おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あまりにぜい弱な東京

2013年01月15日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス9度。雪がちらちら降ってます。

きのうご当地はたいそう穏やかな一日でした。写真のように、我が家のニャンは日向ぼっこしておりましたです。

もっとも気温はマイナス2度。陽は燦々、加えて無風だと、マイナス2度でも、ご当地のニャンは外で居眠りするのでござる。

翻って、東京ったらもう!! わずか8センチの雪で、車は動かない、飛行機は飛ばない、滑った転んだと大騒ぎでござる。

道産子にいわせれば「ったくもう!!なにしてんだか!!」ってことでござる。

豪雪地帯のご当地でも、そりゃ一晩で1メートルも雪が積ったなら、交通はマヒするかしらんけど、30センチやそこらなら、学校だって、普段通り。

千歳空港だって、わずか8センチの雪なら離着陸は普段通りでしょう。滅多にないこととはいえ、羽田空港、あまりにぜい弱でござる。

少なくとも「8センチの大雪」って表現はどうよ? 8センチでは深雪スキーは楽しめませんってば!!

そういえば、以前も書きましたけど、とある民放キー局アナウンサー氏はその昔「台風は北海道へ抜けました」と発言して大ヒンシュクでござった。

自分の住んでる東京からみれば、そりゃ「北海道に抜けてよかった」ってことだろうけど、あいにく北海道にも人が住んでおるわけで、「北海道へ抜けた」はないだろうというわけ。

車も飛行機も止まれば、そりゃ「大雪」かもしらんけど、表現するなら「東京では7年ぶりに雪が降りました。積りました。」程度ではないのかね。

ご当地では50センチなら大雪かもしらん。わずか8センチを大雪とは、あまりに視野が狭い。東京だけがニッポンなら、それもいいでしょう。だけど、一冬で14メートルも雪が降るご当地も、悪いけどニッポンでござる。

それにしても、東京への一極集中、官僚さまにとってはまことに都合のよいシステムかしらんけど、ニッポン国民、とりわけ東京都民にとってはどうなのよ?

東京山手線の朝夕の通勤ラッシュなんか、戦前から今に至るまで、延々とぎゅうぎゅう詰めでござる。こんな国、世界広しといえど、いまなら中国と我がニッポンぐらい。

あんな押し合い、へし合いを半世紀以上も続けてるって、異常だとは思わんのかねぇ。都民が不満を言わないのもよくわかりませんです。

あんだけ密着しておれば、中にはちゃんとしたアンポンタンもいて、そりゃ痴漢なんかもしたくなる。痴漢の冤罪事件も増えておるそうで、なんじゃらほい。

この際は、チョー過密の都市と、チョー過疎化の地方、も少し平準化する方策が必要だとおもうのは、おぢだけか…

 


体育会系、嫌いです!!

2013年01月14日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス9度。羽のように軽い雪が、さらっと積もっております。穏やかな朝でござる。

今朝はおぢもハニーさんも、起床が遅かったです。まことに判りやすいのですが、昨夜寝るのが遅かったためでござる。

きのう夜は、「ニセコ冬の音楽祭」にボランティアとして参加いたしました。あれこれ片づけて帰宅したのが10時半過ぎ。いつもは寝ておる時間でした。

結局、それからビール1缶、焼酎水割り1杯呑んで、就寝したのは12時近く。結果、起床は7時を回っておったです。判りやすいこと!!

しかも人ごみでしたので、今朝はなんだか喉がいがらっぽかったり、肩こりが酷かったりと夫婦ともども風邪症状でござる。

慣れないことは身体によろしくないのでござる。このボランティア、去年もしたんですけどね。

でも、お手伝いしたおかげで、世界最高峰の演奏で知られるオーストラリア室内管弦楽団の演奏を聞かせていただきましたです。

なんといっても、今回はエジプト系オーストラリア人という、ウード奏者のジョセフ・タワドロスさんの演奏でござる。これがたいしたよろしかった。ウードとは「撥弦楽器」だそうですけど、ようはアラブとか中東系の弦楽器でござる。

それにしても、この室内管弦楽団の楽団員で、しかも芸術監督のリチャード・トネッティさんの美人の奥さん、なんでかわかりませんが、3曲も歌ってました。あれって何??? 歌がたいしたうまいのか?

70年代のプロテストソング「花はどこへ行った」はおぢ世代にはたいした懐かしい曲ですけど、なんでいま世界最高峰の室内管弦楽団の伴奏で彼女が歌うのよ?

ちゃんとしたバイオリニストである奥さんに、うまくもない歌を歌わせる芸術監督、リチャード・トネッティー、そのあたりどうよ?

きっと、だ~れも批判しないだろうから、おぢはきっちり言っときますけど、あれはわけわかりません。芸術的か!?

さて、

大阪市立桜宮高校の男子生徒が、部活動の顧問から体罰を受け、翌日に自殺した問題じゃ。

体罰について、是か非かという論議、ここんとこTVや新聞を賑わしておりまする。しかし、30~40発も殴ったって、これ体罰かね?

これはこのバスケ部顧問による、傷害致死事件でござる。体罰をどうのこうのということ自体がまことに不見識。おぢはとっても腹立たしいです。

大阪市警は、トットと傷害致死事件として立件し、当該顧問を逮捕するのが当たり前田のクラッカー。体罰論議など、次元の違う問題と思いまする。

そもそも、体育会系は教師が殴ったり、蹴ったりして「指導する」らしい。で、これに生徒は文句も言えず唯々諾々と従う。そんなやり方で、インターハイには出れるか知らんけど、オリンピックに出るような優秀な選手が育つとは思えませぬ。

科学的なトレーニングと指導でしか、世界レベルの選手など出るはずもない。

ま、教師も人間ですから、生徒を1発ぐらい殴ってしまうことぐらいはあるかしらん。しかし、5発、10発、今回のように30~40発って、単なる傷害事件でござる。

こんな顧問を放置しておく市立高校、なんじゃらほい?


