心の扉 神戸カウンセリング花時計

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京都 松花堂庭園Ⅱ

2022年06月02日 | 名所めぐり(京都)

 

松花堂庭園の外園の後一つの茶室の名称は『竹隠』

どうでも良い事ではあるのですが

茶室の並びが松・竹・梅とはなっていないんですよね。

 

内園の草庵『花堂』の松からだと

茶室『竹隠』、茶室『梅隠』となって

南から北へに松・竹・梅と綺麗に並ぶので

外園の茶室『松隠』は、最後に造られたのかも。

 

なんて勝手に想像を巡らせて一人楽しみます。

 

 

 

松花堂庭園 茶室『竹隠』

 

琵琶床の四畳半の茶室。

 

琵琶床とは、達磨床とも言って

昔は楽器『琵琶』を置くために

床の間の脇に少し高い棚が設けられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『楊梅』(ヤマモモ)

 

小学生の頃に同級生達と山に自生している

ヤマモモの実を収穫していたのですが

あれと同じ種の木なのだろうか。

 

ヤマモモを食べたことありますか。

独特の甘酸っぱい味で美味しいんですよね。

 

 

 

別館 松花堂美術館前

 

 

 

松花堂庭園 『女郎花塚』

 

八幡市には、頼風塚女郎花塚と呼ばれる二つの塚があり、

男山の東の住宅街にあるのが頼風塚(男塚)で、

ここ松花堂にあるのが女郎花塚(女塚)です。

 

人々が悲恋の結末を迎えた二人を哀れんで

二人の塚を設けたものらしい。

 

 

 

 

 

 

松花堂・書院庭園

 

ここから先が松花堂庭園の内園となるのですが

復旧工事中のため草庵『松花堂』と

その周辺のみの観賞となります。

 

 

 

草庵『松花堂』・書院庭園 玄関

 

特別公開期間の後は、再びしばらく閉ざされます。

次回の特別公開は未定で泉坊書院が復旧工事を終えて

内園が完全に公開されるのは数年先になりそうとのことです。

 

 

 

松花堂 前庭

 

 

 

松花堂 露地門

 

 

 

草庵『松花堂』

 

明治24年(1891年)に

男山から現在の場所に移築された

松花堂昭乗が隠居後に住んだ広さ二畳ほどの建物。

 

草庵とは、高潔な生活を志す者の脱俗的な侘住居

草葺ぶきの質素で小さな家のこと。

起きて半畳 寝て一畳 天下とっても二合半。

 

 

 

松花堂 石灯籠・手水鉢

 

男山から移築された草庵『松花堂』の周辺の石灯籠や

手水鉢、飛石等は、忠実に再現されているようです。

 

 

 

 

 

 

 

草庵『松花堂』は、

外園の3つの茶室とは時代感が違いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松花堂 かまど

 

昭乗の質素な暮らしぶりを釜戸からも想像できるのですが

これ大丈夫なんだ。こんな場所に釜戸を設けて。

簡単に火事になりそうで怖い。

 

 

 

松花堂 天井画

 

 

 

泉坊書院庭園

 

草庵『松花堂』と同じく

明治24年に男山から移築された泉坊書院は、

完全にメッシュシートで覆われていて

書院庭園は、草庵『松花堂』から

見える範囲のみですが観賞できました。

 

内園自体は、散策できそうではあるのですが

来園者の安全対策の為や復旧工事の妨げにならないよう

内園散策も中止しているのだと思われます。

 

小さな区域に多くの時間を滞在して

外園へと戻ります。

 

 

 

松花堂庭園 外園『椿園』

 

200本を超える椿園。

椿の花が咲く時期は圧巻の景色となるかも。

 

 

 

 

松花堂庭園は、約20,000㎡の広さがあり

庭園内の木々は手入れが行き届き美しい庭園で

今回の訪問では、泉坊書院は観賞出来ず

内園も散策も出来ずでしたが満足できる訪問となりました。

 

よく知られている松花堂弁当は、

昭和の初めに吉兆の創業者・湯木貞一氏が

昭乗の庵で行われた茶会で使用された

四つ切箱を見て考案したのが松花堂弁当。

 

今度、松花堂庭園を訪れた際は美術館を観賞し、

吉兆松花堂店で庭園を観賞しながら食事をし、

庭園を散策したいなあ。

 

 

 

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