私達の外側には無限広がる宇宙があります。
この宇宙は「ビックバン」というとてつもない爆発によって
誕生したと言われています。
最近、この説に少し追加された考えがあります。
それは、宇宙の誕生はビックバンによっては変わりませんが、
その時、私達が存在している宇宙だけが誕生したのではなく、
その他にも宇宙が誕生して、宇宙は複数存在すると言う説が現れました。
こうなると昔のSF映画にあったパラレルワールドの世界です。
もう何が何やら訳が分からない世界です。
英語の宇宙の意味であるユニバーサルには、
一つのと言う意味があるようですが、
この新説が事実だとすると、単語が変わる?
そして、私達の内側にあるのが意識と無意識。
この無意識も結構深く広いと考えられていて、
フロイトから始めりユングが唱えた集合的無意識の説が発展し、
深層無意識は全ての生物と繋がっているとなり、
さらには、宇宙の隅々にまで繋がっているとか。
これは複数の宇宙が存在すると言う説よりも、
もっと不確かな説であるとは思いますが、
無意識はとにかく広く深いと言うことを言っているのでしょう。
あくまでも一つの考え方です。
無意識が、そんな深くて広い世界だとすると、
群盲象を撫でる程度では済まされるはずはなく、
無意識の仕組みを、したりがおで語ること事態、
どうかということになる。
宇宙も無意識も今のところハッキリと良く分からんものなのです。
だから私が思うにはです。
心理療法の場合、心理療法を提供する側は、
無意識の仕組みなんていうの知ろうとするよりも、
眼の前のその人に何に対してブレーキをかけているのか、
何に対してアクセルを踏んでいるのかが分かることの方が大切で、
そして、心理療法を提供する側は、
相談者の訴えを何かの理論や知識を当てはめて考えても意味などなく、
何を伝えようとしているのかを聞きとる力と、
ブレーキとアクセルが何についてなのか、
紐解くために効果的な質問力の方がずっと大切なものだと考えています。
これも言うがやすしなんですが、
心理療法の進展が留まったように思える時には、
その答えは心理療法を提供する者の頭の中にはなく、
その解は、いつも眼の前のその人の中にあるものです。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計