心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ズル

2021年08月22日 | 雑感・愚見

 

2000年、ドイツのベルリンマラソンで

参加者33名が失格になりました。

 

25㎞地点から地下鉄に乗車して「近道」し、

ゴール付近で再びレースに加わったため。

 

 

ベルリンマラソンは、

1974年に第一回大会が開催され

毎年4万人の参加者がいる大きな大会で

ワールドマラソンメジャーズの一つ。

 

報道機関も注目するレースで

不正をしたら直ぐにバレそうなものですが

まあ参加することに意義ありの

お祭り気分の人達も大勢いると思うので

軽い気持ちでやっちゃったのかな。

 

したことは駄目なことではあるし、

失格処分は当然だと思うけれども

コスプレや被り物をして

順位を度外視したランナーが参加するのを

許しているのだから

私は、やんちゃ坊主としてみるんですよね。

 

要はこの人達が何気分での

参加なのかだと思うのです。

 

以前、確か日本のテレビでも

取り上げられたと思うのですが、

258人の不正者が出た

中国深センのハーフマラソン大会も同じかな。

 

 

こちらの中国の大会の参加者は毎年1万6千人。

コースをショートカットした人が237人。

代打参加者が3名。偽番号札を付けてが18名。

 

上海のマラソン大会でも不正で

罰則を受けたのが4名。

男子選手のゼッケンをつけて出場して

自転車に乗っているのがバレた女性が一名。

 

自転車に乗って沿道の人達に手を振りながら

参加していたら笑ってしまいますし、

竹馬やローラースケートや

白馬に乗った王子様スタイルが出てきたら

もうエンタメ部門を創設しても良いかもね。

 

 

日本では不正ランナーはいないと

言いたい所ですが、

福島県のいわき市のマラソン大会で

60~69歳の部に神奈川県から参加して

優勝した男性の7㎞分ショートカットが

発覚して途中棄権処分。

 

もう1人は、

29歳以下の部で8位入賞した

福島県内の男性が

出場登録していた本人ではなく

その友人が走っていたことが発覚して

失格処分。

 

こちらは急遽出場できなくなった人が

出場権利を放棄するのはもったいないと

マラソン趣味の友人に

話しを持ち掛けたのだと思いますが、

 

出場登録者を変更できなかったのかな。

まさか入賞するとは思ってなかったのかな。

 

お祭り気分の人達が

不正をやったのならまあ笑えますが、

8位入賞の男性はともかく

 

優勝した男性はちょっとね。

ワイワイと楽しんでゴールしたら

優勝していたのかも知れませんが、

優勝を辞退せずに

そのまま表彰受けたら笑えません。

 

世界選手権やオリンピック等で

こんなことが起きたら前代未聞で

大事になりますよね。

 

 

オリンピックのボクシングや

ワールドカップで審判を買収して

その結果を喜べる国の人達には、

 

「勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、

 大切なのは過程です。

 結果だけなら、ジャンケンでいい。」

by 羽生善治

 

の考えや気持ちは多分一生理解出来ないし、

理解したいとも思わないんだろうと思う。

 

 

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