ピークへハイク

2013年01月13日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス7度。ようやくいつもの年のご当地の気温になったような。外は吹雪いてますけどね。

それでも、どうやら延々続いておった冷凍庫状態からは脱出の気配でござる。それにしても今シーズンの12月は寒かった。当ブログで一昨年12月を見たら、2日ほどマイナス20度という日があったのですが、平均的にはマイナス6~7度程度。

やっぱ、今シーズンの寒さはかなりのものでござった。このまま平年並みに推移していただけると助かるのですがね。

そんなこんなのきょうこのごろ、自分で言うのもなんですが、当ブログさっぱり面白くござりません。

いくつか理由がありまする。株が上がったり、円安だったりで、なんだかおぢは少しハイテンション。

加えて、スキーシーズンも本格化し、朝は「きょうはスキーに行こうかどうか」と朝からそわそわし、心中穏やかでないこともある。

さらに仕事があって、除雪もあるわけで、どうにもブログに身が入りませぬ。

もっとも、「普段からしょーもないブログだべさ」と言われれば、言葉もございませんけどね。

そんなきのうもハニーさんに背中を押されて、いそいそスキーに行ってまいりましたです。

写真は、きのう10時半過ぎに稜線沿いにピークへ向かう途中に撮ったもの。9割がた外国人でござる。

ピークへ向かう3番のゲートは、きのうは10時前に開きました。キング第4リフト降りたところで、ちゃんとパトロールの人にゲートが開く時間を聞いておけばよかったのですが、大失敗でござった。

ゲートが開いたころ、おぢは1000メートル地点のカフェでお茶してました。

写真のように11時ごろでもピークと稜線にはご覧のようにごっちゃり人がおったです。3連休とあって日本人も少し多い気もしましたけどね。

午前8時半から9時半までの1時間は、羽のように軽い深雪を楽しみました。やっぱマイナス10度前後の雪がよろしいようです。

いい気分で滑って、「はぁはぁ、ぜいぜい」しながら3人乗りのクワッドリフトに乗ったら、おぢと似たりよったりの年齢の外国人に笑われましたです。

聞けば、グアムからやって来ておるアメリカ人で、こちらが61歳と申したら、彼は59歳だとか。しかもすでに15回もニセコに来ておるそうな。

それまでは「コロラドだったけど、もうニセコがサイコー」と言ってました。コロラド州のベイルのスキー場規模なんか、ご当地とは比較にならんのでしょう。

だけど、ほぼ毎日パウダーの深雪が滑れるところなど、世界広しといえどニセコ以外にそうはありませぬ。だから世界中からやってくるのです。

「なんでニセコを知ったの?」と聞いたら、奥さんがなんちゃらエアラインに勤めておって、彼女がニセコのうわさを聞いたのだそうな。なるほどでござる。

もうひとり、世間話したのはシドニーから来た鼻ピアスの30代女性? シワの感じは30代だけど、もしかして20代かも。この鼻ピアスねーちゃんは、食事が美味しいと絶賛しておりましたね。

なかでも「居酒屋」を大評価しておりました。雪もいい、食事もおいしいってことで、ご当地の評価が国際的にも上がっておって、なんとも嬉しい一日でござった。

 


雪はノンストップ!!

2013年01月12日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス8度。天気予報の通り、少し寒気が緩んできておりまする。

マイナス10度を超えないこのあたりが、例年通りの1月だろうと思います。今シーズンは寒すぎて、どもこもなりません。

こうやって、パソコンの前に座っているだけで、足元からジンジン冷えてくるなんて、これまでなかったような…

寒いのは歳ってこともあるんでしょう。だけど、マイナス20度だったり、マイナス10度以下だったりが、こんなに続くシーズンもついぞ経験がない。

そんなことで、防寒用下半身袋とかいう、ネーミングはあんまりよろしくないけど、きわめて実用的なもんをネット購入いたしました。

この足先に、レンジでチンする湯たんぽを入れて、この先パソコンに向かうことなりまする。

品物が届きましたら、また、ご報告いたしますけど、期待で胸がパンパンでござる。もっと別のところもパンパンに膨らんでほしいけど、最近はさっぱり気配というもんがありません…

一方、寒さが緩んだせいなのか、雪がドンドコ増えてます。きのう一日デッキの除雪をしなかったら、けさはいよいよヤバイことになってます。

裏の薪小屋も物置小屋も、屋根の雪を下さないことには、そろそろ建物崩壊の危機でござる。

とはいえ週末は仕事が忙しいことになっておって、これまた、たいした悩ましい。

身体がもう一つ欲しい、おぢなのでござる。スキーにも行きたいしなぁ…

そうなるとスキー用の身体に、仕事用、さらに除雪用と3つですか。しょうもないことで悩んでますなぁ、自分で言うのもなんですが、アホでござる。

平和で、アホで、スマンこってす!!

