、ここまで検察はやるのか、そこが問題でござる。

長谷川さんは「小沢氏は『霞が関』の虎の尾を踏んだのではないか。そこには『暗黒捜査』を続けてきた法務・検察も含まれるでしょうが、本質的に小沢氏が霞が関にとって危険人物だった」としている。

小沢氏が「官邸機能の強化や政府と与党の一元化など、政策決定プロセスをがらりと変えようとしていた。さらに地域主権を主張し、地方分権基本法を提唱している」からだとしている。

つまりは、「官僚の気に入らないことをやろうとしているから叩かれる」ということらしい。

そういう意味では、橋下大阪市長も、次のターゲットになる可能性大じゃ。

官僚の怖いところは、検察も国税庁もあるってところ。

検察は、西松事件のように、事件そのものをでっち上げて「橋本はこんな悪い奴だ」と印象付けることもできる。

また国税も、節税対策したものでも「あれは脱税だ」として一斉捜査するってこともやる。

橋下大阪市長も小沢一郎と同様に、官僚にしてやられる可能性も否定できませぬ。

話は変わるけれど、今回の民主党離党騒ぎに田中真紀子が動かなかったのは、「相続税問題で申告漏れ」があり、国税庁、財務省に歯向かえないからだという話もある。

うがった見方だけれど、ない話ではなかろう。

一方、鈴木宗男さんは、文春掲載の小沢一郎の元妻の手紙について「文書はすべて民主党代議士の議員会館のポストに郵送されたそうです。タイミングはまさに衆院で増税法案が採決される直前。民主党内は賛成派と小沢さんが引っ張る反対派に割れている状況。-中略- 政治的に利用されてきたわけです」とか。

また自身のムネオハウス、ディーゼル発電所を巡るわいろ問題で「カラスの鳴かない日はあっても、ムネオが叩かれないはない」と言われたけれど、結局、立件されなかったという。

そして「背後には『国家の支配者』の存在がある。それは日本の強大な官僚機構です。霞が関にとっては組織防衛が至上命題であり、その権益を侵す存在は認められないのです」と述べておる。

政治家も確かに困ったもんですけど、おぢがいつも書いておるとおり、背後で政治家を操る官僚さまそこ、「国家の支配者」と、鈴木宗男さんは述べておる。

ニッポン国の本当の敵が、一体全体誰なのか、この国の「黒幕」がよくわかるのじゃ。

国家を事実上牛耳る、官僚さま、ホンに怖いけど、ここを壊さないと、ニッポン再生の芽は出てきませんです。

ハンパないのぉ!! 


浪江町長「でたらめ、全部うそ」と怒り心頭!!

2012年07月04日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス19度と温かでござる。どんよりした空模様で、湿気も多い。

九州北部の大分などでは、連日の豪雨、おかげさんで、あちこちで水があふれて大騒ぎだ。

切ないことで、お見舞いを申し上げます。

昨年の和歌山県の大洪水といい、あっちでもこっちでも、洪水ばっかで、どうなってんの?

