この写真は、実際に存在する女性の写真ではなくて
CGによって作成された画像なのだそうです。
かなり可愛いし、ビックリする位に良く出来ていますよね。
2019年1月、千葉県などに住むナイジェリア人と
カメルーン人の男が福岡県に住む50代の女性から
現金数百万円を騙し取った疑いで逮捕されました。
このような恋愛感情や情を利用して現金を搾取する事件を
国際ロマンス詐欺と言うのだそうです。
被害に遭った女性は、一度も本人と直接会ったことがなく、
どこの誰かはメールによる情報のみで
よくもまあ多額の現金を振り込むものだと驚きます。
有り得ないと思われることを被害者がしてしまうのは、
詐欺師が計算し尽くされた手法を駆使しているのでしょうね。
日本人の人を信用する社会性ゆえに被害者が多発するのか、
日本に限らずに外国でも同じような詐欺被害が
多発しているのか分かりませんが、
よくもまあ、わざわざよその国にまで出向いて
その国の善良なる人達をへらへらと騙す輩には、
地獄の業火に焼かれてしまえ!とまで怒りを覚えます。
この詐欺は、男性が全く関係の無い男性の写真を使用したりして
別人になりすまして女性を騙す手口のようですが、
さらに被害者が心理的に悲惨な気持ちになりそうなのが、
1995年の中国で
男が女性の名で結婚相手を募集する広告を出し
詐欺を働いた逮捕されました。
判明しているだけでも犯人の男は、
4千人もの男性から10万元を搾取したようで
この額は当時の中国の平均年収の20倍にあたります。
この男性を騙した詐欺事件の犯人は
異性の女性ですらありません。
被害に遭った男性達は、騙されたショックに加えて
同性の男性が犯人のダブルのショック。
同性の男性に鼻の下を伸ばしていたなんて分かったら………。
一昔前なら貼り付けられた写真を画像検索にかけて
怪しさの度合いを調べる余地もあったかと思うのですが、
今や最初の画像のようにCGの技術があれば
世界の何処にも存在しない架空の人物を
静止画だけでなく動画の映像を見ても違和感なく
作り上げることが出来るようになってきたのが怖い所です。
私も騙されないように気を付けてはいますが、
足が生えた生ゴミが外からやって来るような時代のようなので
私が騙されるときは、
せめて実際の綺麗な女性であって欲しいなあ。