と書いてたら、雪がたいしたいいことに気が付いた優しいハニーさんが「行ってきたら?」ってことで、スキーに行って、今戻りました。

いがったで~す!! 詳しくは明日でござる。


豪雪の朝

2013年01月11日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス12度。今は晴れておりますが、昨夜から今朝にかけて雪は30センチも降ったでしょうか。

寒いのですが、なぜか重い雪でござる。

いつもは玄関前まで入ってくる新聞配達の車が、道路から1メートルほどのところで止まったらしい。重くて深い雪で、車が玄関前まで進むことができなかったってこと。

おぢも午前5時半にやってきた道路除雪車の音で目が覚めました。トットと起床し、除雪しやすいように車を移動したり、車の屋根に降り積もった大量の雪を落としたり。

早朝からたいした忙しかったのです。

きのうは、屋根の上に延々と残っておる雪や、屋根上の煙突周り張り付いた雪、それにTVアンテナにくっ付いた雪を落としてもらおうと、いつもお願いしている板金屋さんに来ていただきましたです。

玄関上の小屋根に12月初旬から鎮座していた大量の雪も、きれいに落としてもらったのでござる。

そしたら、今朝までにこの大雪だもねぇ。すっかり元の木阿弥状態でござる。

とはいえ、前日の状態のままでこの大雪を迎えたら、小屋根が雪の重みで壊れるとか、屋根の上の煙突から、融けた雪にタールが混じったものがぽたぽた室内に落ちるとか、たいそう危険なことになった可能性もありまする。

豪雪地帯の山暮らし、ゆるくないのでござる。

ところで、円安がドンドコ進んでおりまする。豪ドルは、今朝すでに94円台に突入でござる。

おぢは85円台で豪ドル預金スタートしてますから、金利と為替差益ですでに16%もの含み益を抱えております。単なる預金が、こんなになってビックリ仰天でござる。

このまま一本調子で円安が進むとは思えませんが、目先、円安の大きな流れは変わらんのでしょう。

2007年につけた「1豪ドル104円」どころになったら、一旦解約して利益確定ってことでござる。

もっとも、日本国債がヘッジファンドに空売りされて暴落、チョー円安になるという「ギリシャ悲劇」がニッポンに訪れる可能性がないわけではない。予断は許せません。

目先は円安、株高でアベノミックスは大成功のようですが、この先どうだろ? いささか心配にもなりまする。

ここんとこ、経済学者の竹中平蔵がTVに頻繁に出演しておる。経済財政諮問会議の一員で、つまりは安倍内閣における経済に関する司令塔の一人ということらしい。

思い起こせば、戦後最長の好景気といわれた小泉政権時代、これを担ったのも竹中平蔵でした。戦後最長の好景気の実感、だれかそんなもんを感じましたかね?

あのとき儲かったのは大企業だけでした。サラリーマンの給与はドンドコ下がった時代ではなかったか。

竹中平蔵はきのうのTV番組でも「当時、もう3年したらサラリーマンが実感できる好景気になった」とか申しておったけど、どうよ?

アベノミックスで、果たして国民が納得する好景気がやってくるのかね? 「小泉構造改革」は、派遣労働など非正規労働者を増大させ「格差の拡大」しただけだった。

なんのことはない、これはアメリカの「年次改革要望書」に沿ったものだった。もちろん、郵政民営化もこの年次改革要望書に沿ったもの。

この年次改革要望書とは以下のようなもの。

これは、1993年7月、当時の宮沢首相とクリントン大統領の日米首脳会談で決まった。日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本政府への米国政府要望書」のことだ。

年次改革要望書は、双方向提出となっていて、94年から毎年一回、10月に双方向の要望書が交換されておるそうな。

小泉構造改革とは、まさにこれに沿ったものでござる。そして今回、安倍政権でまたもや竹中平蔵の登場でござる。

ホントにニッポン国民のためになる経済政策をするのかどうか、注視していないとヤバイかも。

…とも思う今日この頃のおぢでござる。


チョー美味!! 鮭の燻製

2013年01月10日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス13度。6時に起きた時は15度ありました。

雪もジャンジャン降ってます。ノンストプでござる。きょうもスキー場はよさげですが、おぢは仕事で行けませぬ。ちょいと残念!!

写真は、ハニーさんのお友だちからいただいたサケの燻製でござる。これがチョー美味!!こんな旨いサケの燻製は食べたことがござりません。

これ、余市町にある南保商店ご謹製のソフトタイプ燻製でござる。1本6800円なりの高級品なのじゃ。

で、残念ながらいただいたのはこの半分。ってことで、嬉しいやら悲しいやら。既に今年の販売は終了だそうで、来年はぜひとも2本ぐらい予約したいです。

そこらで売っておるサケトバなんぞと比較するのも失礼な極上品でござる。ビールや酒のおともに絶妙の逸品と申せます。チョーお勧め!!

この正月、おぢは昨年末から一日休肝日を設けただけで延々と呑んでおりました。そんなことで、今週は月曜、火曜とようやく2連続の休肝日といたしました。

ほぼ二週間飲み続けたわけで、今回の休肝日の辛いこと、辛いこと。さっぱり眠れない2夜で、完全にアルコール依存症状態でござった。

そんなことで、昨夜は久々のズンバでごっちゃり汗をかいて、このサケの燻製をお供にびーるをたくさんいただきました。至福の時でござった。

そんなことで、きょうは二日酔いの上、ムチャ忙しいことになってますおぢゆえ、当ブログはきょうもチョー手抜き。スマンこってす!!

 


今シーズンの初ピーク

2013年01月09日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス14度。連日厳しい冷え込みです。

きのうの当ブログの標題、「高市VS野田、女の闘いどっちが正しい」などとしましたが、そんなことさっぱり書いてなかったわけで、まことにスマンこってす。

書こうとは思ってました。思ってましたけど、スキーに行く時間が迫ってきたもんだから、「チョー手抜き」してしまったのでござる。家にスキーから帰ってきて、ようやく気付き、慌てて直しましたけど、とうとうボケ症状でござろうか…

そんなことで、きのうは午前8時前に我が家を出発し、8時15分には若者たちに交じってリフトに並んでおりました。

正月休み明けということで、並んでおるのは8~9割が外国人。もっとも、先頭付近に並んでおるのはニッポン人スキーヤーやスノーボーダーの方が多かったかも。

で、いつものようにきっちり1時間、滑りまくりました。リフト上では、30代か40代の訛りの強いオーストラリア人に話しかけられましたです。

彼は今回が初来日だそうで、友人と計4人でゴンドラ近くのコンドミニアムに泊っておるそうな。寒そうでしたが、パウダースノーの質のよさにたいした感激した様子でござった。

