心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

③神戸旧居留地巡り

2021年01月04日 | 名所巡り(兵庫)

 

神戸旧居留地 オリエンタルホテル

 

日本最古級の西洋式ホテル『オリエンタル・ホテル」の

現在の建物は5代目の建物で、

開港間もない神戸でオランダ人が

神戸外国人居留地79番地に外国人専用ホテルとして

開業したのが始まりとされています。

 

 

 

 

3代目の建物は、第二次世界多選の神戸大空襲で取り壊し、

4代目の建物が阪神淡路大震災で大きな被害を受けて

一時休業後に廃業となり建物は取り壊され

125年の歴史に幕を下ろすことになりました。

 

 

 

 

2008年に旧『オリエンタル・ホテル』のあった

神戸旧居留地25-26番に三井不動産が参画することになり、

複合商業ビル『神戸旧居留地25番館』内において

2010年にホテルを新規開業しました。

 

 

 

 

「一度で良いから見てみたい 女房がヘソクリ隠すとこ。」

by歌丸

じゃないけれど一度で良いから宿泊してみたいなあ。

 

 

 

神戸旧居留地 三井住友銀行

 

この建物の前の道路は、神戸ルミナリエのメイン会場となる

東遊園地へと繋がる道路なので毎年夜に目にしているのですが、

この三井住友銀行の建物がこれがまたまあ

大銀行の威厳を見せつけているかのように立派です。

 

 

 

旧居留地 平和ビル

 

1998年2月に建てられた平和ビルも

歴史的建造物ではありませんが、

神戸旧居留地に調和したデザインとなっていて、

ちょっと気になった建造物だったので

少し道草的になるのですが立ち寄ってみました。

 

 

 

 

 

 

宮城道雄 生誕の地の碑

 

平和ビルから東へ向かい浪花町筋へと出て

南へと少し歩くとありました。

お正月定番の曲『春の海』を作曲した宮城道雄生誕の地の碑。

 

この碑の前に建つと『春の海』の曲が

流れると聞いていたのですが流れません。

センサーがどこだと両手を色々と動かしても流れない。

諦めかけた時に曲が聞こえてきました。

街の喧騒に埋もれてしまう小さな音量。

音が小さ過ぎるぅ。

 

 

 

旧居留地内の門柱 【史跡】

 

68番館の門柱は、明治15年頃に68番に住んだ

エッチ・ショニングの住居前にあったものと考えれています。

写真の門柱は、68番館のそれとは違いますが、

旧居留地には、このような門柱がいくつか残っているようです。

 

 

 

神戸旧居留地 高砂ビル

 

1949年(昭和24年)に株式会社高砂商行が建てた

7階建てのビルで江戸町100番地に建っていることから

ビルの壁面には『100BAN』の文字が描かれています。

 

このビルは、映画などのロケ地としてもよく利用されていて

2009年公開された『アウトレイジ』は、

4階の402号室内で撮影が行われたようです。

 

 

 

神戸旧居留地 108番近藤商店【史跡】

 

古い建物の煉瓦造りの窓周りが伊藤町に残されています。

道路沿いにドラえもんの『どこでもドア』のように立つ窓枠。

 

窓枠には重量を支えるために御影石を三角に組んで載せていて

煉瓦は、現在のものより薄いものが用いられています。

社名板は昭和8年頃のものだそうです。

 

 

 

東遊園地

 

神戸ルミナリエの時は、ここがメイン会場となります。

階段を上がって右側の広場にスケールの大きな電飾が輝きます。

 

 

 

神戸旧居留地 124番の碑【史跡】

 

プレートが埋め込まれていなければ

普通の煉瓦塀にしか見えませんが、

124番の現在の東町、背中合わせの119番が伊藤町で、

この二つの土地は税関に近いことから

赤レンガの倉庫として使用されていました。

 

第一次世界大戦で外国人商人が引き揚げたのちに

兼松商店が修復した本店の通用門跡が残されています。

 

 

 

神戸旧居留地 日本真珠会館

 

1952年(昭和27年)

鉄筋コンクリート造り4階建て/地下1階。

1階に黒御影石、2階以上に乳白色のタイルを用いています。

 

旧居留地のはずれにある日本真珠会館は、

震災の影響を受けずに現在も当時の姿を残していて

近代化産業遺産及び国の登録有形文化財に登録されています。

 

私の美眼センサーには歴史的建造物と言うより、

経年劣化した古ぼけた建物としか映らないんですよね。

 

 

 

神戸税関 本関

 

1927年(昭和2年)鉄骨鉄筋コンクリート造り

旧館ー地上4階建+塔屋4層/新館ー地下1階、地上10階建。

現在の建物は3代目で

1998年(平成10年)に改築されたもの。

 

2代目の庁舎が阪神淡路大震災で半壊しましたが、

外観や内部のホールは、ほぼ完全な形で保全されています。

 

神戸税関の建物は、神戸旧居留地から

道1つ分だけ外れた場所にあるのですが、

神戸旧居留地の歴史的建造物とさせてもらいました。

前に日本一短い国道を訪ねた時に一度訪れています。

 

 

 

神戸税関 本関 行幸記念碑

 

昭和天皇が昭和4年に初めて神戸に行幸され

昭和4年6月7日に神戸税関にも立ち寄られています。

昭和4年10月に神戸税関に行幸記念碑が建立されました。

 

 

 

デザイン・クリエイティブセンター神戸

 

神戸税関の建物の道路を隔てた東側にあります。

1927年(昭和2年)に竣工された旧館と

1932年(昭和7年)に竣工された新館からなる建物で

かつては生糸検査所として利用されていた建物。

 

他の建物を見逃してしまっているかもしれませんが、

今回の神戸居留地の歴史的建造物巡りは、

ここで終了となります。

 

 

歩き続けてお腹が丁度いい具合に減ったので

今回も前回に引き続いて

ラーメンを食べて帰るつもりなのですが、

行くお店は決めていました。

 

 

 

神戸ラーメン第一旭

 

今回、訪ねたのは神戸に昔からある

ラーメン店の神戸第一旭です。

 

京都で有名なラーメン第一旭から

暖簾分けの創業のようで

神戸で長く愛されてるお店です。

 

昔は会社の同僚と飲んだ帰りに良く立ち寄っていたんですが、

三ノ宮界隈で飲む機会が減り東京へと拠点を移したこともあり、

第一旭のラーメンを食したのは随分と前のことになります。

 

 

 

神戸第一旭

 

神戸ラーメン第一旭のお勧めを味噌と言う人もいるようです。

味噌も1度は試してみたい気もしますが、

私の口が求めるのは第一旭の醤油ラーメンなんですよね。

 

まずはスープを一口。うっすらとした舌の記憶では、

もう少し厚みがある味だったように思うのですが、

味の方向性は、昔食べてた頃の味と同じ感じ。

 

洗練された感じのラーメンでは無いと思うのですが、

これが美味いんですよね。これやっぱ好みやわ~。

冷えた身体に暖かみと味が沁み込んでいくぅ。

1週間したら身体がまたこの味を欲しがる感じの味です。

 

まあ個人的な感想であり好みでしかありませんが………。

 

神戸旧居留地巡りで歴史的な趣のある建造物を眼と肌で堪能して、

帰りに神戸の歴史あるラーメン第一旭で舌とお腹を満たす計画。

これはもう完璧でしたね。

 

皆様、今回も私の趣味にお付き合い下さり

ありがとうございました。

 

次回の名所巡りについて現時点では何の予定もありませんが、

風の吹くまま気持ちが求めるままに出発するつもりですので

その際は、またお付き合い下されば嬉しく思います。

 

 

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