2020年8月 オーストリア・ウィーンで
警官の前でオナラをした男が
500ユーロの罰金を科せられました。
警察は、「明らかに挑発的だったので
公共の秩序を乱したと判断した。」
と警察は説明。
この逮捕劇には、ちょっとびっくり。
警察官は、社会の治安を守るために
身を粉にして働いている人達なので
敬意を持つべき人達だと思っています。
しかし、
尊敬と信頼を得る組織であってこそで
公権力を振り回し警察自らが
社会の秩序を乱す存在と化しているなら
話は別です。
ウイーンの警察官が
尊敬と信頼を得る働きをしているとしても
ふざけた態度や挑発的な態度をしたことを理由に
逮捕できるのはどうなんだろう?
気持ちは理解できますが
オナラを理由に逮捕が出来ることにびっくりですが、
逮捕された男性のオナラが
スカンク並みに強烈だったのなら致し方ないかもね。
逮捕するに至ったのですから
逮捕するに至るしっかりとした理由が
そこにあったのだと信じたいと思います。
日本の警察官は、私の知る限りにおいて
非常に無礼な態度を取る相手に対しても
やわらかで辛抱強い対応を
し過ぎている感があるんですよね。
なんか、学級崩壊の元凶の生徒に対する
学校の対応の仕方なんかもそのように
見えてしまうのは私だけなんでしょうか。
はみ出し者の人達なりの納得できない理由で
毅然とした態度や理屈で反論するのは
はた目からも観ることは出来ますし、
逆に善良なる人達や社会の秩序を保つためや
将来の国家を担う人材を育てるために
存在する人達が権力を振り回すのも
見てはいられなくなります。
善行や美学の土台がなく
我を通そうとするだけの態度や屁理屈は
美しくもなく強さもカッコ良さも感じられず、
ただただ見苦しく感じます。
絶対的な正しい匙加減はないので
難しい所ではありますが、
はみ出し者の人達の行動に美学を感じ取れるうちは、
その社会は、壊れてしまわないように思うのです。
スカンクVS犬