でもって、ちゃんと雪崩情報もチェックしておって、ゲートがオープンするという情報もしっかり把握しておりましたです。おぢは出発前に、お隣りに宿泊中の方に教えていただき、直後にFMニセコでも聞きました。

この雪崩情報、しっかり機能しておりまする。情報を提供しておるのは、著名な登山家でおぢの高校の先輩でもあります新谷暁生さんが主宰する「ニセコ雪崩調査所」でござる。

毎朝、新谷さんをはじめとするこの調査所のメンバーが、山に登り、雪崩の危険がないか弱層テストを行い、天気図を確認し、データを日本語と英語で公表しておるのでござる。

頭が下がります。どんだけ雪崩遭難事故の防止に役立っておるか、わかりません。花園に「レジェンド・オブ・シンヤ」というコースがありますが、これ新谷さんへのリスペクトってことなのか?

そんなことで、10時半にゲートが開いて、おぢも背中のザックにスキーを取り付けて1歩、1歩ピークへ向けてハイクいたしましたです。

これがしんどくてねぇ。途中、休み休みでぜいぜいはぁはぁしておりましたです。そんとき、おぢよりかなり年上の爺さんが、息も切らさず、ゆっくり、しかし確実に登ってくるわけ。

で、情けないことに、おぢよりさらに爺さんのこの方の後ろについて、山頂めざすことにいたしました。今日の写真は、ピークに着いたとき携帯で撮った、この爺さんでござる。

聞けば、71歳とか。ちょうど10歳年上ですけど、体力も経験もはるかにおぢを凌ぐ感じでござった。登る途中に、一旦平坦なところに着くので、ここでお幾つか聞いたのです。

でもって、ぽつりと言いました。「ここで休んだらダメなんだ」。しっかり休もうと思っておったおぢ、とぼとぼと猛吹雪の中、付いて行きましたです。他人を爺さん呼ばわりしておりますけど、おぢの方がよっぽど爺さんでござる。ごめんなさい。

おかげんさんで、今シーズンの初ピークと極上深雪パウダーを満喫できましたです。今シーズン最高のパウダーでござった。このお方に感謝でござる。

ついでながら知らない人のためにニセコアンヌプリのピークへの行程をお教えいたします。知ってる人にはどうでもいい情報でけどね。

ピークへ向かうには、ニセコグラン・ヒラフスキー場のキング第4リフトを降りてから、ツボ足で直登です。まずは45度近い急斜面を一歩一歩はぁはぁぜいぜい登ります。

初めての方は、後ろを振り返ってはいけません。クラクラする急斜面で、それだけでビビります。

早い人で7~8分も登ると、多少斜面はなだらかに。そこをさらに5分ほど登ると稜線に出ます。時間の目安は、あくまで若い人のペースです。誤解なきようにって、だれも誤解しませんか…

ここからは風がたいした強いことになってます。耳が千切れるほどの感じでござる。この先は稜線沿いを進むと小さなコンクリートの避難小屋のあるピークに到着いたします。若い人で約20分でござる。

こう書けば、たいしたことはないのですが、重いスキーを背負っておるのでけっこうしんどいわけ。さきの爺さんは軽いスキーのようでしたけど、ああいうスキーだと技術のないおぢは辛い。

重くて幅広のファットスキーでないと、未熟者は深雪を楽しめません。

このピークから大滑走するのですが、たいていの場合、ここは強烈な風で、立っているのもままならない状況。なので一旦は避難小屋で一服するのがお勧めでござる。

できれば、ここで水分補給とチョコレートなどの糖分補給するのがよろしい。ザックに水とキャンデー、チョコは必須です。

で、滑るのですが、パッと見、どっちを向いても下がまるで見えない急斜面でござる。初めて方は正直、ビビります。斜面も風にさらされてカリカリですから、滑り落ちるような怖さもありまする。

でも下の見えないカリカリの急斜面は、直下の100メートルほど。ここが怖いなら横滑りで降りるのもよろしいです。

その先がいよいよ深雪天国でござる。広い1枚バーンがドーンと広がっておるんだなぁ、これが。このふあふあ急斜面を滑って行くときの快感が、何とも言えないのよねぇ。

羊蹄山を滑ったときと同じですね。あっちはシール付けて8合目までで5時間とか登るわけですけど、こっちは20分。あっおぢの場合は30分。

深雪を滑ることのできるボードの方なら、ニセコアンヌプリのピーク、だれでもOKと思います。これを覚えるとニセコにはまること間違いなしの深雪ビューティフルゾーンなのでございます、ハイ!!

 


きょうこそピークへ

2013年01月08日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス10度。ったくもう!! 寒いのにもほどがある。12月から1月初旬まで、延々氷点下10度を下回る日が続いておりまする。

どうなってんだろ? 

そんなこんなではありますが、きのうは午前9時を過ぎてから、段々と天気がよくなってきたもんだから、今シーズン4度目、今年初めてのスキーに行きましたです。

グランヒラフの駐車場では、スキーと自転車が大好きなボブさんに久々お会いしました。「きょうはピークのゲートが開くよ。たぶん」と言うので、そそくさと準備してリフトに。

ところが上に行くにしたがって、風の強いこと、強いこと。そんなことで、キング第4リフトは写真のように動きませんです。

ピークへ向かう3番ゲートは今シーズンまだ3回ほどしか開いていないそうな。普段はたいてい年明けのオープンですから、今シーズンは早いといえば早い。

いずれにしても、ニセコアンヌプリの山頂から深雪を滑るのは、ご当地のスキー場の醍醐味でござる。登るのはしんどいですけどね。

そんなこんなでおぢはきょうもスキーに行くことに。ということで、今日のブログはこれにて手抜きのまま店じまい。新年早々、スマンこってす!!

