1977年 兵庫県で夫婦を装い知人宅を訪ねたふりをして
100件もの盗みを繰り返した男女が逮捕されました。
驚くのは女の方は小学校の教員で、
男と愛人関係を続けるために従っていたとのことです。
私達ってそんなに立派な人間じゃないし、
脆い一面を持っているので
付き合う人によって自分の中の善の部分が引き出されたり
悪の部分が引き出されたり、
強い部分や弱い部分が引き出されたりしても
不思議ではありません。
とは言うものの
私達はいとも簡単に誰かの影響をもろに受けたり、
誰かに操れたりするような弱い存在でもありません。
強迫されたり強要されていたり、
特殊な環境で洗脳状態に陥ってない限りは、
最終の判断は、自らが判断を下していることになります。
窃盗犯の女については
情状酌量の余地はあるかとは思いますが、
小学校の教壇に立ち垣間見せる偏った価値観等によって
子供達に悪影響を及ぼしていないことを祈ります。
役者馬鹿なんて言葉がありますよね。
確かあれって普段はどうしよもない人間だけど
歌舞伎を演じさせるとピカイチだった
歌舞伎役者(名前は忘れました。)のことを
庶民が肯定的な意味で役者馬鹿と呼んだのが最初だったはず。
それと同じで共犯の女の普段の人格が子供達に教えるだけの
人格の持ち主とは程遠くとも教壇に立ち教員の立場に立ち、
立派に教員の役割を果たしたことに期待したいですね。
普段の性格は最悪。でも道徳、倫理、勉強の教え方は一流。
普段の性格は最高。でも全てにおいて教え方は三流。
学ぶならどっち。私なら最初の人かな。
しかし、男女ともに付き合う異性によって
人が変わるなんて言われますが、
食事の時の食べ方一つで気持ちが冷める恋愛もあれば、
盗みに手を貸してくれとまで言われても
冷めない恋もあるんでしょうかね。
これはもう恋愛感情というよりも
依存かなと思ったりします。