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心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

無限ループ

2020年04月10日 | 雑感・愚見

1990年 イギリス北東部に住む女性が遺言で

王立動物愛護協会に自宅を売却したお金で

自分が飼っていた亀の飼育を依頼して認められました。

女性の親戚は、異議を唱えましたが

裁判所に却下されました。

 

女性と親戚の人達との関係はどうだったんでしょうね。

最後の最後に何かと世話になった親戚に女性が大きな裏切りをしたのか、

それとも女性から墓参りすらして欲しくないと思う関係だったのでしょうか。

 

女性と親戚の関係はどうか分かりませんが、

亀一匹の飼育費用は一般的なペットと比べて僅かなんでしょうけど、

犬や猫とは違って鶴は千年、亀万年ですから

仮に女性の自宅の売却金額が云千万円だったとしても

亀が万年生きたら王立動物愛護協会も足が出そうですね。

 

さてですが、神社や寺院を拝観した際に

数多くの鯉や亀が池に生息しているのを目にしていると思います。

 

あれは仏教の魚や鯉、鳥や獣を野に放ち殺生を戒める宗教儀式で、

あの池は、亀や鯉を放流するためのもので放生池と呼ばれていて、

その宗教儀式を放生会(ほうじょうえ)と言うのだそうです。

 

例年放生会を行っている神社や寺院は少なくなったようですが、

奈良の興福寺や京都の石清水八幡宮では

現在も行われているようです。

 

ただ毎年、放生池に長生きする亀や鯉を放流すると

直ぐに池が亀や鯉で溢れかえるんじゃないかと思うので

全くの私の考えですが、昔のように

おそらく儀式用として放生池から亀や鯉を捕獲したものを

再び、放流していると思っています。

 

昔は、放流用の亀を販売した亀屋なるものがあり、

放生会の参加者は、亀屋から亀を購入して放流して、

亀屋は客が放流した亀を捕まえて別の放生会の参加者に

販売する商売があったようです。

 

一見、純粋な信者をだまくらかして利益を得ている

アコギな商売のようにも思われますが、

放生会はあくまでも儀式なので放生会の参加者は、

亀を捕獲する手間が助かり、亀屋は手間代として利益を得るの

互いがウイン・ウインの関係だったのでしょう。

 

キャバ嬢がお客さんにプレゼントをねだりお店に連れていき、

キャバ嬢は、プレゼントされた高価なプレゼントを

後で同じお店に買い取ってもらい、買い取ってもらった商品を

また別のお客さんにねだりプレゼントをしてもらいの

無限ループとは意味合いが違うようです。

 

しかし、10万円のプレゼンとが3周りしたら

GDPの30万円アップに貢献となるのだろうか?

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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