 


世間はきょうから平常運転

2013年01月07日 | Weblog

 

午前6時の気温はまたもやマイナス10度。どうなってんだろ? この寒さ。

雪も相変わらずいい感じで降ってます。除雪のことを考えるとクラクラ頭も痛いけど、あえて北海道の豪雪地帯に住んでおりますゆえ、しようがないことになってます。

ハニーさんの体調は、だいぶ良くなってきておりますが、今朝も未明に胃が痛かったそうでなかなか回復いたしません。

ミスチル(ミスターチルドレン)のメンバーが、ウイルス性胃腸炎に罹って公演中止だそうですけど、ハニーさんの病気もこれかなぁ?

外では今朝も発破の音が「ドン、ドン」と響いておる。雪崩事故防止のために、人工雪崩を起こしておるのですが、こんなに毎日、毎日、発破かけておって、事故などないのかと心配にもなりまする。

その一方、どんなふうにして爆発させておるのか、そこらあたり、野次馬根性たっぷりのおぢ、実は興味津々なのじゃ。

導火線の付いたダイナマイトに火をつけて、山の上から斜面に向けて投てき。ほどなくダイナマイトは爆発。って、アメリカ人風のお気楽な感じか?

それとも、爆発させたい場所にダイナマイトを置いて、そこから電線を引いて、スイッチオンで爆発。そんなパターンか?

それとも、おぢの想像もつかない方法なのか、そもそも爆発させておるのはダイナマイトなのか、一度しっかり聞いてみたいです。

ところで、円安がドンドコ進行しております。おかげさんで我が家の資産の多くを占める豪ドル預金は、ビックリするほどの増えようでござる。

単なる預金が、こんな毎日、毎日、目に見えて増えるって、怖い気もいたします。もっとも、このまま豪ドル預金だと単なる机上の空論、絵に描いた餅に過ぎません。

預金を解約し、一旦日本円に両替しないことには、増えた減ったは意味がない。いずれ利益を確定させないといけません。

そういえば、バブルのころ、ゴルフ場会員権が高騰を続けておった時、おぢの旧友でアンポンタンのMはこう言っておった。

「こんなに儲かるなら、ゴルフ会員権もっと買っておけばよかった」

ようは持っておる会員権の値段はズンズン上がっていたけれど、ただ見ておっただけ。その会員権を高値で売り逃げることもなく、買い増しすることもなく、やがてバブルは終焉。結果、元の木阿弥、いや含み損を抱えたのでござる。

そのバブルころ、おぢは不動産やゴルフ会員権とは無縁でござった。株はやってました。結局やられましたけど。

いまアベノミックスで株価2万円も視野に入っておりまする。いつか来た道、あれやこれやが急騰し、バブルになる可能性もありまする。

もし、そんなことになって、大儲けのチャンスが来たならば、とにもかくにも利益を確定しておくのが賢明じゃ。

株の世界では「利食い百人力」と申します。慌てず騒がずしっかり「利益の確定」をするのがこの先賢明かと思いまする。

「バブルは悪いこと」のように思われてますけど、こりゃもう資本主義の宿命でござる。上にも下にも行き過ぎるのが資本主義。

財務省と日銀によって管理され、延々と暗い下向きの20年でしたけど、これが一転するやもしれませぬ。

なにか面白くなりそうな気がしてワクワクしておるのはおぢだけか…

 


どうなる原発の安全基準

2013年01月06日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス8度。マイナス一桁だと、この冬は暖かくさえ感じます。厳しい冬ですなぁ。

スキー・スノボにもかなりいいシーズンですけど、おぢは今シーズンまだ3回しか滑っておりませぬ。ハニーさんもようやく回復の気配で、そろそろスキーに行こうかと思ってますけど、今朝は吹雪いているような。

まだ暗くて、外の様子がよくわかりませんけどね。

って、よく見ると、風が巻いているような感じで、細かな雪が降っておる。きょうはやっぱ吹雪!! ありゃりゃなことで…

理想のパターンは、前夜からごっちゃり雪が降って、朝は無風でピーカンというお天気。一シーズンせいぜい1~2度ですかね、そんなのは。

もっとも、3月になるとそんな日も増えますが、暖かいので雪が重くてダメになる。パウダーフリーク、なかなかメンドイのでござる。

さて、

1月19日号の週刊現代、古賀茂明さんの「官々諤々」は、「原発再稼働に向けた舞台装置」と題して、「一番肝心な安全基準の骨子案がまもなく取りまとめられる」ことへ危機感を募らせておる。

自民党は「原子力規制委員会の判断を何よりも優先する」と申しておる。そしてその規制委が拙速に安全基準をつくってしまえば、どんどん原発再稼動が認められる可能性が大きいのだという。

その危ない兆候がすでに出ておるというのだ。

まずはスケジュール。今年7月までに安全基準の運用が開始できるよう、今年の初旬にも骨子がまとめられるそうな。

こうしたスケジュールの管理、これが官僚のやり口でござる。大飯原発の活断層調査の時も、タイトなスケジュールにして、調査をトットと打ち切ろうとしたね、経産官僚は。

今回も同じ様にタイトなスケジュールにして、電力会社や原子力ムラに「都合のいい安全基準」をつくるということらしい。

IAEAが指摘しておるように、古賀さんは不十分なニッポンの安全基準を世界最高水準のモノに変えなければならないとしておる。そのお手本となるアメリカの安全審査指針、なんと数千ページに及ぶのだという。

これを数カ月でこなして今年初旬にまとめるなどまるで不可能。したがって、経産省から規制委に出向している原発推進の官僚が原案を作ることになるのだそうな。

ひでぇなぁ。フクシマの大事故があったのにもかかわらず、新しい安全基準の原案を、原発推進の経産官僚がつくるのですぞ!!

