1979年 イタリアのある刑務所の
38歳の囚人が面会時間に家族と共に
堂々と正門から逃亡しました。
あまりにも大胆に行われたために
看守らは見逃してしまったとのことです。
バレたくないことをやる場合に
怪しまれないように細心の注意を払いながら
隠密行動を取ることも一つの方法ですが、
大胆に堂々とやることでも
対象の人の目に捉えられることなく
やり過ごすことが出来ることも
良く知られているのですが、
実際に行うには、かなりの胆力がいります。
警察24時とか何とかの番組で
犯人が警官の姿やパトカーを目にして
態度が微妙に変化したことを
パトロール中の警官が捉えて逮捕しています。
犯人に胆力があれば警官の目を
すり抜けることができるのでしょうけど
千日滝に打たれたとしても難しいかも。
以前、食事を終えてから
お店の入り口まで普通に歩いて行き
お店を出てからダッシュして逃げた
無銭飲食者の映像を見たことがあります。
店員が男の行動を見ていなかったわけではなく
ガラス越しに男がダッシュする姿を見て
店員が慌てふためくのですが、
それまで何の行動もしていなかったんですよね。
前にも紹介させて頂いた有名な映像があります。
selective attention test
目の前で起きていることを
私達が如何に見逃してしまうかを
思い知らされた映像ですよね。
バレても元々だからと
試しにと思えるほど軽いことなら
まだやれるとしても
絶対にバレたくないような場合に、
やっぱ大胆な方法を選択出来る人は、
どれ位いるのだろうか。
悪い奴だけど、悪い行動には違いないけど
すげぇ!って思ってしまう自分がいます。
あんな大胆な行動を取れる人って
もう恐怖や不安を感じる神経が壊れているのか、
心の中で勇ましい曲が流れているのかもです。
行進曲 威風堂々