山間部に住むおぢ夫婦も、なんだか不安になってくる今日この頃、異常気象に加えて、きのうもあちこちで地震がござった。

ここんとこのニッポン国、なんだかヤバイです。

写真は、きのうに引き続き、忍路でござる。

この日は静かな海でござった。ところが冬はというと、大荒れの悲しみ本線、日本海。

そんなわけで、このあたり、冬はサーフィンのメッカだそうな。

ドライスーツかなんか着てやるんだろうけど、いかにも寒い。だけど、楽しいんだろなぁ、真冬のサーフィン、、、

さて、

福島県浪江町の馬場有町長が、きのう、声を震わせて怒った。

さもありなん。

東京電力が過日発表した「事故報告書」では、「事故直後、浪江町への連絡が途絶え、2日後に社員を派遣して状況を説明した」とした。

ところが、馬場町長はというと、東電の誰が、どんな内容を説明したかなど「一度も聞いたことがない」と、先月、東電に質問し、回答期限をきのう7月3日としておった。

ところがこの日、東電社長は、手ぶらでやってきた。

で、町長は「どうして持ってこないのですか?何なんだいったい。誠意を示せよ」と怒った。

あたり前田のクラッカーじゃ。

適切な避難指示が、国からも、東電からもなかったわけで、町長の怒りは止まらない。

なんといっても、この先数年後、浪江町の子どもたちから甲状腺がんが続出する可能性があるわけで、その怒りはハンパない。

そして、「一両日中に」と言っていたその日の夕方、東電新社長は回答書を持って再びやってきた。

やればできるんでないの!! と思ったら報道陣には非公開、そこで東電はご説明をしたらしい。

その後の記者会見、馬場町長は標記のように怒りをあらわした。

「でたらめですよ、でたらめ。全部うそ。うそです。改めて精査するというような話でしたけど、全く回答になっていない」と声を震わせ、顔を真っ赤にして怒った。

東電は、当時、町長と副町長に、「広報紙を持っていって説明した」としているけれど、もしそうなら町長は「会議を開いて今後どうするかを検討したはず」としておった。

東電と浪江町では協定が結ばれておって、原発事故があれば速やかに情報提供されるはずだった。

実際に事故があって、東電が状況説明に来たのなら、避難を指揮する町長が、それを記憶していないはずはない。

東電、大ウソをこいておる!!

この一件だけを取ってみても、東電が先月発表した「事故報告書」なるものが、いかにデタラメか分かろうというものじゃ。

フクシマ第一原発での事故当時の対応も、隠しておること、ウソついていること、たぶん、ごっちゃりあるのでござろう。

浪江町では、内容を精査したうえ、東電を「業務上過失傷害の疑いで刑事告発」することも検討するとしておるそうな。

この際は、刑事告発でも、名誉棄損でも訴えるのがよろしい。

放射性物質を世界中にぶちまけた大公害企業の経営者と、管理する経産省、安全保安院の担当者が逮捕されていないってのが、そもそもおかしい。

きっちり東電を破たんさせないから、こんなことになる。

天下り先の確保と、利権の確保にうごめく経産省官僚のやり口、許せんね!!

今や東電は国有化ってことで、官僚さまのやりたい放題でござる。どもこもならん。

事故の被害を小さく見せたり、被害がなかったり、というのは、国が水俣病で行ったのと、まったく同じパターンだそうな。

賠償金を抑えるために、被害を小さく見せて、国や企業の負担、責任を軽減しようということ。

福島市やいわき市から住民を避難させないのも、そのためでござる。

この先10年後、20年後は、福島県の都市で全国平均を大きく上回る甲状腺がんなどが続発する可能性が大でござる。

なのに、こうした都市では、あたかも何事もなかったように市民が生活しておるとか。

役所や国のいうことを真に受けては、命の保障がありませぬ。

自分の命、家族の命は、自分で守らないことには、ホントに危ない。

まして、大地震が日に日に迫っておることが、広く知られておるのが首都圏。

トットと逃げださんと、ひとつしかない命、危ないと思うけどねぇ…


小沢G、統一会派で「内閣不信任」提出か?!

2012年07月03日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス16度。どうやら雨上がりの朝でござる。