古賀さんも「スケジュールありきのやり方を見直すべきだ」としておるけれどねぇ…

さらに古賀さんは活断層に関する議論にも不安があるという。

日本の安全基準では、活断層の定義は5万年前以降に動いたものとされていたが、最近12万年前までに拡大した。これをさらに40万年前までに拡大する方向だそうな。

ほほぅ~!! たいしたいい方向ではないかね。

…と思ったら、世界常識の活断層とは「おおむね180万年前以降に動いたもの」だそうな。ひぇ~!!

これから40万年前以降に「改善」するってどうよ? 世界常識は180万年以降なのに。しかもついこの間まではわずか5万年前だったとは笑止千万。顔が引きつりまする。

日本の原発安全基準って一体全体なんですか??? 世界の常識からまるでかけ離れておるではないの!!

そりゃIAEAならずとも「日本の基準はおかしい」というんでないの?

つまり、諸外国では180万年前以降に動いた断層であれば、そこに原発を立地するのは不可能だということ。

しかし、ニッポンでこの国際基準に従うと、多くの原発が動かせなくなるからそれはしない、のだそうな。

ったくもう、なんのことはない、原子力ムラの論理はフクシマの世紀の大事故を経験した今も、世界標準からかけ離れたデタラメ基準ってことらしい。

古賀さんによれば、ニッポンでは「敷地内の断層でも原子炉建屋直下でなければ、建設は可能だとされている」そうな。

「しかし浜岡などの断層では、過去に断層がずれた時に地盤全体が傾いて隆起したことがわかっている」という。

つまり、そんなことが起きたなら、「原子炉そのものが倒れる可能性がある」というのだ。

斑目春樹原子力安全委員長は「日本では、海外で安全基準を厳しくする動きがあると、それをどのように適用するするかではなく、どうやったら適用しなくてすむかをみんなで考えた」と国会事故調で証言しておるそうな。

あ然呆然の証言でござる。斑目改めデタラメと申しておきましょう。厳しい外国の基準を「どうやったら適用しなくてすむか考えた」って、これ犯罪ではないのかね?

古賀さんは「7月の参院選後には、いくつかの原発再稼動不許可と同時に他の原発の再稼働に舵を切るのか。自民党政権の誕生でそんな不安が募るのである」と締めくくっておる。

ニッポンは地震国、しかも地震活発期に入っておることを踏まえれば、この際、フクシマの二の舞が、そう遠くない将来、この国で繰り返される可能性は大きいと申しておきましょう。

景気回復はとても大事でござる。そこだけみれば自民党の政策、まことに正しい。しかし、原発で再び事故が起きたなら、ニッポンは再生不能の大ダメージを受けまする。

そんなことになれば、経済、景気でもありません。ニッポン人、頭がいいのか、悪いのか、チョー目先の景気ばかりでは、どもこもならんと思うけど、どうよ?

 


脱原発へ「ミドリムシ」も参戦じゃ!!

2013年01月05日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス11度。ご当地は連日連夜、冷凍庫状態が続いておりまする。

とっても寒い冬でいささか疲れてます。外の天候はというと、今朝も雪が深々と降っておって、スキーには絶好でござる。寒いけどね。

きのう夕方は家の軒下の除雪をいたしましたが、きょうはデッキの除雪をしないことにはいよいよヤバイことになってます。

ハニーさんの体調も依然としてよろしくないわけで、スキーにも行けませぬ。

きのう、函館のIさんから年賀状が届きました。Iさんはおぢよりずいぶんと年上のお方です。かつては旧たくぎんの幹部のひとりでもありました。

しかし、旧幹部のハチャメチャ経営に直言し、たくぎん破たん後は旧幹部の所業を裁判でも追及するなど、銀行マンとしてしっかり筋を通した方でもござる。

その後は千歳にあるゴルフ場の再建に奔走し、このゴルフ場を立派に立て直しております。このゴルフ場、いまやセガサミーカップゴルフトーナメントなど国内有数の大会を開催する北海道内の有名ゴルフ場のひとつに育っております。

しかもこの間、Iさんは同ゴルフ場の社長ではありましたが、自身の給料は無し。従業員にはちゃんと給料を支払う一方、本人は無給でゴルフ場を再建したのです。たいへんな人がいたもんです。

このIさんに出会ったのは、過日も書きましたススキノの焼き鳥屋、福鳥でござった。そういえばこの福鳥では、札幌五輪の日の丸飛行隊で金メダルを取った金野昭次さんもご常連でござった。

年賀状によるとそのIさん、生地の函館で悠々自適かと思いましたら、「大間原発訴訟の会」の一員として「ストップ大間原発」を目指して活動中だそうな。

天気がいいと自宅から大間原発が見えるだとか。感じ悪いです。

さらには体力維持のため、スポーツクラブにも通っておるそうで、こうした方が大間原発反対運動に積極的に参加するというのは、まことに心強い。金波銀波の波乗り越えてきた爺さんパワー、舐めてはいけませんぞ!!

ところで、アベノミックスのおかげで、株は高いは、円安は進むはで、チョー目先はいいことづくめのようでござる。

そんな中、東証マザーズ市場に上場しておるユーグレナ(2931)が、6700円(1000円高)のストップ高となったそうな。この会社、あのミドリムシをつくっておる。

名前のよろしくない食べものだと思いましたけど、どうやらそうれだけではないのだとか。

ミドリムシは光合成で作った栄養分を、脂肪に変えて体にため込む性質があるそうな。その油は超低温でも固まらないため、ユーグレナはジェット燃料として使用する研究をJX日鉱日石エネルギーと共同で進めておる。

でもって、2018年までの実用化を目指すそうな。だからストップ高!!

