2018年
イギリスのケント州の離婚調停中の35歳の男が、
妻に「最後に一度だけ抱きたい。」と
メールを送りました。
それを拒否された男は、激怒して
5日後に妻を絞殺して逮捕され終身刑に。
未練ある方が思いがちなことだと思うのですが、
それを相手に伝えるなんてことは、
かなり情けない態度であるし、
仮に伝えたところで
90%以上の確率でNOであるだろうし、
事態を余計に悪化させるであろうことを
十分に理解し覚悟して伝えるのなら
良いんじゃないかと思ったりします。
まずあり得ないですがOKをもらっても
想い人が戦地に赴く前の日のような
情熱が迸る一夜のようになるはずもないので
その心の渇き、心の穴は、
到底一夜の契りでは潤わないだろうし、
塞がらないと思われるので
最後の一回が、もう一回と
なりそうな気がするんですよね。
上の様な極端な事件を起こす人物は
そうそう出くわすことはないかと思うのですが、
被害者の女性が拒否しなかったら
殺害されてなかったと考える人もいたりして、
それだと妻は、
永遠に苦痛の日々が続くことになるだろうし、
最後の約束で会ったとしても
2回目がないことを理解した男は、
その場で凶行に及ぶ危険性もかなりあるかと。
何でも始めるより終わらせる方が難しいとも言いますが、
どうであれなんであれ絶対的に綺麗に終わらせる方法が
あれば良いんですがね。
危険な別れを告げる前に
自分の身を守るためにも
相手の男が幻滅するような所をあえて見せて
相手の気持ちが離れるように
仕向けるのも一つの方法ですが
上の様な独占欲の強く自己中心の男の場合は、
相手の気持ちが離れるような行動を取り始めると
自分の思うような行動を取るようにと
恫喝や暴力で支配的になるだろうから
上手く行かないこともあるように思います。
危険な香りを纏う男性は、女性にとって
魅力的に感じる場合あるようなので
まあ簡単ではありませんが
鋭い牙が放つのが頼もしさと優しさの香なのか、
傍若無人な牙が放つ危険な香りとの違いを
感じ取り見分けられる必要があります。
ただ獲物を狩る側の生き物達と
狩られる側の生き物達の眼が違うように
人間も言葉遣いや装いを繕うことは出来ますが
眼の奥にあるものを言葉や装いで繕うことは
かなり難しいように思うんですよね。
ただ恋は盲目なんて言われるので
盲目になるとなあ。
簡単な言葉や装いに目が奪われてしまうからなあ。
眼は全てを語る(騙る)