曇り空ですが、風もなく穏やかそのもの。

きのうは、小樽へ行ってまいりました。

「人生の整理」にはまだ早いか、などと思いつつ、蔵書300冊を古書店に持っていって処理いたしましたです。

これらの本を読ませたい子どもがいるわけでもないので、そのうちハニーさんが処理しなきゃならん。

狭い家をもちょっと有効に使いたいってこともありましたです。

高校生のころから買い集めた初版本などの書籍ですが、まさに二束三文でござった。

本はもう、紙の時代ではないのですなぁ。本を読む人も少なくなったというし…

それでも、手塚治虫漫画全集全300冊だけは、ハニーさんが読むというので残しました。

手塚マンガの300冊の方が、売った300冊より、格段に売り値は高かったですけどね。

写真は、帰りに寄った小樽市忍路(おしょろ)の漁港。

小樽方向から、蘭島手前にあるトンネルの、すぐ手前を右に曲がって、道なりに進みます。

近くには、有名なパン屋さんもあるそうですけど、この日はお休みでござった。

実は、バーバラさんに「いいレストランがある」と聞いて、初めて行ったのじゃ。

オーストラリア人に、教えてもらうって、なんだかなぁ

で着いたところは、実に静かでいい港。別荘なんかもあるようで、たいそういい感じ。

近くにある北大の施設もいい雰囲気でござった。こういうところは一般開放して、宿泊施設にでもするといいのかも。

もったいないです。

港の外には、海水浴にはたいそういい感じの場所もござった。

奥に見えるのはそのレストラン、「ハンマーヘッド」というお店。

どうやら、夏の夕暮れがよろしいようで、今度ぜひ食事をしたいと思いましたです。

サンセットクルーズもいいかもねぇ…

さて、

小沢一郎とその子分50人がとうとう離党いたしました。

「腰砕け50人」「10%程度の支持」とマスコミは非難轟々。

とはいえ、地元「U型テレビ」に出演しておった上杉隆さんは「新党大地などと51人以上の新会派をつくり、内閣不信任案を出す可能性」に言及しておったです。

TVタックルでも、予想が外れることで有名な福岡政行さんも「内閣不信任案の提出がありえる」としておった。

それならそれで、たいそう面白い。

ようは自民党がこの不信任案に賛成すれば、可決でござる。そうなりゃ、ヒキガエル野田は、内閣総辞職か解散の選択肢しかない。

民主党による、財務省主導のチョーおバカ政権に終止符を打つチャンスでござる。

民主、自民以外の第3極のよる連合、「3極連合」の可能性もある。

橋下大阪市長、石原都知事、新党大地、名古屋市長に知事辺りに、小沢グループが揃っての第3極も面白い。

福岡先生によれば、条件は「小沢、鳩山の引退」だそうで、チョー生臭い皆さん、ここが一番難しい。

いずれにせよ、「薩長連合」の可能性は否定できませぬ。

ニッポン政治、民主党に散々裏切られてきて、ようやく面白くなるか?

民主、自民、公明のクサレ3党以外の「受け皿」、トットと出来てくれないと、困るわなぁ…

 

 

 


似たりゴンベ「オスプレイと原発」

2012年07月02日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス18度。どよょょょ~んとした曇り空でござる。

と思っておたら、突然、雨が降ってまいりましたです。

予報では「終日曇り」とのことだったけど…

我が家周辺では、岩内方面からやってくる雨雲が、羊蹄山にぶつかって雨を降らせるのでござる。

雨と雪のホットスポットは、同時に放射能のホットスポットでもござる。

一旦、泊原発で事故が起きれば、原発からわずか20キロほどですから、すぐに逃げないとホントやばい。

早くヨウ素剤を各家庭に配布していただかないことには、何かあれば、すぐさまこぞって甲状腺がんなのじゃ。

もし、事故が起きれば、誰も住めない土地になり、スキー場周辺の大人気の土地やコンドミニアムも、すべて買い手がつかない大暴落となる。

怖いよぉ~

写真は、きのうお隣のニセコ町で行われておった「町民運動会」。

人口4600人ほどの小さな町ゆえ、毎年町民こぞって参加する運動会が盛り上がるのでござる。

隣接する我が倶知安町は、それに比べりゃ1万5000人と人口は3倍。

そんなことなもんだから、こういう運動会なんぞはないわけで、まことに羨ましい。

フツー都会では、小学校、中学校、高校、もしかして大学で運動会があって、それで終わり。

大企業なんかでは、会社の運動会があったりするかも。

でも一般人なら、小中高で運動会は終わりなのじゃ。

ニセコ町には、このお楽しみが毎年あるってところが、何ともうらやましい。

さて、

米軍の輸送機、オスプレイの配備を巡って、沖縄も山口県もプンプンでござる。

未亡人製造機と呼ばれる、事故死が多発する乗り物でござる。

ヘリのように狭いところから離陸して、航続距離はヘリよりはるかに長い。

と、ここまで聞けばたいそうよさげなものですが、実際には延々と事故続きだそうな。

フツー、ヘリコプターは、エンジンが止まっても、メインローターと呼ばれる翼が逆回転して、ゆっくり着地することができる。

ところがこのヘリもどきオスプレイは、それができませぬ。

トットと改良するなりして、安全性を高めてから使えばいいものを、見切り発車状態で事故が続いておる。

あれ??? これって、何かに似てると思えば、ありゃりゃの原発と一緒じゃん!!

大飯原発も泊原発も、ベントはないし、免震棟もなければ、防潮堤も高くない。

安全性を無視した見切り発車で、かたや再稼働、かたや配備でござる。

呆れたことでござる、トホホだねぇ、、、