トウモロコシなど穀物からバイオエタノール燃料をつくるのと違って、ミドリムシは人間の食料不足に影響を与えません。

しかも1日で倍に増え、季節を問わず収穫できることも有望視されているそうな。1ヘクタールの土地で1年間に取れる油の量はトウモロコシ0.2トン、アブラヤシ6トンだが、ミドリムシは47~140トンと桁違い

ミドリムシを大量生産すれば、もちろん発電にも使えまする。

加えて過日報道された塩水だけで発電する「マグネシウム発電」だって実用性はばっちり。

さらにさらに、LNGだってアメリカ並みにいまの9分の1の値段で買えば電気代の値上げもございません。

安倍政権誕生で電力会社の株価はあっという間に倍増いたしましたけど、これ原発再稼動が前提でござる。

利権でズブズブ、加えて危険極まりない腐れ原発なんぞに頼ってるヒマは、丸きりありませんです。

フクシマの大事故を契機に、上記のあれやこれやで「発電のイノベーション」を我がニッポンから発信する大チャンスだと思うけど、どうよ?

 


嗚呼アメリカ

2013年01月04日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス12度。細かな雪が降っておりまする。積雪は15センチほど。

「ドン!!ドン!!」と雪崩防止のための発破の音が外から響きます。きょうは深雪のスキー・スノボにはよろしいコンディションようですが、おぢは仕事が忙しくてそれどころではありませぬ。

それにハニーさんの体調が思わしくない。きのうから寝込んでおるのです。体調の変わり目なのでしょうか、心配でござる。

そんなことで、久しぶりに朝食の用意をすることになってます。魚を焼いて、納豆と昨日午後に届いた「くっちゃんひらふ山の畑」の生卵で朝食なのじゃ。

おぢの場合、独身時代は野菜やサラダ食べませんでした。外食しても付いてくる野菜は「飾り」と思って手を付けませんでした。

それがハニーさんのおかげで、いまやサラダやトマトのない朝ご飯は考えられないまでに進歩。で、そそくさとサラダも食卓に。

しかも過日も書いたかと思いますが、アルツハイマー予防のため、まずは野菜を食べてしまう。これが肝心でござる。

あれもこれも美味しくいただいて、ハニーさんのためのおかゆも用意いたしました。診療所がきょうから開いていればよいのですが…

さて、

週刊文春連載中の「町山智浩さんの言霊USA」が面白い。

去年アメリカのネットで最も多く検索された言葉は、「社会主義」と「資本主義」だそうな。資本主義のサンプルみたいな国で、こういう言葉が分からない時代なのですなぁ。旧ソ連が崩壊、東ドイツも崩壊し、いったい何年経ったことか。そういう世代が育っても不思議はないのかもしれませぬ。

でもって、なんで若者たちが社会主義を検索したかというと、民主党の「国民皆保険」制度に共和党員らが反対し、オバマらを社会主義者呼ばわりしたからだ。

しかし若者には社会主義者の意味も分からんわけ。でもって、あれこれ検索。結果、国民皆保険がアメリカ以外の先進国では当たり前田のクラッカーだということを学んだのだそうな。

国民皆保険=社会主義者と信じ込むアメリカ人、ニッポン人やヨーロッパ諸国から見れば、アホだね。さらにはその社会主義さえ知らないというから、アメリカ人の若者、なんじゃらほい。

でもって、強烈な言葉もあったそうな。コネチカットの小学校で起きた26人を射殺する大量殺人事件について、銃規制反対派はこうのたまったそうな。

事件の起きた町の人はあんまり銃を持っていたなかったとして「もし校長がM4突撃銃を持っていたら、銃撃が始まる前に犯人の頭を吹っ飛ばしていただろう」

銃規制どころか、もっと銃を持っていれば「犯罪」は防げたというのだ。アメリカ人、わけ判りません。

やっぱ旅行してもハワイまで、アメリカ本国は怖くていけませんです、ハイ!!

 

 


呑みました

2013年01月03日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス10度。朝方は吹雪いておりました。加えておぢは二日酔いでヘロヘロ。

昨夜の夕食、お隣に滞在中の沖縄の一家を招いて、お鍋とチーズフォンデューを楽しみました。

この家族、就学前の長女を筆頭に、4歳の男の子、1歳半の女の子、それにゼロ歳児の女の子に、お父さん、お母さんの布陣でござる。いまどき6人の大家族、まことに羨ましい。

でもって、お父さんもお母さんも、お医者さんというインテリ一家。先年札幌に転勤中にスノボにはまり、いわゆる「産休」を利用してはるばる沖縄から家族そろってやってきておるそうな。

そんなことで、お子ちゃまはこんなごっちゃりの雪を見るのはたぶん初めて。そんなことで元気なことったらもう。

中でも「ネコになりたい」とか申しておる不思議ちゃんの男の子が、元気で元気で凄かった。

この子は、何度も何度もおぢに肉体攻撃を仕掛けるのです。加減なんぞというもんは丸きりないわけで、おぢはタジタジ。「パンツ脱がされたら負け」とお母さんがいうもんだから、しっかりパンツ脱がしました。

そしたら、長女が長男に加勢するわけなのよ。優しい長女なわけで、兄弟のいないおぢ、とっても羨ましかったです。

でもって、おぢはこの間にビール、ワイン、焼酎たくさんを呑んでるおって、すでにヘロヘロ。ハニーさんは「倒れる」んじゃないかと心配しておったそうな。

そんなこんなで、しんどくも楽しい一夜を過ごしたのでした。元気で明るい子どもがたくさんいる家庭、いいですなぁ。

ってことで、ゲロゲロのおぢ、これから仕事でござる。そんなことで今日もチョー手抜きブログなのじゃ。お正月休みで観てる人も少ないので意欲にも欠ける。スマンこってす!!


「ネイルケア」

2013年01月02日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス11度と冷えておりまする。

きのうまで、少し風邪気味で体調がよろしくなかったのですが、今朝はスッキリしております。

喉がイガイガすれば、うがい薬。肩こりがひどいと葛根湯を飲む。そんな風にして、おとなしくしておりますと、酷い風邪っぴきになることも、こじらすこともござりません。

「1年360日は風邪引いているべ」とかつて旧友Sに揶揄されたおぢですけど、ここんことは「1年360日は元気」でござる。

どうやら「転ばぬ先の杖」が功を奏しておるらしい。

そんな冬期間、室内が乾燥するせいか、指先が「ぱっくり割れ」することが多い。同時に指先2本や3本が割れてたいそうしんどいこともある。

冬は部屋の湿度が40%以下とかなり乾燥するためと諦めておりました。ストーブの上ではお湯がちんちん湧いてるのですがね。

そこで「ひび&あかぎれの治療薬」を塗って、伸び縮みする「キネシオテープ」を貼って、治るまで延々ガマンする日々でござった。

このテープがこれまた水で手を洗うたびにとれてしまって、たいした往生しておったです。手洗いすると水が沁みて痛いしねぇ。

そんなこんなの過日、ハニーさんに爪の周りの硬い皮、「甘皮」というんですか、これを爪用のヤスリでごしごし削り取って、ツルツルにしてもらいました。それからです。さっぱり割れることがなくなったのは。

歳のせいか、面の皮と同様に、指先の甘皮が厚く、硬くなってきて、そこに乾燥が加わって割れる。どうやらそんなことだったらしい。

冬は部屋の湿度を高くしておくことに加え、指先やかかとなどぱっくり割れの懸念のあるところは、こまめにヤスリでツルツルにしておくのがよろしいようでござる。

当世、「ネイルケア」とかいうもんが女性の間で流行っておりまする。おぢなんかは爪に高いカネかけるってなんじゃらほい? と思ってましたけど、実益もあるのですなぁ。

冬はじぃさんにもネイルケアが必要だと判りました。お正月は、ボーッとテレビなんか見ておる間に、しこしこ爪の甘皮を磨くのがよろしいようでございます、ハイ!!


大荒れの年末年始

2013年01月01日 | Weblog

 

新年、明けましておめでとうございます。しょうもない当ブログですが、2013年もお引き立てのほど、よろしくお願いをいたします。

そんな新年を寿ぐまことにおめでたい朝、おぢは巳年にふさわしい1本モノを生み落しましたです。正月早々まことに尾籠なことで申し訳ないけれど、あまりに美形なのでご報告いたします。

ま、そんなもんいちいち報告しなくてもよさそうなもんですけど…

新春を迎えたわが羊蹄山麓ですが、きのうから大荒れ。猛吹雪でござる。午前6時過ぎのいまも、雪がジャンジャン降っておって、外気温はマイナス10度。

つい先ほど道路除雪車が通りました。元旦というのにまことにご苦労さんなことでござる。

ふあふあの軽い雪がシャーッと路肩に跳ね飛ばされ、キレイに道路が除雪されておりまする。豪雪地帯の除雪はまことに迅速でスピーディー。

もっとも、しっかり道路を開けないことには住民は身動きが取れないことになってます。少し風がありますが、深雪ごっちゃりの元日なのでござる。

外へ目を向けてみますと、為替はいっそうの円安でござる。豪ドルは1ドル90円を超えておる。

去年3月につけた88円後半をあっさり抜き、2011年4月の89円も抜いておる

ってことで、この先は2008年4月につけた104円まで、ずんずん円安が進む可能性がありまする。

そんなことで、おぢの豪ドル預金、日に日に増えております。って、単なる絵に描いた餅ですけどね。解約して日本円に替えて確定しないことには差益も差損もありませぬ。

そんなことで、2013年、ある意味ウキウキしておりまする。株もこの先じゃんじゃん上がりそうだしね。

一方、輸入物価は値上がりし、田舎の必需品であるガソリンも、さらなる値上げが予想されるわけでござる。電気、ガスの値上がりじゃ。

「2~3%の適度なインフレ」に制御できるかどうか、安倍政権は、いきなりの試金石を迎えておりまする。

そういえば、オーストラリアから来ておるバーバラさんのご主人・デニスさん、安倍新政権についてもよく知っておったです。

で、「安倍総理は2%とか3%のインフレって言ってるけど、高齢者にとっては0%が1番!!」と申しておりました。

オーストラリアでは、長い間インフレに苦しんだそうで、ここ何年かは、物価が安定してきておるのだそうな。だから「インフレはノー」。

もっとも、オーストラリアでは金利が10%以上もあったりして、預貯金がジャンジャン増えたいい時代でもあったわけ。

翻って我がニッポンはというと、これまで住宅ローンを支払った方の中には、変動金利と低金利でメリットを受けた方も多い。だけど、インフレ社会ではズンズン金利が上がっていくわけで、住宅ローンはこの先固定金利が断然有利になる可能性大でござる。

いずれにせよ、2013年はデフレから脱却して、インフレ突入となりそうで、あれこれ考え方を大きく変えないことにはややこしい。

いまのうちにローンは固定金利に切り替えた方がお得でござる。

そんなことで、2013年、果たして好景気は来るのかね? 

あこれこれ期待もありますが、一方、安倍政権のおかげで、原発政策はいきなりの方向転換だそうな。

新規の原発建設も進める考えらしい。「新しい原発は安全」とのたまっておるけれど、津波対策はもとより、大地震への対応など、地震国ニッポンで安全に原発を動かすことなど不可能じゃ。

トイレのないまま原発を新規に建設し、再稼動するなど許せません。

この際安倍総理には「リベンバーフクシマ!!」と申しておきましょう。

大荒れの天気でスタートした2013年、政治も経済も荒れ模様???